2018年の大河ドラマ『西郷どん』で話題になった鹿児島。鹿児島県に属する奄美大島は温暖気候で、年間を通して15℃以上とすごしやすい南の島です。この記事では奄美大島観光・グルメを、押さえたい定番&とっておきの穴場スポットに分けてご紹介します。
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奄美大島【観光】の定番と穴場
【観光の定番】ハートロック
奄美大島といえば青い海、青い空。美しいビーチはたくさんありますがその中でもおすすめなのが赤尾木の東海岸。大河ドラマ『西郷どん』のオープニングロケ地にも使用された、美しいビーチです(幼少時代の子役さんと鈴木亮平さんが相撲をとっているビーチ)。
またここはパワースポットとしても有名な「ハートロック」が見られます。
ハートロックを見るには
ハートロックは海沿いのハートの形をした岩場のこと。そのため潮位によって見えるときと見えない時があります。訪れる際は"干潮"の時間に合わせてください。オンタイムでなくとも、前後30分は見ることができますよ。
行き方
奄美大島はレンタカーを借りた方が断然満喫できます!!!!!
タクシーは空港、市内では見かけますがそれ以外ではほとんど見ません。また公共交通機関もないので車がないと移動は不自由です。車で走っていると、名もない美しいビーチに出会うこともできるので、レンタカーを借りることをおすすめします。
この赤尾木の東海岸も空港から車で15分程度、島1番の繁華街名瀬市内から車で15分程度の場所にあります。ナビでの検索は、「ラフォンテ(記事後半で紹介します)」「それいゆふぁーむ(大島郡龍郷町赤尾木1346-1)」「宿うふた(大島郡龍郷町赤尾木1330)」を目的地にしてください。
【観光の定番】マングローブのカヌーツアー
日本では沖縄、奄美大島にしかないマングローブ。
そもそもマングローブとは熱帯~亜熱帯地方にしか存在しない植物、樹林のことを指します。海水と淡水が混じる河口付近に発生するのが特徴で、ハートロックとは反対に"満潮"の時に訪れるのがおすすめです。
参加方法
カヌーツアーに参加する方法は2つ、旅行会社のツアーに申し込むか、船を貸している業者に直接予約するかです。所要時間は3時間~半日程度ですが、満潮の時間にあわせて開始時間を指定されますので、マリンスポーツなど時間指定がある予定は入れないほうがいいでしょう。
筆者は旅行会社経由で「観光ネットワーク奄美」の3時間ツアーに参加しました。値段は6,000円で、往復の送迎付きです。ライフベストはレンタルできたので、飲み物と濡れてもいい服装・靴を用意しました。なお靴はビーチサンダルでもOKでした(ツアー会社によって内容、時間、持ち物は異なりますので確認してください)。
いざツアーへ
カヌーは1人乗り、2人乗りが選べます。ツアーガイドいわく1人乗りの方が簡単だそう。カヌーの操作は、初心者でも川の広いところで練習するとすぐに慣れます。
川のきれいな水や、マングローブならではの植物の他、運がよければ写真のような蟹やうなぎを見ることができます。潮の満ち引きによっては干潟にあがれることもありますので奄美ならではの自然を満喫してください。
【観光の穴場】宮古崎(ササント)
メジャーではないけれどおすすめの観光スポットが宮古崎です。名瀬市内から西へ車で20-30分程度、そこから歩いて20-30分程度のこの秘境は、国定公園にも指定されている絶景スポットです。
見どころは一面に広がる笹と東シナ海。日中は青い空と海、笹の緑のコントラストを楽しむことができ、夕暮れ時にはきれいなサンセットを見ることもできます。
琉球笹の群生によって別名ササント(笹の塔、島)と呼ばれています。ここも大河ドラマ『西郷どん』のオープニング映像でロケ地に使用されました。
行き方
まず国道79号線の「国直海岸」を目指します。レンタカーの場合は国直集落前、もしくは海岸前の駐車場(合計10台程度)に車をとめ、看板奥の山道へ入りましょう。距離1キロ程度、20-30分程度のハイキングコースは、植物や滝、海の景色など奄美の自然を楽しむことができます。
道中、ササントにはお手洗いがないのでハイキング前に済ますことをおすすめします。また自動販売機もないので暑い時期は飲み物をご用意ください。