南米の中でもマチュピチュ、ナスカの地上絵、クスコなどインカ帝国の残した数々の歴史と遺産を有し、観光客を魅了し続ける国ペルー。その玄関口は首都、リマです。ペルー紀行や南米周遊の旅に出かける場合、ここでの滞在はおそらく一日しかとらない人が多いはず。それでも、よい計画のもと、食文化の発展したペルーの首都でグルメと観光をいいとこどりしたいですね。今回は一日でリマを満喫するためのおすすめスポット&グルメを5か所紹介します。
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観光するなら外せないスポット!
1.アモール公園
「アモール」とはスペイン語で愛を意味していますが、この公園はまさに愛の公園です!公園の真ん中には巨大な男女の像が抱き合って熱いキスをしている姿が…さすが情熱のラテンの国ペルーですね。でも、ご安心を。昼間は様々な層の観光客がおり、誰もが訪れる公園です。
2.リマ歴史地区
リマのセントロ(旧市街)が、その地区の歴史的建造物とともに世界遺産に登録されています。荘厳なたたずまいで堂々とそびえているカテドラル、ペルー政庁、リマ市庁舎もアルマス広場の周りに位置していてこれらの歴史的建造物はとても見ごたえがあります!
そのペルー政庁では、お昼に衛兵の交代式があり、高らかな音楽を演奏しながら行進する、華やかな衣装を着た軍楽団が観光客の注目を集めています。そのほかの主な建造物もほとんどが広場から数ブロック以内にあるので、コロニアル建造物巡りもぜひ楽しみたいですね!
3.レセルバ公園(噴水公園)
公共公園内にある世界最大の複合噴水施設としてギネスにも登録されている公園で、13個の噴水があり、それぞれがライトアップされるととても幻想的です。一日数回行われる噴水ショーも見ごたえがありますよ。ぜひ夜に行くことをおすすめします!
ペルー料理もぜひ堪能して!
4.セビーチェ
セビーチェは、新鮮な魚介類をたくさん使って柑橘の果汁で〆たシーフード・マリネのこと。メキシコからチリに至るラテンアメリカ全域で食べられます。でもセビーチェはペルー生まれの料理ですから、リマに来たからにはぜひここで食べたいものです。
ペルーのセビーチェは本当にお魚好きの日本人を満足させてくれます!前菜ですが、かなりのボリュームで提供されることが多いです。
中でもリマの海岸地区「ミラフローレス」にあるレストラン「プンタ・サル」は、おいしいセビーチェと海岸沿いの素晴らしい景色を同時に楽しめる場所として観光客に大人気です!パラグライダーが優雅に飛んでいるのを見ながらペルーの国民的料理を味わう…至福のひと時です!
5.アンティクーチョ
リマのワンデイ観光の締めに、牛ハツの串焼き「アンティクーチョ」はいかがですか。これもペルーの国民的料理です。リマでおすすめ店は何といっても「グリマネサ・バルガス・アンティクーチョス」です!
一串に大きい牛ハツが三切れあるので、女性であれば二串で十分でしょう。秘伝のタレを駆使して40年、グリマネサさんが作るアンティクーチョはリマではだれもが知っていて、リマ一との評価を受けるほど人気なのでぜひ食べてくださいね!
- グリマネサ・バルガス・アンティクーチョス
- ペルー / 洋食・西洋料理
- 住所:Av. Ignacio Merino 466, Miraflores,Lima地図で見る
ペルー紀行前に首都リマで英気を養う!
いかがでしたか。ペルーにはたくさんの歴史的遺産が点在しているので、周遊の旅に時間を費やしたいと思うと首都リマは見過ごされがち。でもペルーの国民的料理を食し、ユニークな公園や歴史地区でのんびり過ごせば、ペルー紀行前に英気を養えるはず。ぜひリマに一日でも滞在してグルメと観光を楽しんでくださいね!