【大分】極上の温泉リゾート・由布院で行きたいおすすめスポット10選

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• 由布院ってどんな街？
• 【1】由布院のシンボル・季節ごとの風景を楽しめる「金鱗湖」
• 【2】由布岳の絶景とパワースポット巡りを楽しもう！「観光辻馬車」
• 【3】由布院野菜×豊後牛を使った日本料理が味わる「ゆふいん山椒郎」
• 【4】現代アートと由布岳の眺望楽しめる美術館「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」
• 【5】湯の坪街道で人気のコロッケ専門店「湯布院金賞コロッケ」
• 【6】由布院産ミルクを使ったスイーツのお店「由布院ミルヒ」
• 【7】地産地消のスイーツを味わえるカフェ「鞠智」
• 【8】ロールケーキブームの先駆けになったスイーツショップ「B-SPEAK」
• 【9】お土産におすすめ！写真映えしそうなカヌレが買える「CARANDONEL」
• 【10】地元産の大豆を使ったヘルシーなドーナツが味わえる「nicoドーナツ」
• この記事を書いたライターから一言

由布院ってどんな街？

• 写真：旅田サトシJR由布院駅

由布岳の山麓に広がる自然豊かな温泉地「由布院」。モダンな駅舎が特徴的な由布院駅周辺をはじめ、食事処やカフェなどが軒を連ねる「湯の坪街道」、さらに美しい風景を楽しめる「金鱗湖」周辺など、温泉旅館をはじめ、観光やグルメを満喫できるスポットがたくさんあります。

ちなみに「由布院」は「湯布院」と表記されることもあります。かつては「由布院町」と呼ばれていましたが、1955年（昭和30年）に由布院町と湯平（ゆのひら）村の合併に伴い、両方の名をとって「湯布院町」と決めたのが「湯布院」の名の由来です。現在は、町の映画祭などでは「湯」を、JRの駅は「由」の字が使われています。

• 写真：旅田サトシ由布市ツーリストインフォメーションセンター

由布院駅に着いたら、歩いてすぐのところにある「由布市ツーリストインフォメーションセンター」に立ち寄りましょう。観光情報の収集をはじめ、観光辻馬車や英国式クラシックカースカーボロ、レンタサイクルの予約ができます。

また手荷物の一時預かり（1個500円～）や宿泊先への配送サービス（1個600円～※由布院温泉旅館組合加盟の宿限定）の窓口があるほか、2階には由布岳の眺望を楽しめるデッキや図書館も併設されています。

• 写真：旅田サトシ特急「ゆふいんの森」

由布院までは、博多駅からリゾート気分を楽しめる観光特急「ゆふいんの森」や、特急「ゆふ」に乗って約2時間10分、博多駅前のバスターミナルからは高速バスで約2時間でアクセスできます。別府駅からは、路線バスが出ており、約1時間でアクセスできます。

【1】由布院のシンボル・季節ごとの風景を楽しめる「金鱗湖」

• 写真：旅田サトシ金鱗湖

美しい山々と木々に囲まれた「金鱗湖（きんりんこ）」。湖で泳ぐ魚の鱗が夕日に輝いた様子からこの名が名付けられました。湖畔には遊歩道が整備されており、新緑や紅葉、雪景色といった季節ごとの風景を楽しめるほか、冬の早朝には湯気が立ちあげるような朝霧を見ることができます。

• 写真：旅田サトシ天祖神社

湖の南東には「天祖神社（てんそじんじゃ）」があります。湖上に鳥居があるのが特徴的で、神社の脇からは、由布山系の水が湧き出ています。

【2】由布岳の絶景とパワースポット巡りを楽しもう！「観光辻馬車」

• 写真：旅田サトシ観光辻馬車

由布院に来たらぜひ体験したいのが、乗合馬車「観光辻馬車」。昭和50年（1975年）に発生した大分県中部地震の影響で客足が途絶えた際、観光客を取り戻そうと運行したのが始まりです。3月上旬～12月下旬までの期間限定で、約4キロメートルのコースを約1時間かけて巡ります。

• 写真：旅田サトシ由布岳

スタートは由布院駅から。馬を繰る御者による観光ガイドを聞きながら、由布院の街並みを散策します。出発してから5分ほどで、由布院の名峰・由布岳が見えてきます。田園風景とともに美しい山の景色を眺められます。

• 写真：旅田サトシ佛山寺

出発してから10分ほどで最初の目的地「佛山寺（ぶっさんじ）」に到着。ここで10分間の休憩を取ります。平安時代に創建された寺院で、日向国（宮崎県）の霧島神社での神様のお告げにより、由布岳の山腹で庵を結び、観音像を刻して祀ったのが始まりといわれており、古くから由布岳の山岳信仰の場として親しまれています。

• 写真：旅田サトシ宇奈岐日女神社

休憩後、再度出発！約10分かけて、次の目的地「宇奈岐日女神社（うなぐひめじんじゃ）」に到着。ここでも約10分間の休憩の間、参拝できます。由布院を開拓したと伝わっている「宇奈岐日女（うなぐひめ）」が御祭神として祀られており、縁結びに御利益があるといわれています。

参拝した後、再び出発して約20分ほどかけて由布院駅へ戻り、辻馬車の旅は締めくくりへ。定員は10名で、当日のみ電話または由布院駅近くの「由布市ツーリストインフォメーションセンター」で受付をします。週末は人気があるので、早めに予約をしましょう！

【3】由布院野菜×豊後牛を使った日本料理が味わる「ゆふいん山椒郎」

• 写真：旅田サトシ山椒郎

駅から歩いて10分のところにある「ゆふいん山椒郎（さんしょうろう）」。由布院全体の食の向上を目指す料理研究会の代表で、九州を走る豪華クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の料理を監修した新江憲一（しんえけんいち）氏が手掛ける本格的な日本料理を味わえるお店で、ミシュランガイドにも掲載されています。

• 写真：旅田サトシ合わせ箱（山・税込2,420円）

ランチでおすすめの一品が「合わせ箱」。ご飯をはじめ、パプリカやナスといった由布院産の野菜をふんだんに使っているほか、豊後牛や地鶏もトッピングしており、季節の恵みを堪能できます。この他にも、しぐれ煮丼（税込1,430円）やステーキランチ（税込3,520円）といった豊後牛を使ったランチも味わえますよ♪

【4】現代アートと由布岳の眺望楽しめる美術館「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」

• 写真：旅田サトシCOMICO ART MUSEUM YUFUIN

由布院には、数多くの美術館やギャラリーがあります。その中で町並みから少し歩いたところにあるのが、「COMICO ART MUSEUM YUFUIN（コミコ アート ミュージアム ユフイン）」です。建物の設計をしたのは、新国立競技場の設計を手掛けた建築家・隈研吾（くまけんご）氏。現代アートの作品を鑑賞できます。

• 写真：旅田サトシ

美術館内は、約1時間のツアーで廻ります。ギャラリー内では、日本を代表するポップアーティストのひとり・村上 隆（むらかみ たかし）氏や、ニューヨーク在住の世界的なアーティスト・杉本 博司（すぎもと ひろし）氏の作品を展示。それぞれ世界観の違う作品を直接見られるのはもちろん、水盤を挟む形で2つに分けられた展示室をガラス越しに見ることによって、不思議な体験をすることができます。

• 写真：旅田サトシ

美術館の外壁に使われているのは焼杉。由布岳や周辺の風景をくっきりと浮かび上がらせるために、黒色の素材が選ばれており、庭園の美しい竹林とともに写真映えしそうな景色を眺められます。

• 写真：旅田サトシ

2階に上がると見えてくるのが、明るい雰囲気を感じられる「多目的ラウンジ」。遠くに見える由布岳を眺めながら、ゆっくりと寛げます。また人気漫画アプリ「comico（コミコ）」の公式作家や、由布院出身の作家を紹介するコーナーや作品集も見ることができます。

• 写真：旅田サトシ

2階の屋上庭園では、由布岳の美しい景色とともに巨大な犬の彫刻を間近で見られます。手掛けたのは、青森県出身の現代美術家で青森県立美術館の「あおもり犬」を手掛けた奈良 美智（なら よしとも）氏。なお、美術館観覧の際は、前日までネットで予約する必要があるので、ご注意を。

【5】湯の坪街道で人気のコロッケ専門店「湯布院金賞コロッケ」

• 写真：旅田サトシ湯布院コロッケ 2号店

湯の坪街道の中程に位置する「湯布院金賞コロッケ」。揚げたてのコロッケをテイクアウトで買える専門店で、週末には観光客を中心に行列ができます。

• 写真：旅田サトシ金賞コロッケ（1個・税込160円）

人気の「金賞コロッケ」は、男爵イモと和牛ミンチで作った一品。サクサクとした食感とともに肉汁のジューシーな風味を味わうことができ、小腹を満たしたい方にはおすすめです。この他にも、3種類のチーズが入った「チーズコロッケ」（1個・税込160円）や、「カニクリームコロッケ」（1個・税込160円）もおすすめです。