豊富な食材と様々な香辛料を使ったグルメが楽しめるスリランカ。屋台や大衆食堂も魅力的ですが、時にはおしゃれで優雅なランチもいいですよね。そこで今回は、スリランカの最大都市コロンボを代表するホテル「ゴール フェイス」で食べるランチビュッフェをご紹介します。
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ゴール フェイス ホテル(Galle Face Hotel)とは
今回ご紹介するのはレストラン「ベランダ」でのランチで、「ゴール フェイス ホテル」の中にあります。
- 出典:commons.wikimedia.orgPhoto by Rehman A. and Azeez A. CC BY-SA 4.0
ゴール フェイス ホテルは、スリランカがまだセイロンと呼ばれ、英国の植民地だった1864年に創業した、アジアで最も古いホテルの一つです。日本の昭和天皇をはじめ、世界中の皇族や映画スターなどのセレブが宿泊してきたことでも知られています。白壁に赤い屋根が印象的なコロニアル建築で、歴史を感じさせます。
ホテルは市民の憩いの場、ゴールフェイスグリーンに面しています。海岸沿いには売店が立ち並び、家族連れやカップル、若者、子どもたちの楽しそうな姿が見られます。
- ゴール フェイス ホテル
- スリランカ / ホテル
- 住所:2 Galle Road,Colombo 3 - SRI LANKA地図で見る
- Web:https://gallefacehotel.com/
レストラン「ベランダ」
ゴール フェイス ホテルの建物と同様に、中にあるレストラン「ベランダ」の内装もクラッシックです。天井でゆっくり回るシーリングファン、暖かな色合いの木製のフロア、テラスから差し込む柔らかな光は、古き良き時代の穏やかなひとときを思い起こさせます。
インド洋に面したテラスから眺める景色が、これ!
フロア部分、黒と白の市松模様の部分は「チェッカーボード」と呼ばれています。ここで飲み物を注文することもできます。
ランチビュッフェ
レストラン「ベランダ」でいただけるランチは、ビュッフェ形式です。ここではもちろん、スリランカ料理は外せません。筆者が訪れた日はメインだけでも8種類の料理が並んでいました。下の写真のカウンターの後ろには、チャッツネーやピクルスなどの付け合わせもたくさん置かれており、これだけでも満腹になりそうです。
旅先で生の野菜を食べるのは結構勇気が入りますが、こちらのレストランだったら安心して食べられますし、種類も豊富です。
西洋料理のメインはローストやイカにシーフードの詰め物をしたものなどがあるほか、日本人には嬉しい麺類もあります。
上の写真はトロピカルフルーツの数々。スイーツの数も10種類以上!甘いもの好きにはたまりません。
レストラン「ベランダ」でのランチビュッフェのお値段は、3,500ルピー(約2,100円)。コロンボでは屋台に行けば200円ぐらいで食事ができることを考えると、決して安くはないのですが、コロンボの暑さと雑踏に疲れたら、こちらに足を運んで優雅なランチもいいですよね。
- ザ・ベランダ
- スリランカ / アジア料理
- 住所:2 Galle Road,Colombo 3 - SRI LANKA地図で見る
- 電話:011-254-1010
- Web:https://gallefacehotel.com/
この記事を書いたトラベルライターから一言
実はこのレストラン「ベランダ」、英国の植民地時代からあるメニュー「ハイティー/アフタヌーンティー 1,800ルピー(約1,070円)」も有名なんだそうです。筆者はこちらでのハイティーは未経験なのですが、ランチビッフェで提供されていたスイーツのクオリティーを考えると、かなり期待できそうです。本場の紅茶が試せるのも魅力ですね。
夕暮れ時にプールバーやチェッカーボードで夕焼けを楽しみながらグラスを傾けるのも、超おすすめですよ。(Booboo56)