兵庫県淡路島にある「のじまスコーラ」は、閉校した小学校の校舎を利用した複合観光施設です。淡路島の特産品にこだわったショップやベーカリー、野菜をたっぷり使ったレストランなどが入っています。校庭で飼われているアルパカさんにもご注目!
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のじまスコーラは元小学校の校舎
「のじまスコーラ」は、2010年に閉校した淡路市立野島小学校の校舎を利用した施設です。観光施設でもあり、地元のみなさんの憩や交流の場所でもあります。山の緑に囲まれた、小高い丘の上に建っています。
「スコーラ」とはイタリア語で「学校」という意味だそうです。改装されたといっても、元の小学校だった頃の写真と比べて外観はほとんど変わっていません。元々可愛らしい校舎だったのですね。
入り口には校章が。上の鳩たちも小学校の頃からいたようですね。
淡路島の恵にこだわったショップ
のじまスコーラに入ってすぐの所に、特産淡路島たまねぎを始めとした地元のお野菜が、いろいろと並んでいます。右の方に向かってショップが続いていて、淡路島の特産品や雑貨がところせましと集まっています。どれも、ほしくなるものばかり。一挙には買えないので、筆者は毎回来るたびに少しずつ新しいものの購入にチャレンジしています。
写真左は、筆者を含むリピーターが多い人気商品のドレッシングです。シーザードレッシング、バジルドレッシング共に640円です。
のじまスコーラオリジナル商品の、七福神シリーズも人気です。写真右のスープにはフルーツオニオンやポタージュなど数種類あって、各380円です。また七福神シリーズは、サブレやクランチなどのお菓子も展開しています。
こちらは、今回筆者が初めて購入した七福神ビールです。それぞれの神様のイラストに合わせて、7種類のビールがあります。各648円です。
ショップの左手奥はベーカリーになっていて、淡路島たまねぎや淡路島牛乳を使ったパンがいろいろとあって人気です。著者が訪れた際はお昼を過ぎていたので、ほとんどが売り切れていました。
淡路島産にこだわった素材のレストランやカフェ
1階の奥にあるのが「カフェ・スコーラ」で、こちらは旧職員室なのだそうです。11時からのランチタイムが大人気です。淡路島の食材を使った生パスタまたはカレーにお惣菜などのサラダバーがついたセットが1,400円。
筆者が足を運べるのはいつも土日なので、必ずすごい行列ができています。時間や予定の都合でまだ食べたことがないのですが、いつかチャレンジしたいと思っています。平日は14時まで、土日は15時までで、以降はカフェタイムになります。
2階は本格イタリアンを提供するレストラン。世界1,000人のシェフに選ばれた、地産地消にこだわるシェフがプロデュースしたランチやディナーをいただけます。3階はバーベキューテラスと、子供たちが遊べるキッズスペースになっています。
また、のじまスコーラの人気の一つに、テラスがあることが挙げられます。校舎前にもイスやテーブルがいくつも置かれてあって、そこではペットと一緒におやつを食べたりしてくつろぐことができるのです。筆者が訪れた日も、家族と一緒に楽しんでいるワンちゃんがたくさんいました。
校庭にいるアルパカとヤギ
校庭の端っこでは、アルパカさんやヤギたちが飼われています。淡路島でアルパカに会えるのは、ここだけだとか。
お食事中のアルパカさん。この後顔を上げると、草まみれでした。
こちらはヤギさんでしょうか。何かを一心に見ているように見えますが、くつろいでいるだけかもしれません。
今もにぎやかな校舎
校舎というのは、とても頑丈で立派にできているものです。学校がこんなにも素敵に生まれ変われることができるのだということを、ここに来るたび実感させられます。人がたくさん集まってこそ生き生きしているのが学校。そういう意味では、今もここは学校と言えるのかもしれませんね。
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- 住所:兵庫県淡路市野島蟇浦843地図で見る
- Web:https://www.nojima-scuola.com/