グランドキャニオンや、セドナ、グランドサークル、アンテロープキャニオンを訪れる方は必見!これらの場所とあわせて行きたい「ホースシューベンド」をご紹介します。大きすぎる自然が生み出す絶景は、写真映え抜群で最高のスポットです!
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ホースシューベンド(Horseshoe Bend)とは
- 出典:pixabay.com
ホースシューベンド(Horseshoe Bend)は、名前の通り馬蹄形に似ている自然の造形美です。コロラド川の浸食によってできたもので、どれだけの川の水と勢いだったのか、またどれほどの年月がかかったのかは不明ですが、ほぼ垂直の断崖絶壁が特徴です。上から見ると、まるく囲むように流れているエメラルド色のコロラド川が大きなドーナツのように見えます。
場所はココ
- 出典:www.google.com約1.5cmが1kmの地図です。アンテロープやページ町との距離の近さが分かります。
アリゾナ州のページ(Page)という町にあります。グランドキャニオンの上流部分にあたり、アンテロープキャニオンからも近いので、ぜひ一緒に訪れましょう。
・ページ:10分
・グレンキャニオン・ダム:10分
・アンテロープキャニオン:15分
・グランドキャニオン・サウス・リム:2時間
・セドナのアップタウン:2時間40分
移動手段
- 出典:pixabay.com写真はイメージです。※場所はホーシューベンドではございません。
ホースシューベンドは、車でしか行けない場所にあります。レンタカーを借りて行くか、もしくはホースシューベンドが組み込まれているツアーに参加しましょう。
グランドキャニオンやアンテロープキャニオン、ホースシューベンドをまとめて回るツアーもありますし、日本発ツアーのものや、ラスベガス発の現地発着ツアーなど色々あるようですので、レンタカーで行くことが難しい方は、ツアーを利用しましょう。
営業時間&入場料&駐車場
ホースシューベンドは、先住インディアン・ナバホ族が統治するインディアン居住区でも、国立公園でもないため、自由に見て回ることができます。
駐車場に車を停めて、ホースシューベンドが見えるスポットに向かって、砂漠のような道を10分ほど歩いていくと、地面が砂岩に変わります。そこからさらに5分程歩くと到着です。
・入場料:なし
・駐車場:あり
訪れる際に気を付けること
写真に夢中になりすぎない
写真を見ての通り、落ちたら天国に行くこと間違いなしです。崖が崩れたり、写真を撮るのに夢中になって崖に近づきすぎると大変なことになります。
動画のように360度見るとわかりますが、断崖絶壁付近に人だかりができます。近づかないとホースシューベンドが見えないからです。ただ、足元をよく見て行動しましょう。
直近では、2018年12月にカリフォルニアから遊びに来ていた14歳少女の転落事故死のニュースがありました。その他にも数件転落事故が実際に起きています。かといって、安全柵はなく監視員もおりません。すべては自己責任というわけですので、くれぐれも注意して絶景を楽しみましょう。
地面はつるつる砂岩
ホースシューベンドの地面は砂岩で、非常につるつるしており、滑りやすいです。崖に近づくときには、細心の注意を払いましょう。また平たんな道でも滑りやすいので、歩く際には滑って転ばないように気を付けてください。足をくじいたりケガをしては、せっかくの旅行が台無しです。
コバエがたくさん
筆者が実際に訪れて困ったことは、虫でした。絶景は見えるのですが、場所場所でコバエの集団がいたりします。とはいえ、あたり一面コバエだらけというわけではないのでご安心ください。虫よけスプレーを持参していくことをおすすめします。
靴に沢山砂が入り込む
冒頭でお伝えした通り、最初に歩く地面はさらさらの土ですので、ハイカットのスニーカーがおすすめです。ハイヒールや、靴底が滑りやすいものは避けましょう。
訪れるべきおすすめの時間帯
影がない昼間
- 出典:pixabay.com
太陽が上に来る昼間に訪れるのが良いです。周りを囲む断崖絶壁の影でホースシューベンドが隠れないからです。特におすすめは7~9月の正午だそうです。その時期の正午であれば太陽が真上に来て谷底全てを照らすそうです。ただ、その頃の気温は50度などとんでもない暑さらしいので、長居するのは難しいかもしれないですね。
サンセットが綺麗な夕方
- 出典:pixabay.com逆に夕陽を活かして撮るという手もありますね。
- 出典:pixabay.com日没手前。断崖絶壁の光と影のコントラストが綺麗です。
- 出典:pixabay.com日没の様子。時間帯によって雰囲気が変わりますが、どれも素敵です。
なぜ夕方がおすすめかというと、気温も落ち着いてきて、昼間より過ごしやすいため長居できます。また、サンセットや日没の景色が綺麗です。
夕方になると陽が傾き西日が差す為、逆光で景色が暗くなります。また写真に光が入り込むため、ベストショットを収めたい!という方は昼間に行くことをお薦めします。
筆者は夕方5時頃に訪れたため、あいにく西日が差していました。写真を撮る場所や、カメラの確度を変えれば、それなりに素敵な写真は撮れますし、このような写真でも問題ないという方は、訪れる時間は特に気にする必要はないでしょう。
人がいない時間帯の朝
- 出典:pixabay.com朝の様子。断崖絶壁の影が見えます。
早朝や午前中であれば、他の時間帯に比べて人は少ないです。ただ、断崖絶壁の影がホースシューベンドに映り込みます。それでも人が少ない時間帯がいい!という方は朝に訪れましょう。
さいごに
グランドサークルに行くのであれば、ここ、ホースシューベンドを見ないわけにはいかない必須スポットです。写真を撮るのに夢中になるスポット間違いなし!さあ、絶景ホースシューベンドの素敵な写真を撮りに行きましょう。
- ホースシューベンド
- アメリカ / 自然・景勝地 / 6/20放送「世界ふしぎ発見!」で紹介
- 住所:Hwy 89 S, Page, AZ 86040 アメリカ合衆国地図で見る
- Web:https://horseshoebend.com/