パリ観光の中心地にある、オペラ座。ここでは、年間を通じてオペラやバレエの公演が行われています。そんなオペラ座の内部は、めちゃくちゃ豪華絢爛で見どころが多いことを知っていますか?今回は、演目を見なくてもOK、オペラ座の自由見学で見られる4つの見どころをご案内いたします。
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見どころその①/大階段
オペラ座の中に入ると、それはそれはゴージャスな別世界が広がっています。まず、入り口に入ってすぐ目につくのがこちらの大階段です。イタリア製の白の大理石で作られた大階段は、左右対称になっており、細部まで作りこまれています。
階段の一番下には、大きな飾り燭台があります。こちらはブロンズ製の像で「光のブーケ」を手にしており、大階段を優しい光で照らしています。
階段を上がった左右には、バルコニーがあります。こちらのバルコにーからは、大階段を見下ろすことが出来るほか、ステキな写真がたくさん撮れる場所でもあるので、ぜひ下から、向かい側からなど、様々な角度で写真を撮ってみてください!
見どころその②/シャガールの天井画
オペラ座に行って必ずチェックしてほしいのが、劇場内の天井画です。こちらの天井画は「夢の花束」と呼ばれている有名なもので、画家のシャガールによって描かれました。天井がの中心部分には豪華なクリスタルのシャンデリアがあり、天井画をさらに素敵に見せています。
実は、この天井画を見るのには「運」も必要なんです。公演中に劇場内の見学が出来ないのはもちろんですが、公演前にも関わらずリハーサルなどで劇場内の見学が不可となったり、ストライキがあったりと、日本の常識では考えられない予測不能なことが起きる場合もあります。こればっかりは、運。見られるように祈りましょう。
上の写真は、劇場内とバルコニー席へ行く扉です。扉が開いていたら、大チャンス!ここから、劇場内へ入ってみましょう。ちなみに筆者は、運良く劇場内を見学できたものの、すぐに消灯となり、シャガールの天井画を一瞬しか拝むことができませんでした。
見どころその③/グラン・フォワイエ(大ホール)
高さ18m、長さ58m、幅13mのとても煌びやかな空間。ここはため息どころではない美しさで、現実とは思えない異空間です。あのヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」よりも美しいと仰る方もいます。しかも、ヴェルサイユ宮殿ほど人もいませんので、ゆっくり見学できて写真もたくさん撮れるんですよ。窓や鏡を効果的に使っており、空間が広く感じます。
高低2段になっているシャンデリアは、真下に立つと意外と近くに感じられてド迫力なんです。ぜひ、真下に立ってその大きさを感じてみて下さい。
見どころその④/図書館
実は、オペラ座の中には図書館があるって知ってましたか?まるで『ハリー・ポッター』の映画に出てきそうな雰囲気で、天井までぎっちり本が並んでいる様は圧巻です。図書館と言いましたが、実は本を閲覧するには国立図書館の許可が必要だったり、オペラ座の会員であることが必須ですので、こちらには空間を楽しむつもりで足を運んでみてくださいね。舞台のミニチュアなども展示されているので、きっと楽しめると思います!
おわりに
オペラ座は、本当にどこを見ても豪華で繊細で素晴らしいです。時間があれば、ぜひ演目も見てみてください。演目にもよりますが、安い席ですと10ユーロ(1,200円)からあります。当日購入も可能ですので、パリ旅行の思い出にいかがでしょうか?
館内の自由見学チケットの購入方法は、チケットオフィス、自動券売機、Webでの事前購入の3種類です。確実に混雑を避けたいのであれば、Webでの事前購入がオススメ。PDFのeチケットをプリントアウトして持っていけばOKです。見学可能日時はHPでチェックして行きましょうね。
12歳未満の子供は無料
- オペラ座
- パリ / エンターテイメント
- 住所:Opera Garnier,Pl. de l Opera 75009 Paris地図で見る
- Web:https://www.operadeparis.fr/en