世界各地に店舗を展開するスターバックスコーヒー。コーヒーのチェーン店としてシアトルで開業し、現在では世界中に2万を超える店舗を構えています。日本でも街中や観光地などで目にすることが多く、身近なお店として利用されている方も多いのではないでしょうか。そんなスターバックスコーヒーの世界初の試みとなる店舗が、京都・清水寺近くにオープンしました。世界遺産のそばにあるスタバで、他にはない和の雰囲気を感じることができますよ。
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スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
京都を代表する世界遺産・清水寺に通じる二寧坂の築100年の日本家屋を使い、2017年6月30日にOPENした「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」。
大正時代の歴史と伝統の面影が残る二寧坂エリアですが、この歴史を感じる景観にマッチするように作られたお店は、まさに日本の家屋そのもの。私たちが街の中でよく目にするスタバとは程遠い外観で、「こんなところにスタバが?」と首をかしげる方も多いと思います。そんな日本らしさが詰まったこのスタバには、たくさんの見所があります。
何が世界初なの?
このスタバは、世界初の試みが2つなされています。1つ目は、世界で初めて入口に暖簾をかけた店舗であるということ。スタバのトレードマークが入った暖簾が、私たちを出迎えてくれます。
2つ目の世界初は、畳の席で美味しいコーヒーを楽しめることです。どちらも日本って感じがしますよね。伝統を大切にされている、このエリアにピッタリの店舗です。暖簾をくぐってお店の中に入るのも、畳の席でコーヒーを頂けるのも、世界中でこの店舗でしか体験できません!!
店舗のある二寧坂とは
二寧坂とは世界遺産・清水寺に続く参道であり、石畳の風情ある坂道に、京都土産のお店が軒を連ねています。歴史、文化、観光、生活など様々な観点での配慮がある地域で、景観を何より大切にされており、スタバの店舗前で行列を作ったり、席が空くのを待つことも禁止されています。
また、「ここでつまずき転ぶと二年以内に死ぬ」という言い伝えがありますが、実際は「石段坂道は気を付けて」という警句が語り伝えられたものと言われています。観光シーズンは特に人が溢れますので、転ばないように気を付けてくださいね。
中はどうなっているの?
実際に入ってみよう
暖簾をくぐるとまずは注文カウンターがあります。「えっ?ここが本当にスタバなの?」と、入った瞬間から落ち着いた和の雰囲気があり、きっと驚くことでしょう。
カウンターで通常のスタバと同じように注文をし、お金を支払います。注文後は奥の受け取りカウンターへお進みくださいと案内されますので、細い通路を通り奥に進みます。
進むとそこは
奥に進むとお上品な趣のある京都らしいバーカウンターがあります。そこで注文した商品を受け取るのですが、なんともはんなりしたとした雰囲気の空間。中庭もあり、日本・京都の風情を感じることができます。
日本らしい畳の席
階段を上り二階に向かいます。テーブル席やソファー席もありますが、今回は、目玉である畳の席をご紹介!
畳の和室に入ると・・・もうそこは心落ち着く和の空間です。ちゃぶ台と座布団。そしてオリジナルの掛け軸も!!一度入ってしまえばいつまでもいたくなるくつろぎの場です。京都の文化と、スターバックスのコーヒー文化の融合ですね。
人気のお座敷
店舗には座席が全部で51席しかありません。そして周囲には清水寺や高台寺と人気の観光地があり、人通りの多い立地ですので、連日混雑します。特にお座敷はわずか3部屋なので、人気必至です。写真を撮る人や、物珍しそうに眺める方も後を絶ちません。
行かなきゃ損!
なんていったって世界初です!築100年を超える、2階建ての伝統的な日本家屋を使用した店舗は、他にはありません。たくさんの工夫が施された今までに類を見ないスタバに、魅了されることは間違いないでしょう。
世界初のスタバで心落ち着く時間を過ごしませんか。
- スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
- 東山・祇園 / カフェ・喫茶店 / 女子旅
- 住所:京都府 京都市東山区 高台寺南門通下河原東入桝屋町349番地地図で見る
- 電話:075-532-0601
- Web:https://store.starbucks.co.jp/detail-1476/