【嵯峨野・嵐山】ゆっくり紅葉を愛でる隠れた名所3選

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• 大人気の嵯峨野・嵐山の紅葉
• 【1】直指庵(じきしあん)
•    北嵯峨の竹林に囲まれた庭を楽しめる紅葉の名所
•    素晴らしい庭を見ながらゆっくりと想い出に向き合う本堂
•    他にも見逃せない素晴らしい見所が
•    直指庵の情報
• 【2】愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
•    奥嵯峨野にある1,200体の羅漢さんが微笑むお寺
•    癒し体験ができる三宝の鐘とふれ愛観音堂
•    愛宕念仏寺の情報
• 【3】広沢池：平安期の観月の名所の池ごしに見る紅葉

大人気の嵯峨野・嵐山の紅葉

• 写真：ririco

京都の人気観光スポットの一つ、嵯峨野・嵐山には、天龍寺や、宝厳院など、紅葉シーズンになると特に込み合う神社仏閣が多いです。ですがそこから少し足を伸ばしてみると、静かに紅葉を愛でることができるスポットがあるんです。

【1】直指庵(じきしあん)

北嵯峨の竹林に囲まれた庭を楽しめる紅葉の名所

• 写真：ririco
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北嵯峨にひっそりと佇む直指庵は、臨済禅を学んだ独照性円禅師(どくしょうしょうえんぜんじ)が正保3年に草庵を結んだのが始まりで、幕末の頃に近衛家老女・津崎村岡の局(通称：むらおかのつぼね)が浄土宗の寺院として再興しました。

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竹林に囲まれた寺院は隠れた紅葉の名所で、紅葉の時期でもゆったりと見事なお庭を楽しむことができます。特に青々とした竹林と紅葉の朱色のコントラストが素晴らしいです。

素晴らしい庭を見ながらゆっくりと想い出に向き合う本堂

• 写真：ririco

茅葺屋根の本堂は、仏さまを拝む人か、来訪者が想いを綴る「想い出草」というノートに記載する人のみが入ることができます。

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境内から見るお庭の紅葉も見事なので、ゆっくり眺めながら自分の想い出を振り返り、「想い出草」に想いを綴ってみるのはいかがでしょうか。

• 写真：ririco

境内の奥では、ノートを手にした「想い出草観音像」が微笑んでいます。

他にも見逃せない素晴らしい見所が

• 写真：ririco

その他にも、阿弥陀如来坐像をお祀りする修練道場から臨むお庭の白砂と紅葉の赤の景色は、必見です。

• 写真：ririco

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また、紅葉が浮かぶモリアオガエルが生息する池や、開山堂と亀石、愛逢い地蔵など、たくさんの見所があるので、じっくりと時間を作ってお庭を楽しむのがおすすめです。

直指庵の情報

• 拝観時間：9:00〜16:00 (11月1日〜12月上旬は9:00〜16:30)
• 拝観料：大人 500円、子供(小学生～高校生) 400円

【2】愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)

奥嵯峨野にある1,200体の羅漢さんが微笑むお寺

• 写真：ririco

愛宕念仏寺は、情緒有る町並みが残る「重要伝統的建造物群保存地区」の嵯峨野鳥居本(とりいもと)を抜けて坂を登っていくとたどり着く、天台宗の仏教寺院です。8世紀に愛宕寺として創建した後に荒廃を繰り返しましたが、鎌倉時代に千観内供(せんかんないぐ)によって天台宗の愛宕念仏寺として再建しました。

• 写真：ririco
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また昭和56年から始まったのが、参拝者が自ら羅漢像を彫って奉納する「昭和の羅漢彫り」。その際に彫られた1,200体の羅漢像石像千二百羅漢が有名で、境内で一同に並ぶ姿は圧巻です。

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紅葉シーズンに訪れると、苔むした石像千二百羅漢に朱色の落ち葉が積もっている姿が美しいです。一つ一つ顔が異なり、ユニークな羅漢像もあるので、じっくり見て行くのも楽しいです。

癒し体験ができる三宝の鐘とふれ愛観音堂

• 写真：ririco
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愛宕念仏寺にあり、参拝者が自由に鳴らすことができる3つの小さな鐘三宝の鐘は、叩くとと綺麗な音色が響きます。またふれ愛観音堂に置かれた、手で触れられることを喜んで下さる観音様に触れると、心身の痛みを癒していただけるそうです。

愛宕念仏寺の情報

• 拝観時間：8:00～17:00
• 拝観料：300円(小・中学生無料)

【3】広沢池：平安期の観月の名所の池ごしに見る紅葉

• 写真：ririco

広沢池(ひろさわのいけ)は、大覚寺東の大沢池と並ぶ平安期の観月の名所で、多くの貴族が歌を詠んだ場所でもあります。秋になると周辺の山が色づく姿がとても綺麗です。鷺や鴨などの多くの水鳥も、羽を休めに訪れます。美しい紅葉の写真を撮りに立ち寄りたい、おすすめの撮影スポットです。