福井が誇る名物和菓子「羽二重餅」。それを生み出した「松岡軒」では、夏季限定で羽二重餅がのった贅沢かき氷が楽しめます!東京にも出店することがある「手かき氷」は、暑い夏の観光にぴったり!ガリガリ氷で涼んでいきましょう♪
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松岡軒とは?
創業はなんと明治30年。福井の銘菓「羽二重餅(はぶたえもち)」発祥のお店です。全国的にも有名な福井特産の絹織物・羽二重にあやかり、羽二重がもつなめらかな肌触りを和菓子で再現できないか試行錯誤を重ねたそう。その結果できたのが、真っ白で上品な味わいの羽二重餅なのです。
夏季限定「手かき氷」は外せない!
そんな松岡軒の本店のみで、毎年夏季限定(6月下旬〜9月頃)で提供されるのが「手かき氷」です。なぜ「手」なのかというと、注文を受けてから1椀ずつ氷をカンナで削っているから!
そうして作られたかき氷は、氷の粒が大きく、ガリガリとした食感になるのです。見た目も食感も涼しげなこちらのかき氷は、暑い夏にはぴったりです!
味もいくつかあり、中にはトッピングで羽二重餅がのっているものも。今回は人気の「羽二重宇治金時(756円)」を注文しました。店内を見ても、羽二重餅がのっているかき氷を頼んでいる人が多かったです。「羽二重宇治金時」は、上に3枚の羽二重餅、宇治シロップ、そして氷の下には金時が入っています。
もちもちとした羽二重餅が冷たい氷で少し冷やされて、とても美味しかったです。ガリガリした食感の大粒の氷も、カンナで削るからこそ。体の中から冷やされてスッキリします。
中に入っている金時も和菓子屋さんならではの美味しさ!甘みのある金時がたっぷり入っていて、最後まで飽きることがありません。また、羽二重餅がのっていない味でも、追加料金(108円)を払えばトッピングすることもできるので、ぜひ試してみてくださいね。
お土産もお忘れなく!
手かき氷を食べ終えた後は、店内の販売コーナーを覗いてみましょう。名物羽二重餅をはじめ、様々な和菓子が売られています。特におすすめなのが、中にあんこと羽二重餅が入った「羽二重どら焼き」です。どら焼き自体の美味しさはもちろん、中のお餅がびよーんとのびて食べるのも楽しいですよ。ぜひ一度味わってみてください!
ひとつひとつ梱包されていて常温保存もできるので、お土産にもぴったりです。家に帰ってからも、松岡軒のお菓子とともに福井の味を楽しみましょう♪