約1,000年前に薬師如来のお告げにより発見されたという、鳥取県の歴史ある温泉郷、吉岡温泉。町の至るところから、温泉が湧き出て、足湯なども楽しめる風情ある温泉街の中央に、周囲の雰囲気に溶け込んだ、古民家を活用したコミュニティレストランがあります。外観も店内もオシャレな「パーラー株湯」です。地域住民からは日常の憩いの場として、県外から訪れる観光客からは吉岡温泉での素敵な思い出作りの場として大変人気のお店。お店周辺にある、吉岡温泉の見どころも合わせて、ご紹介します♪
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コミュニティレストラン「パーラー株湯」までの道のり
日本一大きい池である湖山池沿いの国道9号線を、吉岡温泉方面に向かっていくと、「ホタルの里 吉岡温泉」という大きなゲートが見えてきます。
ゲートをくぐり、やや細い道をまっすぐに進むと、吉岡温泉の源泉地である白いモニュメントと吹き出る温泉があります。
そのすぐ向かい側に、古民家を活用して作られたコミュニティレストラン「パーラー株湯」はあります。
お店のすぐ近くに駐車場が二ヵ所あるので、車でも安心して行くことができます。
周囲の温泉街に馴染んだ、味ある外観
「古民家をリノベーションしたお店」と聞くと、まずは味のある、その外観に目が奪われてしまうものですよね。
使い込まれたきた雰囲気が滲み出ている外壁の木の板、歴史ある温泉街を感じさせる吊るされた裸電球、手作り感あふれる親しみやすい看板。
その古っぽさの中に「プリン」というワクワク感を覚えずにはいられないワードや、カラフルなが案内板が並び、可愛らしさもたっぷりです。
緑と可愛らしいアイテムでいっぱいの店内
「古民家を活用して作られたレストラン」という紹介や外観からの印象ですと、店内も昭和風なレトロな感じをイメージされる方も多いのではないでしょうか?
パーラー株湯の店内は、少しのレトロさと自然の緑、そして数多くの可愛いアイテムがうまく調和している、オシャレでキレイな店内です。
ガラスから差し込む太陽光と、優しい照明が居心地の良さを更に増してくれます。
入り口横に飾られている、濃いオレンジ色が良いアクセントになっているスクーターや、手書きで書かれた大きな黒板のメニューボードなど、目をひく可愛いアイテムがたくさんあります。
料理の待ち時間など、店内をぐるりと見渡すだけでも退屈しません♪
吉岡温泉街では数少ないモーニングメニューがあるお店
パーラー株湯は朝の8時半からお店がオープンし、近辺では数少ないモーニングメニューが食べられる嬉しいお店です。
開店してすぐのお店は混雑もなく、1日の始まりを穏やかに迎えることができる特別な時間です。
グッドモーニングセットを注文し、あたたかみある優しい店員さんとお話しながら待つこと数分、良い香りと共にお料理が運ばれてきました。
エッグトーストにサラダ、ヨーグルトと朝食にぴったりの量です。
エッグトーストは卵がたっぷりで優しい味にホッとします。サラダは新鮮な野菜にドレッシングかしっかりと絡んでいます。デザートのヨーグルトは甘すぎず、ソースと混ぜて食べるとちょうどいいです。
食事後にドリンクを飲みながら、窓の外に見える、だんだんと活気が出てくる温泉街の雰囲気を感じられるのもたまりません。
デザートやお土産に、ご当地のプリンをぜひお忘れなく!口コミでも大人気な大変オススメの一品です♪
温泉街にあるあづまや旅館の「あづまやさんのプリン」や、吉岡名物のぎょうせん飴を使用した「ぎょうせんプリン」!吉岡温泉街ならではの味をぜひ召し上がってくださいね!