観光もお土産もOK！藩政時代の面影のこる『長町武家屋敷跡』を散策しよう

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• 長町武家屋敷跡とは
• 長町武家屋敷跡の見どころ
•    武家屋敷跡野村家
•    旧加賀藩士高田家跡
•    長町武家屋敷休憩館
•    大野庄用水
• 長町武家屋敷跡でお土産を買おう
•    和菓子村上 金沢本店
•    茶菓工房たろう 鬼川店
•    九谷焼窯元 鏑木商舗

長町武家屋敷跡とは

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長町武家屋敷跡はかつて加賀藩士が住んでいた屋敷跡で、現在も市民生活が営まれています。石畳の道沿いにつづく黄土色の土塀や用水、武士窓のある長屋門が風情を感じるこの界隈。デパートなどが建ち並ぶ金沢きっての繁華街・香林坊のすぐ裏をはいれば、近代的な金沢とは全く様子がことなる城下町の風景が広がるので面白い。

• 冬の長町武家屋敷跡

雪から土塀を守る”こも掛け”は金沢の冬の風物詩。しんしんと降る雪のなかを歩く長町武家屋敷跡もまた、他の季節とは違った情緒を感じることができます。

• 夜の長町武家屋敷跡

夜の武家屋敷跡もまた素敵です。観光客でにぎわう昼間とはうってかわって静けさがただよう通り。ぼんやりとした灯りに浮かび上がる石畳や土塀は、より一層情緒を感じさせます。お酒を飲んだあとの酔い覚ましに、そぞろ歩きするのもいいでしょう。

長町武家屋敷跡の見どころ

武家屋敷跡野村家

• 野村家

2009年にミシュランの観光地格付けで2つ星の評価を得た野村家。加賀藩士・野村伝兵衛信貞の屋敷跡で、建物と庭園を一般公開しています。アメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで3位に選ばれたこともある、見事な庭園が見どころ。茶室では美しい庭園を眺めながら、お抹茶とお干菓子をいただくことができます。入場料は大人550円、干菓子がついたお抹茶は300円。

旧加賀藩士高田家跡

• 旧加賀藩士高田家跡

金沢市指定保存建造物でもある藩政時代の長屋門を修復し、無料で一般公開しています。敷地内には、大野庄用水から水を引き入れてつくられた、見応えある池泉回遊式庭園を配置。そして厩や仲間部屋、納屋が備わり、当時の武士の生活を垣間みることができます。

長町武家屋敷休憩館

• 長町武家屋敷休憩館

金沢散策の足休めにも利用したい「長町武家屋敷休憩館」。館内には休憩室やトイレ、観光パンフレットがあり、観光ボランティアガイド「まいどさん」も常駐しています。忙しくなければ長町をガイドしてくれるので、気軽に声をかけてみてくださいね。

大野庄用水

• 大野床用水

金沢で最も古い用水で、加賀前田藩の2代目・利長の時代につくられました。犀川桜橋の上流右岸地点で取水し距離にして約10.2km。長町武家屋敷跡では土塀沿いに流れる様子がとても風情があり、武家屋敷跡を象徴する光景となっています。現在でも庭園の曲水に使用されており、また数は少ないがホタルも生息。6月下旬から7月頃にかけて時折ホタルを目にします。

長町武家屋敷跡でお土産を買おう

和菓子村上 金沢本店

• 村上本店

和菓子村上は明治44年創業の老舗。長町武家屋敷跡に本店を構えます。金沢土産として人気のあるのは、定番の「黒糖ふくさ餅」や、涼やかな「わり氷」。「黒糖ふくさ餅」は10日ほどの日持ちですが、「わり氷」は60日ほど日持ちするので、すぐ会えない方へのお土産にもおすすめです。可愛らしい色合いの「わり氷」はとくに女性へのお土産として人気。

茶菓工房たろう 鬼川店

• 茶菓工房たろう

茶菓工房たろう鬼川店はカフェを併設しており、長町武家屋敷跡を歩いて疲れたときのひと休みにも立ち寄りたいお店です。「茶菓工房たろう」がつくる、センスがよくデザイン性のある和菓子が、女性を中心に近年大人気。ネーミングも可愛らしい「たろうのようかん」は、まるで生チョコのような味わいの「カカオチョコ」や「ホワイトチョコ」などユニークなテイストのようかんもラインナップ。そしてやはりネーミングセンスのある「もりの音」は、コロコロした可愛らしい一粒菓子。友達へのお土産だけではなく自分用にも買いたくなる和菓子が揃います。

九谷焼窯元 鏑木商舗

• 鏑木商舗

その華やかさが特徴的な九谷焼は、石川県を代表する磁器としてお土産にも人気があります。「九谷焼窯元 鏑木商舗」ではお椀などの小さなものから高級なものまでさまざまな商品を取り揃え、お土産や自分用に九谷焼の購入を考えているなら、立ち寄ってみたいお店です。「おいしいいっぷく鏑木」というお食事処も併設し、庭園をみながら甘味やお抹茶をいただいたり、お食事をいただくことができます。