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首都ワルシャワは中世の町並みを復元し世界遺産に

【ポーランド】焼餃子?ピンクのスープ?ポーランドお勧めグルメ7選

取材・写真・文:

東京在住

2017年6月27日更新

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写真:Emily

日本から約8,000キロのところにある中欧ヨーロッパの国の一つ、ポーランド。国名が持つ「野原」という意味通り広大な自然が美しく、また都市部では石畳の情緒ある道と歴史的な建物も美しい国です。地動説を唱えたコペルニクスや、ピアノの詩人と呼ばれたショパン、ノーベル賞学者のキュリー夫人といった有名文化人の出身地も実はポーランド。また、ナチスの強制収容所の惨劇を今でも伝えるアウシュビッツ博物館があるのもここポーランドです。そんな沢山のことを学べるポーランドで食べられる美味しい料理を7種、お伝えします。

前菜系

【1】ジューレック(ポーランド語表記Żurek)

  • 写真:EmilyChłopskie Jadłoにて

発酵ライ麦を水に溶かしたスープ。具はハム・ソーセージ・じゃがいも・ゆで卵、とかなりゴロゴロ入っています。酸味が特徴。バーやカフェに置いてあることも多いくらい、ポーランド人にとってはポピュラーなスープです。

お店によってだいぶ味が違うのも特徴。酸味が強かったり、酸味がありつつもまろやかさを感じるお店もあったり…色々なお店で飲み比べてみるのも面白いでしょう。

【2】フウォードニク(ポーランド語表記Chłodnik)

  • 写真:EmilyU Szwejkaにて

日本では見慣れないビビッドなピンクのスープ!!これはビーツを使ったスープです。冷製なので、夏に飲むのがポピュラー。ビーツのほんのりとした甘さとレモンの酸味でとってもさっぱりしつつ、ケフィアのコクもあり、とても美味しい一品です。

【3】牛肉のタルタル(ポーランド語表記Tatar)

  • 写真:EmilyU Szwejkaにて

彩りも盛り付けもとってもすてきなこの一皿。お皿の上に置いてあるのは微塵切りにされた牛生肉。その周りにはニンニクや玉ねぎ、レモン、オリーブ、ピクルス、卵黄等が置いてあり、自分たちの好みでそれらを牛生肉と混ぜ合わせて、薄切りにしたパンに乗せて食べるお料理です。

自分たちのテーブルで自分たちが好きな味付けにして食べられるという、ちょっとしたカスタマイズができるのも楽しい。お酒がとても進む一品です。

メイン料理

【4】グラーシュ(ポーランド語表記Gulasz)

  • 写真:EmilyChłopskie Jadłoにて

牛肉やじゃがいも、パプリカがゴロゴロと入ったシチュー。元々はハンガリー料理でした。パンと食べるのが最もポピュラーですが、写真のように、すりつぶしたじゃがいもで作られたパンケーキ(その名もポテトパンケーキ)とともに食べるのもグッド。具がとても多いのでお腹いっぱいになる一品です。

【5】ゴウォンプギ(ポーランド語表記Gołąbki)

  • 写真:Emily

ポーランド版ロールキャベツ。私たち日本人が知っているロールキャベツとは全然違う大きさです。この一つで女性の手の拳二つ分ほど…!

違うのは大きさだけではありません。中身は、ひき肉・玉ねぎを練ったものが入っているのは日本と同じですがその肉ダネの中にご飯粒が入っています。食べていると「あ、ご飯粒!」と感じることはそんなにありませんが、見た目がとても不思議な一品です。

【6】ピエロギ(ポーランド語表記pierogi)

筆者が一番お勧めするポーランド料理はピエロギです!日本風に言うと「餃子」。ポーランドの「餃子」は皮が厚く、モッチモチなのが特徴です。中身はひき肉、チーズ、きのこなどたくさんの種類があります。さくらんぼが入ったデザートピエロギを置いているお店も。このピエロギ、「茹で」と「焼き」2種類の食べ方があるのです。

茹でピエロギ(ポーランド語で「茹でる」はgotowane)

  • 写真:EmilyChłopskie Jadłoにて

水餃子と同じように皮がモッチモチになり、バターソース(※お店によってソースは違います)がよく絡み、とても美味しい!

焼きピエロギ(ポーランド語で「焼く」はsmażone)

  • 写真:EmilyZapiecek にて

筆者のお勧めは「焼きピエロギ」。モッチモチの皮が香ばしく焼かれ、外側はカリッ、内側はモッチモチになり、ピエロギ最大の特徴の分厚い皮のポテンシャルが最大限に引き出された食べ方がこの焼きピエロギです。お腹がいっぱいになってもこの「カリッ、モチッ」を楽しみたいがためについつい「もうひとつ」と手が伸びてしまう癖のある食感です。

おやつ

【7】オブヴァジャネック(ポーランド語表記obwarzanek)

  • 写真:Emilyクラクフ中央駅のお土産屋さんにて

ちょっと大きな、丸い輪っか状のパン。実はポーランド人はパンが大好き。このオブヴァジャネックも焼く前に茹でるということから、「(同じ製法の)ベーグルを最初に作ったのはポーランド人に違いない!」と言っている人もいるくらい、パンのことが大好きなのです。

見た目は硬そうなのに、食べてみるとかみごたえがありつつも適度な弾力、噛めば噛むほど程よい「甘さ」を味わえる、なかなか侮れない一品。お値段も1つ1.50ズオティ(約45円)ととてもお手頃です。

そしてなにより、クラクフなどの大都市の観光名所では「10步歩けばオブヴァジャネックが手に入るのではないか」と思うくらいにオブヴァジャネックを売っているワゴンがあります。ぜひぜひおやつとして食べてみてください。


お勧めレストラン

美味しいポーランド料理を食べられるレストランを3店、ご紹介します。どちらとも日本で言う「ファミレス」のようなお店なので、とても入りやすいレストランです。

【1】 フォプスキ ヤドウォ (ポーランド語表記Chłopskie Jadło)

  • 写真:Emily

小作人の料理屋、と言う名のレストラン。その名の通り、小作人っぽい格好をしたおじいちゃんスタッフが温かく出迎えてくれるお店です。店内のインテリアもほっこりした雰囲気。

  • 写真:Emily

こちらのお店はクラクフ・ワルシャワ・ポズナンなど、ポーランド国内の比較的大きな都市で展開しているレストランです。メニューは各お店によって異なりますが、大体のポーランド料理はどこのお店でも置いてあります。英語のメニューもあります。ピエロギは6ピース19.99ズオディから(約600円)。

ホームページはこちらです。(残念ながらポーランド語でしか見られませんが…。)

フォプスキ ヤドウォ
ポーランド / 洋食・西洋料理
住所:plac Konstytucji 1, 00-647 Warszawa, ポーランド地図で見る
Web:http://www.chlopskiejadlo.pl/pl/

【2】ウ・シュフェイカ(ポーランド語表記 U Szwejka)

  • 写真:Emily

ワルシャワにあるレストラン。お天気のいい日はテラスでのお食事もとても気持ちいいです!残念ながらメニューをホームページから見る事はできませんが、こちらのレストランもカジュアルなレストランですので、お値段もそこまで高くはありません。英語のメニューもあります。

牛肉のタルタル、そしてフウォードニク(ビーツの冷製スープ)がとても美味しいお店です。また、グリル料理にも定評があり、とっても大きなバーベキューリブもとても柔らかく美味しかったです。

  • 写真:EmilyU Szwejkaにて
ウ・シュフェイカ
ポーランド / 洋食・西洋料理
住所:plac Konstytucji 1, 00-647 Warszawa, Poland地図で見る

【3】 ザピエツェク(ポーランド語表記Zapiecek)

  • 写真:Emily

ピエロギの専門店。ワルシャワの中心部に6店舗あります。ジューレックやその他のポーランド料理も各種ありますが、ピエロギの種類がとても豊富です。ホームページはこちらから。英語版メニューもこちらから見ることができます。

ピエロギは9ピース21.49ズオティー(約630円)から。ウェイトレスさんの可愛い制服や取り皿などに使われているポーランド食器にも注目です。

ザピエツェク
ポーランド / 洋食・西洋料理
住所:Krakowskie Przedmieście 55, 00-001 Warszawa, ポーランド地図で見る
Web:http://www.zapiecek.eu/menu_eng.html

※記事中のポーランド通貨ズオティーから日本円への換算は2017年6月8日のレートを用いて行ったものです。

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※この記事は2017年6月26日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

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