兵庫県淡路島にある「おのころ島神社」。このおのころ島神社は、淡路島でも屈指の縁結びパワースポットとして有名な神社で、「お守りを買って持っていると願いが叶う」と言われているそう!近くには、神々の世界と地上との間に架かっていたとされる「天の浮橋」があり、その橋の上から神様が日本を創られたとか。おのころ島神社で、素敵な人や神様と、良縁を結びましょう!
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おのころ島神社とは?
言い伝え
『古事記』『日本書紀』によれば、神代の昔、伊弉諾命(イザナギノミコト)と伊弉冉命(イザナギノミコト)が天の浮橋の上に立ち、天の沼矛(アメノヌボコ)を持ち海原をかき回します。その時、矛の先から滴る潮が、自ずと凝り固まって島となりました。
それが、おのころ島です。二神はこの、おのころ島に立ち、淡路島を造り、四国、隠岐島、九州と次々に創っていったそうです。
「おのころ島」を漢字で書くと
おのころ島は漢字で書くと「自凝島」と書きます。先ほどの、おのころ島が出来たお話の中に、「自ずと凝り固まって島となりました。」との内容と合わせて、自凝島となり、日本神話では「国生みの地」と言われる場所となったそうです。
意味を知ると、とても面白く、さらにおのころ島神社に興味が湧いてきますね!
「縁を結ぶ」強力な神様が祀られている
おのころ島神社の御祭神は伊弉諾命と伊弉冉命です。この二神だけでも、ご縁のパワーを貰えそうですが、さらに!合わせて祀られているのが、「菊理媛命(キクリヒメノミコト)」です。
この菊理媛命は伊弉諾命・伊弉冉命が喧嘩をした時、仲を取り持った事から縁結びの神様と言われています。この三神が祀られているため、強力な縁結びのパワースポットとして人気があります。
神が「夫婦」の道を開かれた鶺鴒石で縁結び!
縁結びの起源
伊弉諾命・伊弉冉命は、このおのころ島で、石の上で鶺鴒(セキレイ)の夫婦が契りを交わすのを見て、日本で初めて夫婦となった神様です。
知れば知るほど、縁結びのご利益がある理由が分かってきますね。
鶺鴒石へのお祈り方法
【新しい出会いを授かりたい方】
まず「白い縄」のみを握り、続いて「赤い縄」のみを握り、その後、思いを込め祈ります。
【今の絆をより深めたい場合】
▶ お二人で来られた方
男性は「赤い縄」、女性は「白い縄」を握り、二人手を繋ぎ、思いを込めて祈ります。
▶ お一人で来られた方(相手がいる方)
まず「赤い縄」のみを握り、続いて「白い縄」のみを握り、その後、思いを込めて祈ります。
おのころ島神社のみどころ
おのころ島神社正殿
鳥居を入って正面の社が本殿です。おのころ島神社の正殿は、伊勢神宮の建物と同じ造りで建てられています。こちらで結婚式を挙げる事もできるそうですよ。
御神木
正殿左にある、小さな社。この中に夫婦松(こえ松)の御神木があります。
八百萬神社
正殿をぐるっと回った後ろにある神社です。伊弉諾命・伊弉册命の御子神様が祀られています。
- 八百萬神社
- 淡路島 / 神社 / パワースポット
- 住所:兵庫県南あわじ市榎列下幡多415地図で見る
- Web:https://www.freedom.ne.jp/onokoro/onokoro/yaoyoroz...
神々の世界と地上の間に架かった天の浮橋
天の浮橋とは?
おのころ島ができたお話の中で登場した、天の浮橋(アメノウキハシ)。おのころ島神社から約400メートル離れた所にあります。
神々が住む高天原と地上を結んでいたと言われる橋が、この天の浮橋。この橋の上から、日本で最初の島が創られました。
天の浮橋は本当にあった!
『古事記』や『日本書紀』に登場する天の浮橋がこれ!普通の石に見えますが、これが神代の昔からある天の浮橋ですよ。歴史のロマンを感じます。
おわりに
おのころ島神社と天の浮橋はいかがでしたでしょうか。おのころ島神社は、夫婦の道を開いた鶺鴒石、日本で初めての夫婦となった神様、仲直りをさせた神様が祀られているなど、強い縁結びのパワースポットと言われる理由が沢山あります。
そして、天の浮橋は日本の始まりとなる縁の場所。日本神話の縁の地で、素敵な縁を沢山つくって下さいね!
- おのころ島神社
- 淡路島 / ドライブスポット / 神社 / 縁結びスポット
- 住所:兵庫県南あわじ市榎列下幡多415地図で見る
- 電話:0799-42-5320
- Web:http://www.freedom.ne.jp/onokoro/