アイルランド
アイルランド観光
アイリッシュウイスキーやギネスビールで知られる国

【アイルランド】ダブリンのカフェ厳選5選!

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:35ヶ国

2019年5月10日更新

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写真:aka-region

アフタヌーンティ文化が根付くアイルランド。今回は、地元ダブリンっ子にも人気の紅茶やコーヒーだけでなく、軽食もおいしいおしゃれな首都ダブリンのカフェをご紹介します。

この記事の目次表示

1. アイルランドのママの味を、家庭的な雰囲気の中で味わえるカフェ「Queen of Tarts(クイーン・オブ・タルツ)」

  • 写真:aka-region文字通りタルトの女王的存在のQueen of Tarts

Queens of Tarts(クイーン・オブ・タルツ)は、ダブリン中心地にあるパブやレストランが立ち並ぶTemple Bar地区に2店舗を構える人気カフェです。毎日営業、しかも日曜の朝から開店している市内では数少ないカフェで、朝食にアフタヌーンティーや夕方に軽食なども楽しめるカフェです。

2店舗のうち、特におすすめなのが表通りから1本入ったところにあるカウズ・レーン店です。こちらの店舗は、店内が吹き抜けとなっており、アイルランド家庭を思わせるアットホームなで落ち着いた雰囲気となっています。

  • 写真:aka-regionココアと洋梨のタルトは絶品!( €3=約400円)

朝食メニューについては、アイルランドの定番であるアイリッシュブレックファーストの他、ポリッジやスープなど、どれも家庭料理のような温かみのある食事を堪能することができます。

お茶どきの午後におすすめなのが、たっぷりのミルク入り紅茶とQueen of Tarts特製スイーツ。定番のスコーンやサクサクとした食感の大きな焼きメレンゲ、レモンタルト、ヴィクトリアン・スポンジ(スポンジケーキの間にイチゴジャムとクリームをサンドしたケーキ)など、素朴なスイーツの中にも素材の個性が際立った品々がいただけます。

  • 写真:aka-regionQueen of Tartsの内部の様子

店名に「タルト」とつくだけあって季節・日によって様々なタルトがショーケースに並びます。中でも、ココア&洋梨のタルトは、しっとりとしたチョコレート生地に甘く煮た洋梨が埋め込まれており、濃厚なホイップクリームと一緒に食べると紅茶ととてもよく合います。

Queen of Tartsで、ぜひゆったりとしたティータイムを過ごしてみてください。

クイーン・オブ・タルツ コーク・ヒル店
アイルランド / カフェ・喫茶店
住所:Cork Hill, Dame Street, Dublin 2, Ireland地図で見る
電話:+353(01) 670 7499
Web:http://www.queenoftarts.ie/

2. 目抜き通りに構える老舗カフェ「Bewley’s Grafton Street(ビューリーズ・グラフトン・ストリート)」

ダブリンは市内を貫くリフィー川という川をまたいで北と南にエリアがわかれています。どちら側の市街地にもそれぞれヘンリー通りとグラフトン通りという歩行者天国の通りがあります。

南側の歩行者天国「グラフトン通り(Grafton Street)」は、アイルランドの最高学府トリニティ・カレッジとセントスティーブンスグリーン公園とを結ぶ約400mの通りで、老舗デパートや雑貨屋、パブなどが並びます。

中でも特に目を引くのが、装飾のある素敵な外観のカフェ「Bewley’s Grafton Street(ビューリーズ・グラフトン・ストリート)」です。前身となったBewley's Oriental Cafeがここ数年かけて改装をされ、再誕生しました。昔のままの風情を残しながらも現代の人たちの趣向に合うような、伝統の中にモダンさがあるカフェへと生まれ変わりました。

  • 出典:www.flickr.comグラフトン通りの歴史あるカフェ(Photo by Irish Jaunt)

最大500人まで収容できるこの巨大なカフェでは、アイルランドのラム肉シチュー(€14=約1,750円)やローストビーフサンドイッチ(€10=約1,280円)といった、軽めの食事も手軽に楽しめます。また、焦がしキャラメルマフィンのスティキー・トッフィプディング(€6.5=約800円)や、1949年代のレシピでつくるチョコレートムースケーキ「THE MARY CAKE」(€7.8=約990円)など、スイーツが自慢のカフェです。

  • 写真:aka-region歴史的な建物でいただく老舗の味

毎日営業で、平日ともなれば朝7時半から開店しているので、1日の旅のエネルギーを蓄えるようにしっかりと食べられるのが嬉しいですね。

3. 日本でも人気の織物メーカーAVOCAが展開するカフェ「AVOCA Suffolk Street Store and Cafes(アヴォカ・サフォークストリート&カフェ」

アイルランド屈指の老舗毛織物メーカーであるAVOCA(アヴォカ)。近年では、日本でもAVOCAの商品をデパートや雑貨屋を中心に見られるようになりました。ピンクや青、黄色など原色に近い色の組みあわせながら、どこか温かみのある色合いで、ファッションのワンポイントとなることでも若者の間に人気を博しているブランドです。

  • 写真:aka-regionダブリン中心街にあるおしゃれなAVOCAショップ&カフェ

AVOCAのコンセプトが詰まったカフェは、アイルランドに来たならば必ず寄りたいカフェの1つ。通常、AVOCAの服や雑貨の販売と一緒にカフェを展開していることが多く、カフェコーナーでは季節のベリーやフルーツがのった、華やかなケーキとアイルランドの紅茶が定番となっています。

軽食では、外国の食文化、例えばモロッコ、タイやインドなど、エキゾチックなスパイスの効いたお料理(€15=約1,900円)を、アイルランドの人たちにも食べやすいように味付けされて提供されます。お料理の出し方にもAVOCA流が垣間見え、自然素材の器を取り入れながら、見た目にも美しい色とりどりの1品で、より楽しくおいしくいただけます。

  • 写真:aka-region中東やアジア料理などからインスピレーションを得たAVOCAカフェの料理

そのほか、カフェコーナーではアフタヌーンティーのためのスイーツも充実しています。夏には、エディブルフラワーを使ったスポンジケーキや、アイルランドの家庭の味の王道・スコーンにパウンドケーキなどAVOCAらしいおしゃれなテイストのスイーツが揃い、紅茶に良く合います。

お茶やランチを済ませたら、雑貨コーナーもぜひ見ておきたいですね。

アヴォカ Suffolk Street Store and Cafes店
アイルランド / ファッション / 雑貨・インテリア / 食料品・デリ / カフェ・喫茶店
住所:11-13 Suffolk Street, Dublin 2, Ireland地図で見る
電話:+353 1 274 6939
Web:http://www.avoca.com/explore/stores/?id=1

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計4年間、ヨーロッパ(フィンランド、アイルランド)で住んでいる間に見聞きしたこと、経験したことを紹介します。旅のテーマは、「暮らすように旅をする」。旅のある暮らし方、ライフスタイル、文化に関する情報を発信していきます!

♬Countries & Areas: Europe (アイルランド、フィンランド他),日本(島根、山陰地方、東京他)
♬Hobbies: アイリッシュフィドル、水泳
♬Speciality: 島好きです!
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