福井県のご当地グルメと言えば、ソースカツ丼が真っ先に思い浮かびませんか!?今回はソースカツ丼の魅力と併せて、筆者が訪れた「敦賀ヨーロッパ軒 本店」の魅力もたっぷりとご紹介しようと思います。
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ソースカツ丼とは
福井県でソースカツ丼発祥の店として有名なのは、1913年(大正2年)創業の「ヨーロッパ軒 総本店」。ドイツで修行してきた初代が、日本人向けに考案したのがソースカツ丼のルーツと言われています。
カツ丼と言えば、トンカツを溶き卵でとじてあるお料理をご想像されると思いますので、初めて見ると驚かれそう。
お料理が運ばれて来ると、甘味と酸味、そしてスパイスがきいた奥行きのあるソースの香りに食欲がそそられ、またパン粉が細かいので、このソースがよく絡みます。パン粉は細かいほど吸油率も少ないので、ボリュームがあっても想像よりはカロリーも少なめ。女性でもペロリと食べられちゃいますよ。
今回筆者が訪れたのは「敦賀ヨーロッパ軒 本店」ですが、こちらのカツは、ラードで揚げられているので、風味も良く外側はカリッとしています。また、丼に盛り付けてある福井県産のご飯にもソースが十分にかかっているので、最後まで美味しくいただけます。
「敦賀ヨーロッパ軒 本店」のミックス丼(1,080円)
こちらのミックス丼は、トンカツ(写真一番左側)・チキンカツ(写真中)・メンチカツ(写真一番右側)を贅沢に3種類も楽しめ、ボリューム満点です。
カツが丼からはみ出ていて蓋が浮いています!それぞれの味や食感を楽しみながら食べ進めると、アッという間に完食しちゃいますよ。
「敦賀ヨーロッパ軒 本店」のパリ丼(864円)
ご飯の上にトンカツではなく、メンチカツが乗っているパリ丼も人気。一般的なメンチカツに比べると厚みはないながらも、肉汁をたっぷり閉じ込めて揚げられているのでジューシーで、オリジナルソースと良いバランスです。
場所や店内の雰囲気など
どこか懐かしさを感じるような洋館のイメージで、味のお城とも言われているようですよ。お昼も夜もピークの時間帯は多くの人が訪れますが、時間をずらせば比較的短時間で席につくことができます。
有名人のサインや写真が沢山飾ってあり、時間を忘れて見入ってしまいます。
店内は広々としています。一通りの洋食メニューがありますが、やはり多くの人はソースカツ丼を注文。ヨーロッパ軒の味を自宅でも味わえるよう、揚げ物やソースも販売されていますので、お土産に買って帰るのもいいですね。
席につくと、お茶が大きなやかんに入ってテーブルに置かれるのも印象的。お食事を食べきれない時には、お会計カウンターの近くに置いてあるお持ち帰り用の容器(無料)に入れてお持ち帰りできますよ。
また、今回紹介した以外のメニュー例は以下ご参照ください。
- オムレツ単品:648円
- ハンバーグステーキ単品:1,080円
- ライス大:324円、ライス:216円、みそ汁108円
- お子様ランチ:648円
- 名物カツ丼の味カツ、チキンカツ用の味カツ:1切れ216円
- 名物カツ丼のたれ(200ml)、パリ丼の味ミンチカツ1切れ:432円
おわりに
いかがでしたか。地元民だけではなく、旅行者にも人気のあるソースカツ丼は無性に「また食べたいな。」と思い出すような味わいですよ。お食事を終えて店外に出る自動ドアには「ありがとうございました。どうぞお気を付けて...またお会いできる日を楽しみにしています。」と書かれているので、あったかい気持ちになり、お腹も心も大満足!
こちらでご紹介した以外のお店でも、福井県ではそれぞれ独自のソースカツ丼がいいただけますので、お気に入りのお店を探してみるのも良いですね。
- 敦賀ヨーロッパ軒 本店
- 福井 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:福井県敦賀市相生町2-7地図で見る
- Web:http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/index.htm