オランダ
オランダ観光
運河のある街並や絵本のような風車のある景色

【オランダ】アムステルダム再開発地区のヒップな立ち寄りスポット

取材・写真・文:

フィンランド在住

2017年12月12日更新

746view

お気に入り

写真:Globe Hopper

アムステルダムといえば運河、美術館、王宮エリアなど旧市街の観光地が定番ですが、建築やデザインでも世界を牽引するオランダ、実は割と新しい再開発地区に訪れたいヒップなスポットがあります。今回は、休憩にぴったりな再開発地区のスポットを2か所ご紹介します。

この記事の目次表示

旅の足は自転車!

オランダといえば、ゴツイママチャリのような自転車"ダッチ・クルーザー”発祥の地。トラムやバスもいいですが、ホテルや市内のレンタル店で自転車を借りて回るのがおすすめです。旧市街は交通量も多く道も狭くて気をつけて運転する必要がありますが、再開発地区の方は自転車レーンもゆったりです。

  • 写真:Globe Hopper

それでは再開発地区のおすすめスポットをご紹介していきましょう。

宿泊もできる元・刑務所!? Lloyd Hotel & Cultural Embassy

ロイド・ホテル&カルチュラル・エンバシー(Lloyd Hotel & Cultural Embassy)は、イースタン・ドックランズ地区にあります。元々荒れぎみの港湾地区だったところが、再開発計画で生まれ変わり、カラフルな新しい建物が並んでいます。

  • 写真:Globe Hopper

ロイド・ホテルはヨーロッパから南アメリカに向かう移民船の待合宿泊所だった建物。難民収容センター、刑務所、少年院として使われた時期もあり、中は小さく区切られた部屋がひしめく独特のつくりです。

  • 写真:Globe Hopper

これが2004年、オランダを代表するトンがった建築家集団MVRDVの手によって改装され、再オープン。117室のユニークな客室と、宿泊客以外にも開放されているカフェ・レストラン、図書館、イベントスペースを持ち、歴史を伝えながらオランダの現在カルチャーを発信する場に生まれ変わりました。

ちょっとものものしいレセプションや廊下など、元の建物の雰囲気を残しながらも、あちこちに置かれたアートやユニークなデザインの家具が絶妙にミックスされ、古いものも大切にするけれど、変化を恐れず、異文化に寛容で、自由でユーモアのあるオランダのきっぷを感じるインテリアになっています。

  • 写真:Globe Hopper行ったことないけど、刑務所っぽい?レセプション
  • 写真:Globe Hopperレトロなタイル張りの廊下

今回は宿泊せずカフェでひとやすみ。吹き抜けの気持ち良い空間で朝から晩まで食事もでき、お酒も飲めます。街中ブルワリの記事でご紹介した地ビールもちゃんと置いてあり、店員さんの一押しでした。

この古木をエポキシ樹脂で覆ったテーブルは東京のブルー・ボトル・コーヒー店舗の設計などを手がける日本人建築家・長坂常さんの作品ですね!

  • 写真:Globe Hopper

ちょうどお昼時で人であふれていたテラス席も気持ち良さそうです。

ロイドホテル&カルチュラル・エンバシー
オランダ / ホテル
住所:Oostelijke Handelskade 34, 1019 BN Amsterdam, Netherlands地図で見る
電話:020 561 3677(ホテル予約は 020 561 3607)
Web:http://www.lloydhotel.com/

童心に帰れる大人の遊び場 The Butcher Social Club

アムステルダム中央駅からエイ河を無料フェリーでひょいと渡ると、最近ヒップなエリアとして注目を浴びているアムステルダム ノールト(Amsterdam Noord)です。もちろん自転車も一緒にフェリーに乗せることができます。

ザ・ブッチャー・ソーシャル・クラブ(The Butcher Social Club)は、2016年にオープンしたばかりのアムステルダムの再開発高層ビルA’DAM Torenの1階にあります。上階にはスカイバー・レストラン、展望台に高層ブランコ(!?)、その下にオフィス階とデザイン・ホテル階がある複合施設です。

360度ガラス張りの店装はニューヨークのデザイン事務所ICRAVEの手によるもので、上階のオフィスで働く人、ホテルの宿泊客、その他の訪問者が一同に交流できるような場を目指して作られています。

  • 写真:Globe Hopper全面ガラス張りで開放感たっぷり。

夜にはDJが入り、週末は終夜営業。アムステルダムだけで4店舗を展開している人気ハンバーガー店The Butcherが飲食メニューを提供しており、しっかりご飯にも、午後のお茶にも、軽いおつまみと一杯にも対応可。旅の途中の休憩にもぴったりです。

  • 写真:Globe Hopperオリジナルカクテルも充実!

自転車のホイールをアップサイクルしたテーブルや、パトリシア・ウルキオラがMorosoから発表したTropicana シリーズのコクーンチェアなどアイコニックが家具がさらっと置かれ、2階へ続く階段にはウォールグリーンに地元のアーティストの作品。

  • 写真:Globe Hopper

日の差し込む窓際にはアーケイド・ゲームやプール・テーブルがあり、Social Clubの名の通り仲間と来ても、その場で新たに出会った人とも盛り上がりそうな仕掛けもされています。

  • 写真:Globe Hopper奥にちらっと見える卵型のカラフルなのがTropicaliaチェア!

フェリーを降りてすぐの水際には、このA'DAM Torenの他にもネモ科学技術館(NEMO Science Museum)アイ・フィルム・ミュージアム(Eye Film Institute)と言った建築も展示も面白い文化施設もあり、自転車で少し走れば運河沿いに牧歌的でレトロなエリア、NieuwendammerdijkとBuiksloterdijkの家々を見ることもできます。

ザ・ブッチャー・ソーシャル・クラブ
オランダ / その他スポット / ハンバーガー
住所:Overhoeksplein 1 1031KS Amsterdam地図で見る
電話:020 215 95 15
Web:http://the-butcher.com/socialclub/about/

おわりに

ただでさえ人口過密なアムステルダム、古い路地が入り組んでいるところに観光客も多い中心地は息が詰まってしまうし、飲食店やショップの入れ替わりがあまりにも早すぎて落ち着かない。自転車レンタル店のお兄さんをはじめ、地元の人はそんな中心地ではなく、ここノールト地区がのんびりしていてアムステルダムっぽくておすすめ!とのことでした。

他にも見所のたくさんあるアムステルダムですが、滞在スケジュールに余裕のある方や、2度目以降に訪れる方、観光地すぎないアムステルダムを覗いてみたいという方は、ノールト地区へ足を伸ばしてみるのをおすすめします!

オランダの旅行予約はこちら

オランダのパッケージツアーを探す

オランダのホテルを探す

オランダの航空券を探す

オランダの現地アクティビティを探す

オランダのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※この記事は2017年12月13日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


オランダの人気観光スポットTOP25!旅行好きが行っている観光地ランキング

アムステルダム中央駅や国立美術館をはじめとするオランダの観光スポットの中で、トリップノートの6万3千人の旅行好きトラベラー会員(2020年9月現在)が実際に行っ...


オランダの風車おすすめスポット5選!

オランダを象徴する風車は、観光するの絶対に見ておきたいものですね。2019年時点で約1,000基の風車がオランダにあると言われていますが、その中でも特に見応えの...

ヨーロッパで人気の国10選と観光スポットガイド!初めてのヨーロッパ旅行にもおすすめ

ヨーロッパの全54カ国のうち、特に旅行者に人気の国を厳選!各国で外せないおすすめ観光スポットもあわせてご紹介します。とくに初めてのヨーロッパ旅行を検討中の方は要...

【オランダ】閲覧注意! ハーグ・拷問博物館

オランダの政治首都、ハーグ(Den Haag)は、400年以上前からオランダ国内でその役割を担ってきました。それを証明するのが、犯罪者や謀反者を罰してきた拷問の...

知っておきたい!オランダ観光でオススメの都市12選

オランダは小さな国ですが、意外とたくさんの見どころがあります。有名なスポットはもちろん穴場的な場所も含めて、オランダを観光するのに知っておきたい、オススメの都市...

この記事を書いたトラベルライター

旅の楽しみは、気の向くままの寄り道とその土地の美味しいもの、そして昼からの”ちょっと一杯”
父の転勤について国内6拠点で育った根無し草。アメリカ・アリゾナ出身の夫、南アフリカ・ヨハネスブルク在住の妹、トルコとメキシコにも親族ができ、と気づけばボーダーレスな根無し草に。自身も2017年に東京を飛び出してフィンランドへ。

国内・海外ともに、旅の目玉をひとつ決めたら、地図と交通ルートをザックリ掴んであとは現地の直感まかせ、そんな時間に追われすぎないヴァケイションが好きです。そして、日々の生活を離れる旅ならではの楽しみといえば、明るいうちからの”ちょっと一杯”。昼酒・昼呑みトラベラー目線の情報もたくさんお届けできたらと思っています!

【台湾】リピーターにおすすめ!高雄から行ける極上ビーチ・墾丁

日本から週末や3連休でも気軽に行ける距離で、食べ歩き、温泉、茶藝館に渓谷ハイクまで、楽しみかたも多彩な人気の旅先、台湾。台北や九份といった王道の行き先から始まり...


【北イタリア】ピエモンテ・ブラのスローフードな1日

北イタリア・ピエモンテ州の小さな街ブラは、地産地消で美味しいものをゆっくり味わう”スローフード”運動の発祥地。歩いて回れる範囲に、スローフードを知り、味わい、買...


最高のおもてなし列車!?「リゾートしらかみ」号でゆく夏の東北

旅の最中だからこそ、普段できない”ちょっと昼から一杯”をしたい昼呑み派トラベラーにとって、車旅行は腰が重い。でも、車でないとアクセスしづらい場所にも行きたい…。...

【オランダ】アムステルダム "街中ブルワリー"のすすめ

ワイナリー、蒸留所、酒蔵…。お酒の仕込みをするところって街から離れたところにあると思いこみがちですが、世界のあちこちでトレンドになっているクラフト・ビールは、マ...

【北イタリア】車で行こう!アグリ・ツーリズモで巡るピエモンテの小さな村々

日本にも田舎にしかない風景があるように、海外でも車だからこそ行ける場所、体験できることがあります。今回は、イタリアで盛んな”アグリ・ツーリズモ”で、ワインやチー...

トラベルライターアワード受賞結果発表トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

アプリ「Pokke」でオランダの音声ガイドを聴く

オランダの観光スポットの音声ガイドをアプリ「Pokke」で聴くことができます。

旅行前にダウンロードしておけばオフラインでも使える!
プロのガイドに案内されるように旅を楽しめる!

Pokkeについて

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります