2023年7月にOPENしたばかりの「箱根ホテル小涌園」にステイ!伝統のカレーやラーメンをはじめ、海鮮やスイーツまで豪華な料理が並ぶ朝夕食ビュッフェに舌つづみ。近隣の温泉テーマパーク「ユネッサン」が無料で利用でき、子連れにもおすすめです。
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「箱根ホテル小涌園」とは?
1959年にした開業した「箱根ホテル小涌園」は、箱根がリゾート地として発展していく“観光ブーム”を盛り立てた老舗のホテルです。施設の老朽化に伴って一時閉館後、新たに全館建て替えを行い2023年7月にリニューアルオープンしました。建物はすべてピカピカに生まれ変わったものの、伝統ある「箱根ホテル小涌園」の名称はそのまま引き継がれ、老舗ならではの温かなおもてなしの心も健在。
- 箱根ホテル小涌園
- 箱根 / 日帰り温泉
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297地図で見る
- 電話:0460-82-4111
- Web:http://www.hakoneho-kowakien.com/spa/
道路を挟んで徒歩すぐの場所にある温泉テーマパーク「ユネッサン」も同時にリニューアルし、以前と変わらず宿泊者は何度でも無料で利用できるのも嬉しいポイント。小さなお子さん連れのファミリーから、カップルのデートステイ、三世代旅行まで幅広く楽しめる滞在型のホテルです。
- 箱根小涌園 ユネッサン
- 箱根 / 日帰り温泉 / テーマパーク / 遊び場 / プール / スパ
- 住所:神奈川県足柄下郡 箱根町二ノ平1297地図で見る
- 電話:0460-82-4126
- Web:http://www.yunessun.com/
重厚感あるファサード&絶景ロビーがお出迎え
ホテル正面のファサードは、重厚感たっぷりのシックなデザイン。素敵な旅の始まりを予感させてくれます…!
館内に一歩足を踏み入れると一気に展望が開け、吹き抜け天井の開放的なロビーが出迎えてくれます。こちらも大人っぽくシックにまとめられた空間で、思わず歓声を上げてしまいそう。シンボリックな柱には神奈川県産の杉の木が用いられ、箱根旧街道の杉並木をイメージしているとのこと。
一面ガラス張りの壁の向こうに広がるのは、自然豊かな箱根の森。テラスに出て爽やかな風を感じることもでき、滞在中に何度も訪れたくなる素敵なスペースです。
雨の日もまた素敵。天候や時間帯によって表情を変えるロビー
ちなみに上↑の写真は宿泊翌朝に撮影したものですが、ホテル到着時は雨があがったばかり。庭全体に分厚いガスが垂れ込めていましたが、白いもやに包まれた森もまた幻想的で素敵でした。天候や時間帯によってさまざまな表情が楽しめますよ。
ロビーにはセルフチェックイン機やベンディングマシンも
到着後の手続きは、便利なセルフチェックイン機で。予約時の氏名や電話番号を入力するだけで、長時間並ぶことなくスマートにチェックインが完了します。また、ロビーの隅にはコーヒーなどのドリンクベンディングマシンが設置され、ソファやテラス席でゆっくりいただけるのも嬉しい!
ホテルが開業した年を刻んだシックなバー「Bar1959」
ロビーの右手には、前身の「箱根ホテル小涌園」が開業した年・1959年を店名にあしらったバーが。カウンターの上には、芦ノ湖と富士山が寄木細工風にデザインされています。
隅々まで美しくモダンな館内
さてチェックインも済ませ、いざお部屋へ。リニューアルしたばかりの館内はどこもかしこもピカピカで、美しくモダンなインテリアに彩られています。居るだけでワクワク♡
ヒストリーボードが飾られた5Fフロア
5Fフロアには、箱根小涌園が温泉リゾートとして開発されてきた歴史を学べる「ヒストリーコーナー」が。東京から訪れる多くの観光客や湯治客をもてなすため、さまざまな試行錯誤があったことが分かりとても興味深かったです。
客室は「カジュアルツインルーム」を利用
筆者は家族4人で「カジュアルツインルーム」を2室利用。予約時に特になにもリクエストしなくとも、ちゃんと隣り合った部屋が用意されてあって助かりました。
コンパクトながら必要十分な設備で、独立したシャワールームも完備。バスタブはありませんが館内大浴場やユネッサンをメインに利用するのであれば、何も問題なしです。
お待ちかねのビュッフェディナー!名物料理がずらり
ユネッサンで遊んだ後は、お待ちかねの食べ放題ビュッフェスタイルのディナータイム。今回のリニューアルに当たって、ホテルが一番力を入れたのがこのビュッフェ料理だったということで、期待に胸が高鳴ります。
席に案内され、まずはビュッフェ台をぐるりと一周。ホテル名物の「小涌園ラーメン」や「小涌園カレー」をはじめ牛ステーキ、ローストビーフ、ブイヤベースなど、目移りしてしまうくらい豊富な種類のメニューがずらりと並びます。
特に、お寿司コーナーと串揚げコーナーはライブキッチンで目の前で調理してくれた料理をいただけるので、おすすめ。握り寿司は、バルサミコ酢を用いた酢飯がユニークです。大ぶりの海老をまるっと一本揚げたエビフライもお見逃しなく。
開業記念の期間限定サービスで、生ビールやワイン、ハイボールなどのアルコール類も無料で楽しめました。ごちそうを盛りに盛ったお皿を前に、乾杯~!
〆には、からあげとあんかけをトッピングした名物「小涌園ラーメン」を。自分で麺をゆがいて作る過程も楽しく、子どもたちも歓声をあげていました。濃厚な醬油ベースに太めのちぢれ麵が合いますよ。
もちろんデザートコーナーも大充実。写真映えするカラフルドーナツや、自分好みのフルーツやアイスクリームで作る自家製パフェが特に人気のようでした。
ディナーの後は最上階にある展望露天風呂へ
お腹いっぱいになった後は、少し休憩を挟みつつホテル最上階にある展望露天風呂へ。箱根エリアで大浴場が高層にあるのは珍しいそうで、夜は満天の星空を、朝は箱根外輪山の大パノラマを眺めながら湯浴みが楽しめます。
浴室内・露天風呂の詳細は公式サイトから。お風呂ももちろんリニューアルしたばかりなので、洗い場や脱衣スペースも清潔でピカピカでした。湯上がりのリラックスコーナー↓も眺望よし◎
翌日の朝食もビュッフェ。朝から海鮮丼をほおばる幸せ!
朝食も、昨夜と同じビュッフェレストランでいただきます。照明を落とした夜バージョンとは打って変わって、朝は庭園の輝く緑と窓から射し込む陽光に照らし出された爽やかな空間に。
朝食ビュッフェのテーマは“健康”ということで、和食メニューが特に充実しています。梅や鮭などの具を指定して、目の前でシェフに握ってもらえるおにぎりが名物。さらに、自分で好きな具をたっぷりのせられる海鮮丼もいただけます。
こちらのホテルは箱根の山の中にも関わらず、海鮮料理がとても美味しかったのが印象的です。山とはいえ、相模湾や駿河湾などの漁場からもほど近いという立地ゆえでしょうか。トロトロの甘海老やしらすをのせた出来立ての海鮮丼、おすすめです!
また、ホテル自家製パンにはさんだローストビーフサンドもジューシーで美味。朝からスパークリングワインをいただきつつ、贅沢な朝ごはんを堪能しました。
食後は緑豊かな庭園を散策。スマホのセルフガイドマップもあり
レストランを後にし、そのまま2Fの入口からお庭に出て腹ごなしの散策をすることに。16,000m²の広さを誇る日本庭園は大正3年に造られた歴史あるもので、もともと旧三井財閥の別荘庭園だったそう。
庭園の入口には、スマートフォンで二次元コードを読み取って利用できるフィールドマップの用意も。散策路の各所に設けられた「樹木板」の二次元バーコードからも、草木の説明を読むことができます。
庭から見渡すホテルの全景も素敵。晴れた日には緑に映える美しい建物が写真に収められるので、ぜひゆっくり散策してみてください。記念写真にもぴったりのロケーションですよ。
ちなみに庭園入口のすぐ脇には、キッズスペースが。夫婦交替でお子さんを遊ばせながら、庭園散策を楽しむ子連れのご家族の姿もたくさん見られました。ユネッサンやビュッフェレストランなどがあって子連れでも過ごしやすく、全体的にファミリーフレンドリーな雰囲気なので、家族での箱根旅行におすすめのホテルです。
おわりに
今回は、2023年7月にOPENしたばかりの「箱根ホテル小涌園」を詳しくご紹介しました。中学生の娘2人+夫婦の家族で訪れましたが、遊び盛り&食べ盛りの子どもたちはユネッサンのプールと豪華ビュッフェ(しかも2食)に大満足。
箱根への旅行を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!