毎日さまざまな人が行き交う空の玄関、羽田空港。土産物屋が立ち並ぶ中、ひときわ目を惹くスタイリッシュな佇まいの食事処があります。和食の基本「だし」の旨味を追求した「Hitoshinaya(ひとしなや)」。今回はその店がある場所、独特の空間づくり、そして料理についてご紹介します。
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羽田空港第1ターミナル2階、国内線出発口にある食事処
「Hitoshinaya(ひとしなや)」は羽田空港第1ターミナル2階北ウィング、JALの国内線チェックインカウンターの真正面にあります。スタイリッシュな店構え、木のぬくもりを感じられるような空間。何気なく歩いていてもぱっと目を惹かれ、思わず覗いてみたくなるお店です。
「Hitoshinaya(ひとしなや)」の3つの魅力
【1】3つの専門店が、ひとつの軒先でつながっている空間づくり
「Hitoshinaya(ひとしなや)」の大きな特徴は、3つの専門店がひとつの軒下でつながっている点。「あさごはん」に向かって左手に「どんぶり」、右手に「らーめん」があります。共通しているのは、3軒とも和食の基本である「だし」にこだわった専門店であること。空間設計は、海外でも多くの受賞歴を持つ建築家・松井亮氏が手がけています。中は店舗ごとに客席がガラス窓で仕切られていますが、3店舗共通で使用する食器や調理器具などを置いている奥の棚はつながっています。こちらは「らーめん」の調理場です。
【2】気になる料理:らーめんの場合
どの店も気になるところですが、今回は「らーめん」をチョイス。「和だしらーめん鶏(908円+税)」と「和だしらーめんトマト(908円+税)」があり、今回はトマトをオーダーしました。
座ってすぐに出されたのが、お水と、お茶がわりのだし汁。ほどよい口当たりでていねいに取られただしであることが伝わってきます。このお茶がわりのだし汁は3店舗共通だそうです。
薄くスライスされたトマトとすだち、炙った鶏が盛りつけられています。トマトということもあり、さっぱりしたスープかと思いきや、意外とどっしりしています。薬味はねぎ、みょうが、わかめ。胡椒をすりかけるとまた違う味を楽しめます。すっかり見落としていたのですが、小さなご飯も付けていただけるとのこと。出汁をかけて「お茶漬け風」もおいしそうです。
【3】気になるお料理:どんぶりやあさごはんは?
さすがに3軒をハシゴする時間のゆとりとお腹のゆとりがなかったので、残り2店舗のメニューを一部ご紹介します。
「どんぶり」では3つのメニューがありました。「鯛と春野菜の出汁あんかけ丼(1,389円+税)」、「こだわり出汁の地鶏親子丼(1,019円+税)」、「高原豚麹炙り焼き出汁あんかけ丼(1,204円+税)」の3種類です。なお、メニューは季節ごとに変わるようです。
「あさごはん」にも3つのメニューが。「鮭膳(1,112円+税)」、「白粥(695円+税)」、「肉膳(1,389円+税)」の3品です。一汁五菜をいただけるのはうれしいですね。
3軒ともにビールや日本酒、焼酎、ワイン、おつまみもあります。こちらは15時からの提供となります。
「Hitoshinaya(ひとしなや)」の営業時間
3軒ともカウンター席のみで、回転も早いのでそれほど並ばずに入れます。落ち着いた雰囲気なので、女性ひとりでも入りやすい空間です。チェックインカウンターに近いため、さっと食事を済ませたい、そんな人におすすめです。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
営業時間
「どんぶり」と「らーめん」 10:30~19:30(ラストオーダーは19:00)
「あさごはん」 5:30~20:00(ラストオーダーは19:30)
電話番号
03-5757-8853
- Hitoshinaya
- 羽田・蒲田・大森 / 和食 / ランチ / モーニング・朝ごはん
- 住所:東京都大田区羽田空港3-3-2 羽田空港第1ターミナル2階地図で見る
- 電話:03‑5757‑8853
- Web:https://tokyo-haneda.com/shop_and_dine/detail/tena...