長野県にある道の駅日義木曽駒高原には、毎年9月中旬~11月上旬頃にだけ登場する、山の幸を使った絶品グルメがあるんです! 本記事では、道の駅日義木曽駒高原の「きのこ汁」の魅力をご紹介します。
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道の駅日義木曽駒高原とは
道の駅日義木曽駒高原(ささりんどう館)は、長野と名古屋を結ぶ国道19号沿いにある道の駅です。長野県の南西部、木曽町日義地区にあります。週末になると、いつも多くの観光客で賑わっています。
道の駅日義木曽駒高原が人気の理由は、農産物直売コーナーにあります。直売コーナーには、春は山菜、夏はとうもろこし、というように、季節ごとに様々な地元木曽産の野菜が取り揃えられています。山が近いため、山の幸が豊富に揃っていることも特徴です。
生産者直売なので、足がはやく、市場には流通することのない珍しい果物や野菜に出会えるという点も、この駅ならではの魅力でしょう。
- 道の駅 日義木曽駒高原
- 木曽町(木曽郡) / 道の駅・サービスエリア
- 住所:長野県木曽郡木曽町日義4730-3地図で見る
- 電話:0264-23-3644
- Web:http://www.michinoeki-kisokoma.jp/
道の駅日義木曽駒高原の絶品きのこ汁とは
地元で採れた天然きのこがたっぷり
木曽路は山の中にあるエリア。山間の町である木曽では、天然きのこが豊富に採れます。道の駅日義木曽駒高原では、毎年9月中旬頃になると店頭に山きのこがずらりと並びます。
店頭にきのこが大量に並び始めると、きのこ汁(税込300円)の販売も始まります。きのこ汁には、地元木曽の山で採れた天然きのこがたっぷり入っています。天然のきのこは栽培ものと比べて、とても良い出汁が出ます。こちらのきのこ汁には数種類のきのこが入っており、それぞれのきのこから出る出汁が合わさって、奥深い味わいとなります。天然きのこならではのこの美味しさは、まさに絶品です。
秋の土日限定
秋の味覚・きのこ汁は、天然きのこの採れる秋限定の商品です。例年9月中旬~11月上旬頃の期間に販売されています。2020年は、10月11日(日)にスタートしました。販売期間が短い上に、土日のみの限定販売です。
しかも、土日なら必ず出会えるというわけではありません。きのこの収穫具合によって、販売されたりされなかったりします。もし出会えたら、ラッキー! 道の駅日義木曽駒高原を訪れたときに運良く販売していたら、絶対に食べたい逸品です。
豚汁? きのこ汁?
道の駅日義木曽駒高原のきのこ汁は、一見「豚汁?」と思うくらい、豚肉や根菜がたっぷり入っています。豚バラ肉も柔らかくて、とっても美味しい! このボリューム感で1杯300円は、かなりお値打ちだと思います。
きのこの種類は山任せ
きのこ汁に入っているきのこは天然もののため、種類はそのときの収穫具合によって変わります。「今日は何のきのこかな?」と食べるたびに違ったきのこを楽しむことができるのも、その魅力の1つです。
なお、2020年10月11日(日)、17日(土)のきのこは、以下のとおりでした。
- シメジ
- アミタケ(イクチ)
- ボウズ(ショウゲンジ、コムソウ)
- ナメコ
「木曽駒味わい横丁」で販売
きのこ汁は、外の販売所「木曽駒味わい横丁」にて販売しています。店内のお食事処「巴」では提供されていませんのでご注意ください。
木曽駒味わい横丁は、土日祝日のみ9:00~16:00頃まで営業しています。
最後に
天然きのこって、自分で買うととても処理が大変です。土が付いていたり、虫が入っていたり、ヌルヌルして扱いづらかったり…。その大変な処理をしてくれて、しかも天然きのこで、具沢山な道の駅日義木曽駒高原のきのこ汁。これで300円だなんて、ちょっと申し訳なくなるくらいです。これを食べるために、わざわざ道の駅日義木曽駒高原を目指して出かけても良いくらいです。
秋にはぜひ、道の駅日義木曽駒高原で山からの贈り物・きのこ汁を味わってみてくださいね! 高原の冷たい空気の中で食べるきのこ汁は天下一品。身も心も温まること間違いなし!