鳥取県東部にある国府町は、因幡国の国府が置かれた場所です。国主として『万葉集』の編者である大友家持が赴任し、この地で万葉集の最後の歌が詠まれたとされています。そのことから、万葉集の編纂は国府町でされたのではないかと言われており、町には万葉集に関する施設や見所が数多くあります。大自然に囲まれ、壮大な景色や歴史の産物にあふれる国府町は、山あいに進むにつれ車通りも少なくなりスムーズに走れるため、鳥取県東部のドライブコースとしてオススメです!魅力に富んだ見所スポットを6選ご紹介します!
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【1】鳥取藩主池田家墓所
歴代鳥取藩主が眠る池田家墓所は国の指定史跡に選定されています。
初代の光仲から11代の慶栄までと、その夫人や姫、分家まで78墓の墓碑があります。
墓碑以外にも、一族に仕えた人の名を刻んだ254墓もの灯籠が並んでおり、その景色は壮観です。
- 鳥取藩主池田家墓所
- 鳥取 / 遺跡・史跡
- 住所:鳥取県鳥取市国府町奥谷・宮下地図で見る
- 電話:0857-26-7934((公財)史跡鳥取藩主池田家墓所保存会)
- Web:http://www.pref.tottori.lg.jp/ikedakebosho/
【2】宇倍神社
子育て・長寿・金運などのご利益で、県を代表する神社の一つです。
大神輿が石段を一気に駆けていく春の例祭や、県指定無形民俗文化財の麒麟獅子舞などで有名です。
自然に囲まれた境内は美しく整っており、また鳥取藩主池田家墓所までの散策コースなどもあるので、静かな時の中で自然に癒されたい方にもオススメです。
【3】因幡万葉歴史館
因幡万葉歴史館では、万葉の文化や因幡の歴史、民俗芸能などが判りやすく解説・展示されています。
大伴家持が万葉集を編纂したといわれている国府に、平成6年に開設されました。
敷地内にあるシンボルタワー「時の塔」は、高さ30mあり、屋上まで上っていくことができます。
屋上からは、因幡三山や国府平野、町並みを一望することができ、ゆったりとしたひと時を満喫できます。
- 因幡万葉歴史館
- 鳥取 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 穴場観光スポット / 歴史博物館
- 住所:鳥取県鳥取市国府町町屋726地図で見る
- 電話:0857-26-1780
- Web:http://www.tbz.or.jp/inaba-manyou/
【4】すなば珈琲 国府万葉の館店
鳥取観光の目的の1つにも含まれることが多い「すなば珈琲」ですが、国府にもあります。
歴史ある万葉を思わせるお店は、店内も広く、天井が高くて開放的です。
ご当地のホットサンドやドリンク、すなば珈琲の定番メニューがそろっているので、ドライブ途中の小休憩などにおすすめです。
- 【閉店】すなば珈琲 国府万葉の館店
- 鳥取
- 住所:鳥取県鳥取市国府町391-3地図で見る
- 電話:0857-23-4649
- Web:http://www.sunaba.coffee/
【5】殿ダム
「平成のピラミッド」とも呼ばれている殿ダムは、平成3年度から工事が始まり、平成23年度に完成した岩や石を積み上げて造られたダムです。
市街地を離れ、山あいの道を進んでいくと、突如このダムが見えてきます。
ドライブしながら車から眺めるだけでも壮観ですが、降りて近くから見ると更に迫力があります。
殿ダム周辺にはいくつかの広場が整備されているので、駐車して歩いてダムのぎりぎりまで行くことができます。
また、ダム湖は「因幡万葉湖(いなばまんようこ)」と命名され、大自然に囲まれた深緑の穏やかな水面も美しいです。
【6】雨滝
「日本の滝百選」にも選定されている、鳥取県一の滝、雨滝(あめだき)。
扇ノ山山麓にある落差約40mの滝で、原生林に囲まれた場所にあり、あふれんばかりの水量が流れ落ちていく姿は力漲るものがあります。
パワースポットとして訪れる方も多い、人気の観光地の1つです。
- 雨滝
- 鳥取 / 自然・景勝地 / 滝 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング
- 住所:鳥取県鳥取市国府町雨滝 雨滝地図で見る
- 電話:0857-39-0560(国府町総合支所産業建設課)
- Web:http://www.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/13