日本海に面しており、自然あふれる福井県。越前ガニや魚介類が有名ですが、持ち帰りにくいのが難点です。ですがそれ以外にも地元の名産品や銘菓など、おいしいものがたくさんありますので、手軽に持ち帰ることができるオススメのお土産をご紹介します。
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福井で買いたいオススメのお土産4選
【1】五月ヶ瀬(さつきがせ)煎餅
福井県の老舗和菓子屋が作っている煎餅です。ピーナッツの香ばしさと素朴な風味が特徴的な、ザクザクとした硬めの食感の煎餅で、石窯で1枚1枚焼き上げられています。モンドセレクショングランドゴールドメダル(優秀品質最高金賞)を過去何年間も受賞している銘菓です。
4枚入りの少量パックのものから、32枚入りの箱入りのものまでありますので、家族や友人用、会社でのバラマキ土産にも向いています。
【2】羽二重餅
「羽二重」とは福井県で生産されている伝統的な織物のことで、その柔らかく光沢がある布を彷彿させるお土産物として「羽二重餅」が作られたと言われています。餅米・砂糖・水飴からできており、もっちりとした柔らかい食感が特徴です。
羽二重餅そのものも販売されていますし、羽二重餅を使用したどら焼きや、中に餡が入ったものもあります。
【3】へしこ
福井県の若狭地方の伝統料理です。昔、若狭地方から海産物を京都へ運武時に通っていた街道があり、後に「鯖街道」と呼ばれるようになりました。この鯖街道を通って鯖を運ぶ際に、腐らせてしまわないように糠漬けにしたことから始まったそうです。
他の海産物でも糠漬けにするものはあるそうですが、代表的なのが鯖です。糠を洗い落としてそのままお刺身で食べたり、炙ったり焼いたりして食べたり、お茶漬けにしたり、いろいろな食べ方があります。お酒の肴にもぴったりです。真空パックで販売されているので、持ち帰りも簡単です。
【4】越前そば
越前おろし蕎麦は、蕎麦に辛味大根をおろしたものを添え、おろし汁を出汁に加えて食べる、シンプルな郷土料理です。1947年に昭和天皇が福井を視察された際に、この越前おろし蕎麦をとても気に入り、何杯も召し上がられたと言われています。
蕎麦の実の外殻まで挽き込んでいるため、色は黒みがかっており、強い風味と強いコシが特徴的です。お土産用には、蕎麦の乾麺と生麺が販売されています。
購入できる場所
市場・ショッピングモール・コンビニ・駅の売店・商店街など、幅広く取り扱われています。【2】〜【4】に関してはいろんなメーカーが商品を作っているので、食べ比べてみるのも楽しみ方の一つだと思います。