ギリシャの首都、アテネ郊外にある「アテネ国際空港」は、ギリシャを訪れる際はもちろんサントリーニ島など国内移動時に利用する方も多いはず。そんなアテネ国際空港には、なんと無料の博物館やキッズルームまで完備されているんです!
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世界で3番目に空港利用料が高い「アテネ国際空港」
ギリシャの首都アテネから東へ約20kmの郊外にある「アテネ国際空港」は、20世紀前半の首相エレフテリオス・ヴェニゼロスの名前を取って「エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港」とも呼ばれています。2004年のアテネオリンピック開催に際して建設された空港であり、2001年3月から使用が開始されています。
そして、なんとこの「アテネ国際空港」は、航空会社が支払う空港使用料が世界で3番目に高い空港としても知られています。空港使用料とは、その名のとおり空港を使用するための料金であり、航空会社などに課されるものと、旅客に課されるものに大きく分けられます。一般旅客に課されている空港使用料は、航空券購入の際に運賃にすでに上乗せされている場合が多く、航空券の料金内訳を見ると記載されているはずです。
「アテネ国際空港」は、航空会社が支払う空港使用料が世界で3番目に高いのであって、私たち一般旅客に課せられる空港使用料ではないとはいえ、その分航空券が高いのでは?なんて気もしてきますよね。そこで、アテネ国際空港を利用するのであれば、必ず足を運びたい空港内にある無料の博物館と、子ども連れに嬉しいキッズエリアをご紹介します!
無料なのに見応え抜群!空港内にある博物館
朝6:00~夜23:00まで無料で訪れることのできる博物館では、空港を建設する際に発掘された貴重な展示品に出会えます。「今立っているこの場所から発掘されたんだ」と思うと、何だかより一層感慨深く感じられるのは筆者だけではないはずです!
※なお、博物館内は撮影禁止であり、この写真は博物館の外から撮影したものです※
期間ごとに異なるエキシビションも!
博物館の隣には、期間ごとに入れ替わるエキシビションも行われています。そのため、「アテネ国際空港」を訪れたときにどんな特別展示が行われているのか、楽しみに足を運べるのも魅力的です!
※なお、博物館内は撮影禁止であり、この写真は博物館の外から撮影したものです※
子ども連れに嬉しい!保育園かのようなキッズエリア!
子ども連れで空港を訪れたときに、空港内にあってほしいのが子どもたちが遊べるキッズエリアのような設備ですよね!「アテネ国際空港」には、まるで保育園かのような設備の整ったキッズエリアがあるため、ぜひ足を運んでみてくださいね。
※こちらのキッズエリア内も撮影禁止となっています※
利用する際のルール
- 利用可能な年齢:18ヶ月~7歳まで
- 必要なもの:パスポート&航空券
- 利用時間:最大1時間(空いている&フライトまで時間がある場合には、1時間後に退出し後ほど訪れることも可)
- 飲食の可否:禁止
おもちゃがたくさん用意されてあったり、お絵描き用のテーブルがあったり、担当スタッフが常在していたりと、まるでこぢんまりとした保育園かのようなキッズエリアですが、常に保護者が子どもと一緒にいなければなりません。また、鼻水や咳が出ている、熱などの症状がある子どもや大人は出入り禁止となっているため、要注意です!
無料の博物館&キッズエリアは空港内2階へ
「アテネ国際空港」を利用する際には、必ず足を運んでもらいたい無料の博物館と、子ども連れにおすすめなキッズエリアは、どちらも空港内2階に位置しています。空港入口すぐ右手にあるエスカレーターを上がると、まずはエキシビジョンが右手に見えてきます。その後、博物館とキッズエリアも右手に見え、突きあたりにマクドナルドがあります。
可愛いデザインが目を惹くショップやレストランも♪
空港内には、可愛らしいデザインが目を惹くショップや、フローズンヨーグルトのお店、レストラン、スターバックスなど様々なお店が揃っています。
知らなければ、1階にあるお店だけを利用し出国してしまいがちですが、無料ながらとても貴重な展示品に出会える博物館をはじめ、清潔で設備の整ったキッズエリアがある2階にも、ぜひ足を運んでみてくださいね!きっと空港内で過ごす時間も、ギリシャの素敵な思い出の1つとなるはずです!