鳥取県倉吉市の有名観光スポットである赤瓦・白壁土蔵群に建つ、「赤瓦五号館 久楽」。自分で石臼を挽いて頂ける石臼珈琲や、飛騨こんろで焼いて食べるくら団子などのメニューが人気で、国内外から訪れる観光客から注目されています。今回は、赤瓦・白壁土蔵群観光の際に、絶対に寄っておきたい「赤瓦五号館 久楽」についてご紹介します。
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お店の外観
赤瓦五号館 久楽(くら)は、白壁土蔵群が建ち並ぶ玉川沿いの角に建っています。
お店は2階建てで、趣きのある古民家を改装した建物が使われています。
赤い石州瓦の屋根が美しく、周囲の風景ともよく合うお屋敷のような佇まいで、店内はどんな雰囲気なのか、お店に入る前からワクワクした気持ちになります。
店内の様子
お店は、1階にも2階にも客席があり、好きな方に座ることができます。
2階席の窓からは、玉川と白壁土蔵群を見ながらお食事やティータイムを楽しむこともできます。
また、店内には、地元作家の作品を中心に様々な民芸品も販売されており、お土産選びにもオススメです。
他にも、白壁土蔵群名物の石臼や、古民家にぴったりなレトロな展示物もあり、待ち時間の間も退屈しません。
和の雰囲気に包まれた静かで落ち着いた空間で、ゆっくりと寛いでいけます。
メニュー紹介
ドリンクメニュー
ブレンド珈琲(420円)や玄米珈琲(420円)、アイス珈琲(420)や紅茶(420円)のほか、オレンジジュース(400円)やコーラ(400円)、カルピス(380円)など、子供でも飲めるメニューもあります。
種類豊富なドリンクメニューのなかでも、一番注目されているドリンクは石臼珈琲(600円)です。鳥取の石工が産んだ石臼で挽いた珈琲で、実際に石臼を使って珈琲を挽く体験もでき、多くの観光客の方が注文する人気メニューです。
フードメニュー
フードメニューでは、厚切りトースト(300)や、チーズトースト(350円)などの軽食や、ココナッツアイスクリーム(550円)や胡麻プリン(250円)、シフォンケーキ(380円)などのデザートメニューがあります。
フードメニューで一番注目されているのは、くら団子(500円)です。飛騨こんろで焼いて食べるお団子で、自分で実際に焼いて頂くことができます。
国内から観光でいらっしゃった方にはもちろんのこと、外国からいらっしゃった旅行者の方に特に人気のメニューです。
自分で挽いた石臼珈琲を飲んでみよう!
久楽を訪れたら、やはり一番のオススメしたいのは石臼珈琲です。先ほどもご紹介させて頂きましたが、こちらの珈琲は実際に石臼で珈琲を挽く体験をすることができます。
石臼を開けてみると、中には色々な方向に溝が彫られています。
上の穴から珈琲豆を一つまみほど入れて、あとは決まった方向に石臼をグルグルと回します。
石でできているので意外と重いのですが、回し始めると勢いがつき、グルングルンと回りだします。
何回か回していると、下の方から挽かれた珈琲がパラパラと出てきます。
ある程度の量がたまると、お店の方が粉を集めてくれ、珈琲を淹れて下さいます。
砂糖の代わりに小豆が添えられているも珍しく、久楽ならではの味を楽しめます。
珈琲は酸味と苦みのバランスがよく、何も入れなくても飲みやすいお味です。
小豆を入れてみると、一気にまろやかになり、苦いコーヒーが苦手な方にはもちろんのこと、子供でも飲みやすいほど甘くなります。
自分で石臼を挽いて淹れた、久楽ならではの珈琲をぜひ召し上がってみて下さいね。
おわりに
自分で挽いた石臼珈琲や、飛騨こんろで焼いて食べるくら団子などの名物メニューが頂ける「赤瓦五号館 久楽」はいかがだったでしょうか?
赤瓦・白壁土蔵群を訪れた際には、ぜひ寄っていって下さいね。