【シドニー】ダーリングスクエアのロースターカフェ「エディション・コーヒー」

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• Edition Coffee Roasters（エディション・コーヒー・ロースターズ）
• モノトーンを基調にした和モダンなインテリア
• 自家焙煎した豆で淹れたこだわりのコーヒー
• 「和」を感じる洗練されたフード
• ダーリング・スクエアの居心地いいカフェ

Edition Coffee Roasters（エディション・コーヒー・ロースターズ）

• 写真：Mayumi Iwasaki

シドニーCBD（ビジネス中央区域）の南側に位置するDARLING SQUARE（ダーリング・スクエア）は、人気観光スポットのDARLING HARBOUR（ダーリング・ハーバー）とチャイナタウンのあるHAY MARKET（ヘイ・マーケット）の間にある新しく開発されたエリアです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

2020年7月現在も一部工事は続いていますが、超高層のオフィスやレジデンス、隈研吾氏設計の話題のダーリング・スクエア図書館などが立ち並ぶ中、有名レストランの姉妹店や味に定評のある人気店などが軒を連ねるグルメな街でもあります。

• 写真：Mayumi Iwasaki

そんなダーリング・スクエアの外れにある「Edition Coffee Roasters（エディション・コーヒー・ロースターズ）」は、スカンジナビアン（北欧風）＆ジャパニーズ（和風）のフュージョンという珍しいコンセプトのカフェです。

モノトーンを基調にした和モダンなインテリア

• 写真：Mayumi Iwasaki

今では閉店してしまいましたが、シティ東にあるDarlinghurst（ダーリング・ハースト）にあった1号店が白い壁に白木の家具など明るいスカンジナビアンな雰囲気だったのに対し、こちらのダーリング・スクエア店は墨を思わせる黒を基調にしたシックな和の雰囲気が漂います。

• 写真：Mayumi Iwasaki

無駄な装飾を極力省いた凛とした力強い雰囲気の中に、伝統的な「和」というよりは海外雑誌で見る「ZEN」の要素を強く感じるインテリアです。掘りごたつと座椅子、土壁のような風合いと焼き杉の柱など、日本人にはどこかホッとできる居心地の良さもあります。

自家焙煎した豆で淹れたこだわりのコーヒー

カフェが多いシドニーの中でも「Roastery（ロースタリー）」は、コーヒー豆を独自にセレクトし、焙煎の方法や淹れ方にこだわったカフェのこと。エディション・コーヒーでは季節ごとにセレクトしたシングルオリジン豆を使用し、そのコーヒーの美味しさには定評があります。

• 写真：Mayumi Iwasaki

ミルクの甘みが引き立つまろやかで香り豊かなカプチーノと、オーストラリア名物のフラットホワイトはソイミルクで。ミルクと違ってラテアートを作るのが難しいとされているソイミルクですが、この美しさは見事です。

• 写真：Mayumi Iwasakiミルクの甘みが引き立つCappuccino（$4.00 / ¥300）
• 写真：Mayumi Iwasakiオーストラリア名物「Flat White 」はソイミルクで（$4.50 / ¥335）

豆にこだわりがあるお店なので、コーヒーの美味しさを純粋に楽しむならドリップもオススメ。雑味の無いコールド・ブリュー（アイス・コーヒー）は人気商品で、冬でもオーダーしている人を見かけるほどです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

因みにオーストラリアでアイスコーヒーをオーダーする際、「Iced Coffee」と注文すると、カフェラテにクリームやアイスクリームがたっぷり乗った極甘の飲み物が出て来ることがあるのでご注意を。「Iced Long Black（エスプレッソを水で割ったもの）」または「Cold Brew（水出しコーヒー）」とオーダーするのをお忘れなく。

「和」を感じる洗練されたフード

• 写真：Mayumi Iwasaki

コーヒーはもちろんですが、美味しいフードも大人気です。「Miso Banana Bread（味噌バナナブレッド）」や「Pork Curry Katsu Burger（ポーク・カツ・バーガー）」など、和を感じるメニューの数々に心踊ります。

• 写真：Mayumi Iwasakiベーコンのコクがとモチモチの麺が美味しい「UDON with BACON DASHI（$20.00 / ¥1,495）」

店員さんオススメのうどんは、ベーコン出汁の変わり種。控えめなベーコン風味が何とも言えない絶妙なコクと旨みを出していて、ツルツルもっちりのうどんとよく絡みます。カリカリの海苔フレーク、温泉卵のハーモニーなど、懐かしい中にも洗練された味わいです。

• 写真：Mayumi Iwasakiプレゼンテーションが美しい「JAPANESE SOUFFLÉ PANCAKE（$20.00 / ¥1,495）」

このお店一番の人気メニュー、スフレ・パンケーキ。パッと見は和の要素を全く感じませんが、煎茶風味のクリームや梅を感じさせるルバーブ独特の酸っぱさなど、繊細で控えめな甘さが「JAPANESE」とされる所以なのかもしれません。

• 写真：Mayumi Iwasaki

クリーミーで濃厚ながらも、フワッと軽いスフレなのでペロッと食べられます。提供まで少々時間はかかりますが、20分待つ価値はありです。