【京都】京の台所「錦市場」 地元民もついつい通ってしまう！お店5選

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• 錦市場とは
• 地元民がついつい通ってしまうお店をご紹介
•    【1】70年の歴史！絶品の出汁が楽しめる鍋焼うどん「冨美家」
•    【2】食べ歩きに最適！豆腐スイーツ「こんなもんじゃ」
•    【3】漬物といえばここ「打田漬物錦店」
•    【4】安い！ウマい！人が絶えないたこ焼き屋「カリカリ博士」
•    【5】立ち飲み屋「賀花（がばな）」
• おわりに

錦市場とは

• 写真：トラベルライター

京都の真ん中、四条通の一本北を通る錦小路通に位置する商店街です。幅は3.2～5mなのに、長さは高倉通から新京極通まで東西390mという、まさに京の町を象徴するような細長さです。発祥は平安時代、というところがいかにも京都ですよね。

西の端（高倉通）は「地下鉄四条駅」もしくは「阪急烏丸駅」から徒歩5分ほど、東の端（新京極通）は「阪急河原町駅」から徒歩5分ほどです。

地元民がついつい通ってしまうお店をご紹介

【1】70年の歴史！絶品の出汁が楽しめる鍋焼うどん「冨美家」

地元でも熱烈に支持されるうどん屋です。人気の秘密は味と値段。特に出汁は絶品です。名物は「冨美家鍋」。鍋焼きうどんのようですが、こだわりが凄いんです。

• 写真：トラベルライター

透きとおった汁を一口すすると、上品な香りと甘み、奥深いコクがしみじみと体に染み込むようです。素材を惜しまず、天然の利尻昆布で香りや甘みを引き出し、また旨みとコクを出すために鯖、うるめ、宗田かつおといったそれぞれ特長の違う削り節を使っています。

高級和菓子に使う米・羽二重餅を蒸して手作りしたおもちは、とろけるようですし、原木栽培の椎茸を使った煮付は「シイタケってこんなに美味しかったのか」と認識を改めるほど、香りと歯ごたえが最高です。

これで670円とは、京都の職人の心意気をびしびしと感じます（写真は、炊き込みご飯と小鉢のセットで870円）。

【2】食べ歩きに最適！豆腐スイーツ「こんなもんじゃ」

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「京とうふ藤野」さんが直営するスイーツ店。豆乳ドーナツ（300円）は素朴ですが、揚げたてはやっぱりおいしいんです。優しい甘さの豆乳ソフトクリーム（300円）もあり、どちらも食べ歩きにぴったり。スイーツ以外にも、本格的なおぼろ豆腐や生湯葉の刺身も気軽に食べられます。

• 写真：トラベルライター

閉店間際は揚げたてドーナツの販売が終了してしまうので、ご注意ください。

【3】漬物といえばここ「打田漬物錦店」

• 写真：トラベルライター

筆者が京都に引っ越してきた当初、漬物をどこで買えばいいか悩んだとき、地元の方に教えてもらったのがこの店でした。種類が豊富で選ぶのにも悩みますが、人気ベスト3は「1位 千枚漬、2位 聖護院大根、3位 長いもわさび味」だそうです。

特に、長いもわさび味（540円）は、しゃくしゃくした歯応えとピリ辛がたまりません。

【4】安い！ウマい！人が絶えないたこ焼き屋「カリカリ博士」

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いつも賑わっているたこ焼き屋さん。関西の粉もんはやはりレベルが高いです。

「カリカリ」という名前ですが、中身は「トロトロッ！熱々！」です。様々な国の観光客と地元のおばさまが、一緒にベンチに座って食べている光景が見られたりします。

• 写真：トラベルライター

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• 写真：トラベルライター

ジャンボたこ焼き6個で200円という価格が嬉しいですよね。写真は「ねぎぶっかけ（260円）」です。その他、「抹茶塩たこ焼き（350円）」など、京都らしい変わったメニューもあります。ぜひトライしてみてください。

【5】立ち飲み屋「賀花（がばな）」

• 写真：トラベルライター

隣の漬物屋「錦・高倉屋」の店主であり、京都の伝説的な酒場ライターであるバッキー井上さんが経営する立ち飲み屋です。運がよければ本人に会えることもあります。

昼から飲める、というか、錦市場のお店は夕方になるとたいてい閉まってしまいます。

• 写真：トラベルライター

生ビールは400円。京都はもちろん、実は隠れた名産地である滋賀の日本酒も楽しめます。肴も「だし巻き玉子（250円）」をはじめ、安くて種類が豊富です。錦市場の関係者が立ち寄ることもあるので、仲良くなったら地元の情報を入手できるチャンス！

おわりに

錦市場は、朝9時から夕方6時頃まで営業している店が大半です。遅くなると閉まる可能性がありますのでお気をつけください。

また、アーケードになっているため、旅行中にあいにく雨になった場合でも気軽に楽しめます。逆にいえば混む可能性が高まるとも言えます。

他にも数えきれないほどの店があります。直感と偶然による出会いもまた旅の醍醐味ですよね。ぜひ果敢にトライして、お気に入りを見つけてください。