大山寺参道の長い長い坂道の先にある「いっぷく処 天狗茶屋」。お店の名物メニューである、お坊さんが作る唯一無二のTheジャパニーズバーガー「禅バーガー」をはじめ、鳥取県西部地区の郷土料理である「大山おこわ」や「大山そば」など、地元ならではのメニューが種類豊富に用意されています。今回は、大山寺参拝や大山登山後に特にオススメの「いっぷく処 天狗茶屋」についてご紹介します。
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大山寺の麓に建つ「いっぷく処 天狗茶屋」
「いっぷく処 天狗茶屋」は、大山寺参道の長い坂の先に建っています。
目の前には、大山寺の山門、そして大神山神社の鳥居があり、参拝前後に立ち寄るのにぴったりの休憩処です。
また、大山の夏山登山道や行者谷コースの登山口とも近く、おそばやうどんなどのメニューもあるので大山登山後に立ち寄るのにもオススメです。
- 大山寺
- 鳥取 / 寺 / パワースポット / 紅葉
- 住所:鳥取県西伯郡大山町大山9地図で見る
- 電話:0859-52-2158
- Web:http://daisenji.jp/
- 大神山神社
- 鳥取 / 花畑(6月) / 花畑(7月) / 神社
- 住所:鳥取県米子市尾高1025地図で見る
- 電話:0859-27-2345
- Web:http://www.oogamiyama.or.jp/
「いっぷく処 天狗茶屋」の雰囲気
店内は、和の雰囲気が感じられる、情緒あふれる造りになっています。座敷席とテーブル席があり、大人数ではもちろんのこと、少人数や一人でも利用しやすい落ち着いた空間です。
入口付近では山に関するグッズも販売されていて、種類豊富な「大山ピンバッジ(500円)」が置いてあります。
他にも、大山を登山や散策するときに持って歩くと「身・息・心」が調えられるといわれている「調ふ割札(1枚500円)」の販売や、絵ハガキを送って大切な人とご利益を分かち合う「お福分けポスト」なども設置。
山好きの方はもちろんのこと、大山に観光で訪れた方も楽しめる、ここならではの体験も用意されています。
メニューの紹介
郷土料理やご当地ならではのお食事が楽しめる、メニューについてご紹介していきます。
主食には、「精進カリーうどん(単品920円)」や「大山そば」などがあります。
大山そばは、蕎麦の実の甘皮も一緒に挽きこむ製法で、独特の黒い色と素朴な風味が特徴的となっており、あっさりとした味わいのお蕎麦です。
その他にも、県西部地区の郷土料理である「大山おこわ」もおすすめ。大山山麓の食材を使用した、しょうゆ味のおこわとなっています。
風情を感じさせるデザートやドリンクも豊富で、大山山麓のお抹茶や昔なつかしの冷やしあめ、アルコールメニューなどもありました。
そして名物メニューでもある、お坊さんが作る唯一無二のTheジャパニーズバーガー「禅バーガー」。参道沿いに佇むお店にはピッタリの、ワクワクするメニューですね。
名物メニュー「禅バーガー」を食べよう!
では、さっそくお店の名物メニューである精進料理のバーガー「禅バーガー(700円)」を頂きましょう!
こちらは、お坊さんが作る唯一無二のTheジャパニーズバーガーと言われていて、肉や魚などの動物性食材を一切使っていません。仏教の教えに基づいた戒律的な料理でありながら、美味しく食べられるように様々な工夫が凝らされています。
「肉も魚も使ってないバーガーって美味しいのかな?」と最初は思っていたのですが、実際に食べてみるとその美味しさに感動!
肉や魚を真似て作られる「もどき料理」と呼ばれる調理法が用いられていて、実際に動物性食材を使っていなくても濃厚な旨みが感じられます。
具材の1つ1つもとても美味しく、レンコンのシャキシャキ感や醤油と塩麹を使った長芋ソテー、あげバンズと大山寺おこわ、それにソースの絶妙なバランスが楽しめ、食べごたえもあります。
筆者も当初は、肉や魚が入っていないとメインがなく物足りなくなるのでは?と思っていましたが、そんなことは全くなく、この食材全てを組み合わせたことで生み出される、完璧な味わいに仕上がっていました。
「魚も肉もなくて本当に美味しいの?」と思った方こそ、ぜひ食べてみてほしい逸品です。
おわりに
大山寺の参拝や、それなりの傾斜がある参道沿いの散策、大山登山後などに特にオススメの「いっぷく処 天狗茶屋」のご紹介はいかがだったでしょうか?
名物メニューである「禅バーガー」はもちろんのこと、精進料理や風情が感じられるデザートや昔なつかしのメニューなど、ここならではのグルメをぜひ楽しんでみて下さいね!
- いっぷく処 天狗茶屋
- 鳥取 / 郷土料理 / ランチ
- 住所:鳥取県西伯郡大山町大山14地図で見る
- 電話:0859-52-2006
- Web:https://www.san-raku.jp/cafe-b.html