金閣寺の見どころの中で別格の2つ

金閣寺とは

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「金閣寺／きんかくじ」という名前で知られていますが、正式名称は「舎利殿(しゃりでん)・金閣」です。

厳密には金閣寺は、「鹿苑寺／ろくおんじ」の敷地内にある19のチェックポイント（※後述）のうちの一つです。金閣寺がずば抜けて有名なため、鹿苑寺そのものを金閣寺と呼ぶ、という状態になっています。

敷地内に金閣寺を有する鹿苑寺ですが、そのコンセプトは「足利義満(あしかがよしみつ)が描いた極楽浄土」。足利義満は室町時代前期を生きた、室町幕府第3代将軍です(1358年9月25日・生誕〜1408年5月31日・死没)。

この記事では便宜上、鹿苑寺を金閣寺と呼ぶことにします。

金閣寺の特徴

• 出典：gauchan.xyz金閣寺のエントランス。画像：がぅちゃんのブログ

金閣寺は、山の麓の庭園があるお寺、といったところでしょうか。敷地内に入ると、以下の19のチェックポイントをめぐるような形での観光となります。

舎利殿・金閣はチェックポイント7ですが、入場してすぐ、最も目立つ形で目に入ってきます。もし金閣寺が音楽なら、サビがはじめにくるタイプの曲です。

金閣寺の中でも別格の見どころ2つ

上記でご紹介した金閣寺のチェックポイントですが、この中でも特別な見どころとなっていて、さらにその美しさが楽しめるタイミングがあります。それは、

• 日が暮れ始めるころの「舎利殿・金閣」
• 水たまりが凍るくらい寒い日の「銀河泉」

こちらの2つになります。以下で詳しくご紹介します。

1. 舎利殿 金閣／Shariden Kinkaku（チェックポイント7）

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

「7. 舎利殿 金閣／Shariden Kinkaku」は、遅めの午後が最も美しいです。4時あたりです。

日が暮れ始めるとともに、日光がダイレクトに舎利殿・金閣をさす角度となります。あたりが暗さを増すにつれ、舎利殿・金閣が光を増すので、異様ともいえる独特の光景が展開します。このタイミングで金閣寺を見てしまった人は皆、言葉を失いスマホを取り出します。

つまり日が暮れ始めるあたりが金閣寺の観光のゴールデンタイムなのですが、冬はなお良いです。なぜなら、そもそも空が暗くて、水が凍っているから。凍った水に舎利殿・金閣が反射するので、極楽浄土と呼ぶにふさわしい霊妙なビジュアルが展開します。

• 出典：gauchan.xyz表面が凍っている。画像：がぅちゃんのブログ

2. 銀河泉／Gingasen（チェックポイント11）

• 出典：gauchan.xyz画像：がぅちゃんのブログ

冬の金閣寺を最も強く体感できるスポットが、チェックポイン11の「銀河泉／Gingasen」です。滝の水飛沫を浴びて氷づけになった植物によって、独特の世界感が展開しています。夏場はスルーされてしまう銀河泉ですが、冬は本当に美しい光景に化けます。

金閣寺へのアクセス&拝観料etc

• 京都市バス「金閣寺道」から徒歩すぐ。
• 大人400円、小・中学生300円。※現金のみ
• 拝観時間：午前9時〜午後5時

金閣寺

今出川・北大路・北野 / 寺 / 観光名所 / 一人旅 / 世界遺産 / 庭園の名所 / パワースポット

住所：京都府京都市北区金閣寺町1地図で見る

電話：075-461-0013

Web：http://www.shokoku-ji.jp/k_about.html

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