クスコに泊まる際にオススメしたいのが「エンペラトリス・ゲストハウス」。プチホームステイ気分を味わえちゃいます。筆者は世界一周して色んなゲストハウスに泊まりましたが、ここはとても心温まる小さな隠れ家的ゲストハウスです。
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隠れ家的な小さなゲストハウスのお部屋
「エンペラトリス・ゲストハウス」は、夫婦が住んでいる家に泊まるスタイルです。1階奥が夫婦のお部屋で、お客さんは2階と1階の別の部屋に泊まることができるようです。おそらく、大学で出てしまったお子さん達の部屋をゲストハウスとして貸し出しているのだと思われます。
リビングルーム
手前にダイニングルームと台所、奥にソファ席、TVが置いてあり、台所含めて家全体がきれいに整理整頓されていて可愛らしいリビングルームです。朝食はこのダイニングルームで頂きます。奥に階段があり、2階へとつながっています。
かわいいお部屋
筆者は2階の部屋のシングルルームに泊まらせて頂きました。ドアの鍵もちゃんとあるので安心です。部屋にはテーブル、椅子、たんす、ベッドがあり、色合いのバランスも良くセンスの良さを感じます。
2階の部屋に宿泊した方専用のトイレとシャワーも完備してあるので便利です。シャワーの水圧は普通、温水シャワーです。ちゃんと綺麗にしてあるので、ママの掃除が行き届いているのを感じます。
またWi-Fiも完備されているので、安心です。
仲睦まじい夫婦が作り出す「宿の居心地の良さ」の秘訣
身長の高いのっぽなパパと小柄なママ、二人は本当に仲が良いです。パパが家事のお手伝いもしたりします。この夫婦の仲の良さが、宿の居心地の良い空間を作り出しているのでしょう。
おすすめ観光地を教えてくれる
どこに行けばいいか迷っている方は、ぜひご夫婦に聞いてみるといいかもしれません。筆者が質問した時は、ガイドブックには掲載していないオススメスポットを教えてくれました。
また、ご夫婦が詳しく知っている観光地であれば、行き方や、お薦めの時間帯も詳しく教えてくれるでしょう。今回筆者は、ご夫婦からTiponをお薦めされましたが、「午後から天気が悪くなるし寒くなるし、一人で行くのも危険になるから朝行きなさい」とアドバイスを頂きました。
行ってみて思いましたが、常にごった返している観光地ではなく、且つ、町中からバスとタクシーで1時間以上離れている為、夕方はおそらく観光客はほぼいなくなると思われます。一人で行く場合は治安も考えて、ご夫婦の言う通り午前中や日の明るいうちにいくのが正解だったなと実感しました。
また、女性1人旅の私を心配してなのか、パパがTipon行きのバス停まで付いてきてくれました。宿泊客みんなに同じことをしている訳ではないと思いますが、宿に泊まった際に、お2人の親切心を至る所で感じることでしょう。
親日家なご夫婦
家には日本のものが飾ってあったり、日本や日本人に対して好意的ですので、滞在しやすいと思います。滞在中にも、花が大好きなママからは生け花について質問を受けたほどです。
体調が悪い時に宿の台所を借りておかゆを作りましたが、その時は興味津々に作ってるところや、出来上がりを写真に撮ったりする等、日本に興味を持って頂いておりますので、滞在しやすいです。
宿を営むパパが素敵!
- パパはママのことが大好き。
- 料理のお手伝いもしたり、ママが体調悪い時には買い物の手伝いもする素敵パパ。
- シャワーの調子が悪い時は、呼んだらすっ飛んで来てくれます。
- パパは英語がカタコトしか話せないのですが、パソコンのグーグル翻訳を駆使して一生懸命会話をしてくれます。
- 写真撮影にも積極的に協力してくれるおちゃめなパパでもあります。
パパがおつかいに行く時に一緒に市場に連れて行ってくれたのですが、大きな野菜や果物の撮影に、サイズ比較の為に筆者が自分の手を一緒に写していたら、次からはパパが手を貸してくれました。
宿を営むママも素敵!
- 体調が悪い時には朝食の飲み物をハーブティーにしてくれました。
- 天然パパに対してしっかり者のママですが、ママも天然です。
- Facebookで娘さんと連絡取り合うなど、IT関係にも頑張っている印象です。
- 新しく覚えた日本語はメモしたりするなど学ぶ姿勢も持ち合わせていらっしゃいます。
- パパに愛されて幸せそうなママです。
- 整理整頓ばっちり、綺麗好きです。
宿の大事な番人ゴルキーがかわいい!
玄関のドアを開けて一番最初に出迎えてくれるのが、番犬ゴルキーです。大きく、毛並みが綺麗で整った顔立ちのゴルキー。筆者は犬が大の苦手だったのですが、ゴルキーは吠えたり走り寄ってきたり飛び掛かることもなく、人懐っこく大人しいので、問題なく過ごせました。
子犬やチワワ等でさえ触れない犬苦手の筆者が大丈夫だったので、犬苦手な方でも安心して過ごせると思われます。