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4. リラックス感あるテラスで「オーストラリアン・ワイン」
クラフトビールやクラフトジン業界が、未だかつてない盛り上がりを見せているオーストラリアですが、「新世界(ニューワールド)」と呼ばれるワインも忘れてはいけません。世界的なコンクールで受賞暦もある高級ワイナリーもありますが、高品質ながらもリーズナブルな価格で美味しいワインが楽しめます。
世界的に見ても比較的暖かいワイン産地と言われるオーストラリアですが、広大な大陸ならではの天候や地形の違い、ワイン新興国ならではの自由な発想を生かして、100種類以上のブドウから様々な個性的なワインが作られています。そんなオーストラリアン・ワインを楽しむにはワイナリー巡りもいいですが、シドニーから一番近いワイナリー「Hunter Valley(ハンター・バレー)」でも車で2時間程掛かってしまいます。
おすすめのバー「The Winery(ザ・ワイナリー)」
シドニーで気軽にワインが楽しむなら、シドニー有数のおしゃれタウンと言われるSurry Hills(サリーヒルズ)にあるワインバー「The Winery(ザ・ワイナリー)」がおすすめです。サリーヒルズ地区のほぼ中央、目抜き通りCrown Street沿いにありつつも、通りから少し奥まった場所にあるので開放感がありつつも隠れ家的な雰囲気があります。
シドニーの文化遺産でも趣のある元貯水場の店内も捨て難いですが、ここに訪れたら断然ガーデンテラスの席に座りましょう。植栽とパラソル、オーク樽が並んだテラス席は、都会のど真ん中にありながら喧騒を感じさせない居心地の良さがあります。
オーストラリアやニュージーランド産を中心に、ヨーロッパ産なども含めて常時150種類以上のワインを常備しています。あまりワインの知識がなくても、ワインリストには「キリッとしてフルーティ」「芳醇でスパイシー」などテイストの説明があるので、その日の気分で選ぶことも。グラスワインも30種類以上あるので、少しづつ色々楽しみたい人にも嬉しいです。
お昼から営業しているので、ワインを飲みながらのランチにも最適なお店です。サリーヒルズ観光の合間に、リラックスした空間でのんびりワインを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
- ザ・ワイナリー
- シドニー / ワイン / ランチ
- 住所:285A Crown St, Surry Hills NSW 2010地図で見る
- 電話:02-8322-2007
- Web:https://thewinerysurryhills.com.au/
5. オーガニックカフェで「アボカド・トースト」
オーストラリア人に愛される食材の一つであるアボカドは、オーストラリア英語で「AVO(アヴォ)」と呼ばれ親しまれています。そんなオーストラリアで定番の朝食&ブランチ・メニューと言えば「アボカド・トースト」です。「Avocado Smash(アボカド・スマッシュ)」や「Smashed Avo(スマッシュド・アヴォ)」などお店によってそれぞれ名称は異なります。
薄くスライスしたものや潰したものなど、アボカドをただトーストに乗せただけのシンプルなメニューながら、豊富なビタミンと食物繊維、良質な脂肪をたっぷり含んだアボカド・トーストは、栄養価の高い定番のカフェメニューです。
おすすめのカフェ「Two Chaps(トゥー・チャップス)」
美味しいアボカドトーストが食べられるカフェがたくさんある中で、特におすすめしたいのがMarrickville(マリックビル)にあるオーガニックカフェ「Two Chaps(トゥー・チャップス)」。オーガニックやヴィーガンフードで有名ですが、実はご飯が美味しいことでも人気なお店です。
ダイナミックにカットされたアボカドに、濃厚なタヒニ(胡麻)ペーストや甘酸っぱいザクロが和えられた個性的なトーストは、美味しいし朝から大満足のボリューム感です。下地のパンはグルテンフリーブレッドに変更することもできます。
お店によって味やプレゼンテーションの仕方も様々なので、訪れるカフェの個性も味わえるアボカド・トーストを食べ比べしてみる、というのも面白いですね。
- トゥー・チャップス
- シドニー / カフェ・喫茶店 / ランチ
- 住所:122 Chapel St, Marrickville NSW 2204地図で見る
- 電話:02-9572-8858
- Web:https://www.twochaps.com.au/
シドニーでオーストラリアン・フードを楽しもう!
今回はシドニーで食べられるオーストラリアン・フードを5種類ご紹介しましたが、まだまだご紹介しきれない程様々な食べ物があります。その国の料理を食べると「食」からその土地の文化が見えると言いますが、是非オーストラリアに訪れたらレストランやカフェ、パブでオーストラリアン・フードを食し、オーストラリアン・カルチャーに「食」からもアプローチしてみましょう。