【大分】「出会いと五感のミュージアム」OPAMで一日アートを楽しもう！

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• 子どもと一緒に行ける美術館OPAM
•    入館はなんと無料！
• OPAMのコンセプト
•    コンセプト①「五感で楽しむことができる」美術館
•    コンセプト②「出会いによる新たな発見と刺激のある」美術館
•       アート＆デザインの大茶会（平成30年6月15日～7月22日）
• 充実の館内施設
•    オシャレな雰囲気の情報コーナー
•    子どものためのエリア
•    ミュージアムショップやカフェ
• OPAMまでの行き方
•    車での行き方
•    大分駅からの行き方
• 最後に

子どもと一緒に行ける美術館OPAM

大分県立美術館OPAMは、子どもから大人まで楽しめる美術館として、大分県民にとても親しまれています。2015年に新しく開館した美術館で、コンセプトは「五感のミュージアム」と「出会いのミュージアム」です。

• 写真：46kana

外観は近代的なデザインで、アトリウムの道路側はなんとガラス水平折戸で開閉可能となっています。ガラスを開放することで街と美術館が一体化するという意味があり、美術館コンセプトへのこだわりが見えます。また外観だけでなく、美術館の居心地の良さからも大分一押しのスポットです！

• 写真：46kana

内部はとても広々としており、開放的な空間がとても居心地が良く、一日ゆっくり過ごせる美術館と言っても過言ではありません。この美術館の設計を手掛けたのは建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した経験を持つ坂茂（ばん・しげる）氏。アートはもちろん建物にも注目の美術館です。

• 写真：46kana

入館はなんと無料！

• 写真：46kana

なんとこちらの美術館の入館料は無料なんです。期間限定で行われる展覧会のみ観覧料が必要ですが、その他のエリアには自由に入ることができます。

OPAMのコンセプト

コンセプト①「五感で楽しむことができる」美術館

訪れた人たちに五感で楽しんでもらいたいというコンセプトのもと造られたOPAM。たまご型のオブジェがトレードマークとなっており、触っても押しても転ばないオブジェとして大人気です。訪れた際にはぜひ思いっきり押してみてください！

• 写真：46kana

この色彩豊かで独創的なオブジェを造ったのは、オランダのデザイン界の貴公子とも呼ばれているマイセル・ワンダース氏。2015年の美術館の開館にあわせて制作され、今もなおOPAMの代表的なアート作品として知られています。

• 写真：46kana

子どもたちは夢中になってこのオブジェを押し、大人たちはその個性的で華やかな姿に釘付けに！大人も子どもも感動で笑顔になれる作品です。

コンセプト②「出会いによる新たな発見と刺激のある」美術館

2つ目のコンセプトのキーワードは「出会い」。「出会い」をコンセプトにした展覧会を通して、新たな発見や刺激を受けられる美術館です。館内では毎月様々な展覧会が開かれますが、過去には子どもから大人まで大人気の「ジブリ大博覧会」や大人の芸術作品である各コレクション展、さらには「日展」まで幅広い展覧会が開かれました。

アート＆デザインの大茶会（平成30年6月15日～7月22日）

• 写真：46kana

• 写真：46kanaマイセル・ワンダース氏の作品

筆者が訪れた時に開かれていた企画展は「アート＆デザインの大茶会」です。この展覧会は平成30年10月6日～11月25日に大分で開催される「第33回国民文化祭・おおいた2018」と「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」を記念して開催されました。

• 写真：46kana須藤玲子氏の作品「こいのぼり」

• 写真：46kanaミヤケマイ氏の作品

充実の館内施設

オシャレな雰囲気の情報コーナー

• 写真：46kana

この美術館のおすすめポイントはアート作品の展覧会だけでなく、その他の施設も充実しているところにあります。落ち着いた雰囲気の情報コーナーは「目で楽しむブックギャラリー」として、芸術や建築の本だけでなく、写真集や自然科学など独自に選ばれた本が並んでいます。ギャラリー内での閲覧が可能です。

子どものためのエリア

館内にはきれいな授乳室や子どもたちが遊ぶスペースも整備されており、子ども連れにはとても嬉しい施設です。また土曜アトリエなど、子どもが参加できるワクワク美術体験のワークショップなども定期的に開催しており、子どもたちが美術に楽しく触れ合う機会もあります。

• 写真：46kana

ミュージアムショップやカフェ

• 写真：46kana

大分のアート作品が並ぶこちらのショップには、大分で作られた作品やOPAMのオリジナル作品が置かれています。

その他、待ち合わせや休憩にも利用できるカフェ（1階）や、県内の自社農園で作られた野菜や豊後牛を使ったこだわりの料理がいただけるカフェ（2階）もあります。

OPAMまでの行き方

車での行き方

大分ICからは車で約10分です。国道10号線から197号線に入ってすぐの左手方向にあります。駐車場は約250台収容可能ですので、車での来訪も可能です。

大分駅からの行き方

大分駅の北口を出ると、正面から右斜め前と左斜め前に進むことができますが、左斜め前に進み真っすぐ歩くとセンタポルタ中央町というアーケード街に繋がります。そのアーケード内を直進し、左手角にファミリーマートがありますので、その角を左に曲がって直進してください。

真っすぐ進むとiichiko総合文化センターがありますので、そこから2階に上がると美術館への誘導案内が表示されています。美術館はiichiko文化センターの向かい側になりますので、そこからは繋がっているエントランスを抜けてすぐになります。駅からは歩いて約15分です。

最後に

大分の街中にある子どもから大人まで楽しめる美術館は、本当に小さな子どもがいてもウェルカムな雰囲気で迎えてくれる優しい美術館です。子どもがいるから美術館は行けないな…と思われている方やちょっと美術館は敷居が高いな…と思われていた方もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。