シドニーに訪れたセレブもわざわざ「世界一の朝食」を食べに訪れるという「bills(ビルズ)」は、オーストラリア・シドニー発祥のカフェ&レストラン。日本ではパンケーキブームの火付け役とも言われるこちらの、人気ビーチエリアにあるボンダイ店をご紹介します。
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シドニー発祥のカフェ「bills(ビルズ)」
billsはオーストラリア出身の有名レストランターBill Grandger(ビル・グレンジャー)氏がオープンしたカフェ・レストラン。オーストラリアでは1日で最も重要な食事とも言われ、カルチャーに根付いた存在の「ブランチ」ですが、billsはそんな「ブランチが美味しいカフェ」として地元シドニーでも大人気のお店です。
1993年にオープンした本店は、シドニー・シティの近くにあるDarlinghurst(ダーリングハースト)の住宅街にあります。シドニーでは他にサリーヒルズ店とボンダイ店の3店舗を構え、今ではイギリスやハワイ、東京をはじめ、世界中で14店舗も構える世界的な有名店になりました。
人気ビーチのすぐそばにある「Bondi(ボンダイ)店」
シドニーの人気No.1ビーチ「Bondi Beach(ボンダイ・ビーチ)」の近くにあるボンダイ店は、ビーチに直行する「Hall Street(ホール・ストリート)」沿いにあります。この通りは並びに老舗ジェラート店「Messina(メッシーナ)」など美味しいカフェやレストランが軒を連ねるグルメ通りです。
シドニーにあるbillsの中で1番の面積を誇る広々とした店内は、大きな窓から入る柔らかい光が溢れる開放的な空間。びしょ濡れのまま裸足で家路へ向かうサーファーが窓の外を通り過ぎる、というビーチ近くならではの「海の街」っぽさも満喫できます。
billsではお馴染みの椅子や真鍮のアイテムなどのインテリア小物は他店と同じものを使用していますが、全体的なトーンはグリーン系で統一され、カジュアルな中にも明るく洗練されたイメージが漂います。
『ニューヨーク・タイムズ』で紹介された「世界一の朝食」
billsと言えば日本ではパンケーキが有名ですが、せっかくbills発祥の地・シドニーに訪れたのなら「世界一の朝食」と呼ばれる数々の美味しい朝食メニューにトライしましょう。
世界一と称された「スクランブル・エッグ」
人気メニューの「full aussie(フル・オージー)」は、その名の通り「オーストラリア風朝食全部のせ」。スクランブルエッグにカリカリのサワードウ・トースト、ローストトマトやマッシュルーム、ソーセージとベーコンなどが一度に堪能できるボリューム満点の一品です。
是非トライしていただきたいのが、アメリカを代表する新聞紙『ニューヨーク・タイムズ』で「世界一の朝食」と紹介されるきっかけになった「スクランブルエッグ」。良質な卵と塩、バターのみで味付けしたシンプルなものですが、卵本来のやさしい甘さとフワフワ&トロトロの食感がたまりません。そのままでも美味しいし、塩気のあるスパイシーなトマトやソーセージともよく合います。
billsの代名詞「リコッタ・パンケーキ」
日本でも有名な「ricotta hotcakes(リコッタ・ホットケーキ)」は、雑誌などの「パンケーキ・ランキング」でも必ずランクインする人気メニュー。3枚も入った厚みのあるパンケーキは食べ応えもありつつ、ふんわり軽い食感とリコッタチーズの爽やかな酸味があるので意外にもペロッと完食できてしまいます。
人気メニューの「スイートコーン・フリッター」
香ばしいコーン・フリッターにローストトマトやベーコン、アボカドのサルサが添えられたこちらは、billsの人気メニュー「sweet corn fritters(スイートコーン・フリッター)」。外側はカリッと香ばしく、中はスイートコーンのぷりぷり感が楽しめます。見た目はかき揚げのようですが、ピリッとスパイシーな味わいがクセになる美味しさです。
海を感じる明るい店内で絶品ブランチ
セレブリティもシドニーに訪れた際、わざわざ朝食を食べに訪れる程の人気店「bills」。あらゆるガイドブックに必ず掲載される定番のお店ではありますが、bills発祥の地のシドニーに訪れたら、人気ビーチの近くの海を感じるボンダイ店で「世界一の朝食」を味わいましょう。
- ビルズ・ボンダイビーチ
- シドニー / 朝ごはん・モーニング / カフェ・喫茶店
- 住所:79 Hall Street, Bondi Beach NSW 2026地図で見る
- 電話:02-8412-0700
- Web:https://www.bills.com.au/bondi-beach