淡路島の洲本市にあるタワーコーヒーでは、豆挽きたてのスペシャルティコーヒーを味わうことができます。ミステリー作家で知らない人はいない、あの湊かなえさんの行きつけの店としても有名です。この記事では、タワーコーヒーの魅力について紹介していきます。
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タワーコーヒーの概要
タワーコーヒーは、淡路島の洲本市に構える小さなカフェです。店の外には看板犬の「ゆき」がいて、ゲストを嬉しそうに迎え入れてくれますよ。
ちなみにタワーコーヒーは大通りに面していて、駐車場も広いので、車で来ても安心です。中は、1階スペース・2階スペースがあります。
1階
1階は物販コーナーがメインで、壁には湊かなえさんの本が立てかけられています。カフェのお会計も1階で行いますよ。
物販コーナー
ここでは、タワーコーヒー厳選のコーヒー豆を実際に購入することができます。カフェでも飲めるメニューです。淡路島の地元の方々は、ここでコーヒー豆を買い、自宅に持ち帰る方も多いみたいですよ。
試飲コーナーもあるので、どの豆にしようか悩んだときは、こちらでお試しするのがお勧め。筆者は、カフェで注文する際にコーヒー豆をどの種類にしようか悩んでしまったのですが、スタッフさんにこの試飲コーナーを紹介してもらい、気に入ったコーヒーを見つけることができました。
実際に飲み比べができるので、必ず好きなコーヒー豆を見つけることができますよ!
湊かなえさんの本棚
1階の壁には、『告白』『白ゆき姫殺人事件』など数々のミステリー小説を輩出している作家、湊かなえさんの本が一面に並んでいます。
実は、湊かなえさんは淡路島の洲本市在住で、このタワーコーヒーは行きつけの店なんだそうです。数々の物語はこの地から生まれているんだなぁ…と思うと、感慨深いものがあります。
2階
2階がカフェスペースとなっています。座席は全部で3カ所ほどの、小さなカフェです。オシャレなソファーに座って味わうコーヒーは格別ですよ。
2階にも、湊かなえさんが取材を受けている新聞記事や、湊かなえさんがタワーコーヒーについて語っている記事が飾られていました。タワーコーヒーでは、湊かなえさんのルーツを辿ることもできます。
カフェメニュー
続いて、タワーコーヒーのカフェメニューを紹介していきます。
コーヒー
まずはこちらが、通常のカフェメニュー。美容と健康にいいと評判のココナッツオイルが入ったコーヒーは、女性の方に人気だそうです。
こちらは、フレンチプレスで抽出したコーヒーメニューです。プレス式で抽出することで、豆の旨味である油分まで味わうことができます。
タワーコーヒーの豆は、すべて「スペシャルティコーヒー」なので、ぜひフレンチプレスで飲まれることをお勧めします(500円)。筆者夫婦は、フルーティーですっきりとした酸味の「コロンビア」と、コロンビア以上にすっきりしてアメリカコーヒーのような味わいの「ブラジル」を頂きました。
スペシャルティコーヒーとは
スペシャルティコーヒーは、世界で5パーセントしか流通していないと言われる、貴重なコーヒー豆です。
コーヒー豆のランクは、以下のように決まっています。
- カップオブエクセレンス(コーヒー業界で最も権威のある、コンテストでも入賞もしている豆)
- スペシャルティコーヒー(カップオブエクセレンスの次に高級な豆)
- プレミアムコーヒー(ブルーマウンテン・ハワイコナなどブランドイメージの強いコーヒー)
- コマーシャルコーヒー(缶・インスタントコーヒーや、レギュラーコーヒーなど)
ちなみに世界で流通している9割のコーヒー豆は、コマーシャルコーヒーです。これを知ると、タワーコーヒーで飲めるスペシャルティコーヒーは、普段中々飲めないことがよくわかります。
デザート
タワーコーヒーでは、コーヒーと合わせてデザートをセットで注文することもできます(1,100円)。ケーキや、スコーン、くるみのタルトから選ぶことができますよ。
デザートで一番の目玉は「フレンチトースト」!ふわふわなフレンチトーストが有名なので、筆者夫婦も食べようとしたのですが、残念ながら仕込み中で食べることは叶わずでした。
メニューにも書いてある通り、「フレンチトースト」は数量限定でもあるので、どうしても食べたい方は、電話確認・予約をすることをお勧め致します。