「おんせん県おおいた」を自称する大分県。湧出量・源泉数ともに日本一を誇り、別府や湯布院を始めとした数多くの温泉地を有します。量だけでなく、泥湯、炭酸温泉など泉質が豊富なのも特色です。温泉が多く泉質も豊富という大分県の特徴を目で見て理解するには、別府地獄めぐりがお勧めです。奈良時代の地誌である『豊後風土記』にも記録が残る、8つの個性的な地獄をめぐってみましょう。
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別府地獄で最大の広さ!コバルトブルーの海地獄
別府地獄の中でも最大の規模を誇る海地獄。1300年前に鶴見岳の爆発によって誕生しました。清涼感のあるコバルトブルーの色をしていますが、美しさとは裏腹に温度は98℃もあります。
海地獄の手前にある「れすとらん海」では大分名物だんご汁に大量の唐辛子がふりかけられた地獄だんご汁が味わえます。その辛さは、店員さんが注文の時に「本当によろしいですか?」と忠告するほど。自信がない方は普通のだんご汁を選びましょう。
- 海地獄
- 大分 / 観光名所 / 女子旅 / インスタ映え
- 住所:大分県別府市鉄輪559-1地図で見る
- 電話:0977-66-0121
- Web:http://www.umijigoku.co.jp/
- カフェテリア 海
- 大分 / 郷土料理 / ランチ / ご当地グルメ・名物料理 / とり天
- 住所:大分県別府市鉄輪559-1 海地獄内地図で見る
- 電話:0977-66-0121
- Web:http://www.umijigoku.co.jp/restaurant.htm
灰色の泥が噴き出す鬼石坊主地獄
鬼石坊主地獄は、その名の通り熱せられた灰色の泥が坊主頭のようにボコッ、ボコッっと湧き出てくるのが特徴の地獄です。泉温は99℃もあります。
明治時代に坊主地獄の名で観光名所として栄えましたが、1950年代後半に一度閉鎖されます。2002年に鬼石坊主地獄と名を変えて観光名所として復活を果たしました。
- 鬼石坊主地獄
- 大分 / 観光名所 / 女子旅
- 住所:大分県別府市鉄輪559-1地図で見る
- Web:http://www.beppu-jigoku.com/bouzu/
動物たちの楽園!?山地獄
山地獄も、その名の通り山のいたるところから湯気を噴き出していることから名づけられた地獄です。
地熱を利用してカバやカピバラ、ウサギなどを育てており、小さな動物園のようになっています。
- 山地獄
- 大分 / 観光名所
- 住所:大分県別府市鉄輪御幸6組地図で見る
- 電話:0977-66-0647
- Web:http://www.beppu-jigoku.com/yama/
小さい地獄が6つも!かまど地獄
かまど地獄は、小さい地獄が6つもあります。粘性の泥がボコボコと噴き出す地獄、その時によって海地獄のような色になったり緑になったりする地獄など、どれも個性的です。
- かまど地獄
- 大分 / 観光名所 / 女子旅 / インスタ映え
- 住所:大分県別府市大字鉄輪621番地地図で見る
- 電話:0977-66-0178
- Web:http://kamadojigoku.com/