東京のヴィーガン専門店【ファラフェル・ブラザーズ】六本木・本店より解説

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• 「ヴィーガン」と「ファラフェル」について
•    ヴィーガンについて
•    ファラフェルについて
• 東京のヴィーガン専門店「ファラフェル・ブラザーズ」
•    ファラフェル・ブラザーズ（六本木・本店）の雰囲気
•    ファラフェル・ブラザーズ（六本木・本店）のメニュー
•       ファラフェルサンド
•       フムス
• ファラフェル・ブラザーズのおもしろいところ

「ヴィーガン」と「ファラフェル」について

ヴィーガンについて

「ヴィーガン／Vegan」とは、動物性食品を完全に絶つ食生活のことです。「ベジタリアンをもっと厳しくしたバージョン」のように説明されることがありますが、間違っていないと言えます。「私はヴィーガンです」「この料理はヴィーガンです」のような使い方ができます。

ファラフェルについて

• 出典：gauchan.xyzイスラエルのファラフェル。画像：がぅちゃんのブログ
• 出典：gauchan.xyzイスラエルのファラフェル。

「ファラフェル／Falafel」は、ひよこ豆を使用したコロッケのような食べ物です。すり潰したひよこ豆に香辛料や野菜を混ぜ、そのまま揚げます。そもそも動物性食品を含まないので、必然的にヴィーガン料理と分類できる場合が多いです。

ファラフェルは中東で広く食されるため、日本を含む多くの国で、中東料理として認識されています。レバント地方（東地中海沿岸の地域：イスラエル、レバノン、シリア、トルコ、エジプトなど含む）では、定番のコンフォートフードです。

筆者が暮らしていたイスラエルでは、ファラフェルは国民食といえるほど人気がありました。ファラフェルをピタパン（円形のフラットブレッド）で挟んだ「ファラフェルサンド」は、イスラエルを代表するストリートフードです。

• 出典：gauchan.xyzイスラエルのイケアのファラフェルサンド。画像：がぅちゃんのブログ

※ファラフェルが「イスラエル料理」として紹介されることがありますが、ファラフェルはイスラエル発祥ではありません。ただしイスラエルの定番料理ではあります。

東京のヴィーガン専門店「ファラフェル・ブラザーズ」

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

「イスラエル発のヴィーガン料理専門店」として知られているのが、「ファラフェル・ブラザーズ／Falafel Brothers」。イスラエル出身のオーナーによって経営されており、東京のイスラエル料理店として紹介されることもあります。

しかしながら、ファラフェル・ブラザーズはあくまでも「ヴィーガン料理専門店」と謳っています。名物メニューはファラフェルサンドなので、「ファラフェルサンドのお店」という見方もできます。

• 出典：gauchan.xyzファラフェル・ブラザーズの「ファラフェルサンド」の食品サンプル。画像：がぅちゃんのブログ

店舗は東京に3つあり、六本木にあるのが一号店です。この記事では、ファラフェル・ブラザーズ／六本木・本店について紹介しています。

ファラフェル・ブラザーズ（六本木・本店）の雰囲気

六本木のファラフェル・ブラザーズの構造は特殊で、飲食エリア（厳密にはブラザーズコーナーという別店舗）が隣の建物にあります。

こちらは、購入する方の建物（ファラフェル・ブラザーズ）。ファラフェルのお店！と一発でわかるビジュアルです。

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

こちらが食べる方の建物（ブラザーズコーナー）です。ファラフェルのお店！と分かりますね。イスラエル料理店でもなければ、中東料理店でもない雰囲気です。

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

ファラフェル・ブラザーズ（六本木・本店）のメニュー

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

ファラフェルサンドがメインですが、ヴィーガンのハンバーガーもあります。イスラエルでファラフェルと等しく人気の「フムス／Hummus」もあります。ファラフェルは、サンドイッチ以外にもサラダボウルやプレートでのオーダーも可能です。

ファラフェルサンドをオーダーする際は、野菜、ソース、お惣菜を指定します。

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

ファラフェルサンド

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

ピタパン、野菜、お惣菜、ファラフェル、といった構成で、ハーフでも量が多いです。値打ちがあると思います。イスラエル（or中東）のファラフェルサンドではなく、ファラフェル・ブラザーズならではといった味わい。

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

ファラフェルサンドのソースはイスラエル定番のごまソース「タヒーニ」をベースにしたもので、プレーン、スパイシー、ロシアン※の3種類から選べます。※イスラエルはロシア帝国出身のユダヤ人が作った国なので、東欧の食文化を強く引き継いでいます。

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

イスラエルのファラフェルはクミンやコリアンダーの風味が強いのですが、ファラフェル・ブラザーズのファラフェルは本場とはまた違います。ひよこ豆とコーンのコロッケといった食感で、唯一無二の味わい。とても美味しいです。

• ハーフ／550円、通常／1,050円

フムス

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

フムスはひよこ豆のペーストなのですが、本場なみの美味しさでした。イスラエルではスーパーにフムスコーナーがあるのですが（日本のスーパーの豆腐みたいに）、そこで買うような、いつもの安心感のあるフムスの味。

アメリカのスーパーやコンビニにもディップとしてフムスは普通に売られているのですが、この味はアメリカでも共有される感覚と言え、アメリカのスナックを食べている気分も味わえます。

• 1,200円

ファラフェル・ブラザーズのおもしろいところ

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

「海外のサンドイッチショップ／カフェ／デリ」といった雰囲気なので、海外旅行気分が味わえなくもないです。

欧米先進国にあるフードオプション（現地では珍しくないベジタリアンオプションのフムスやファラフェル）をカバーしているという意味で、欧米先進国スタイルの料理店として重宝できるという印象もあります。

ファラフェル・ブラザーズはイスラエル料理店とは言ってないものの、お惣菜のセンスが完全にイスラエルのデリでしたので、これに関してはイスラエル料理と言えます。イスラエルで最も有名なビール「ゴールドスター」も売っています。

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ