サンフランシスコ発！Heath Ceramicsの工場へ行こう

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• ヒースセラミックスとは
• サウサリートのショールームへ行こう
•    工場ツアーは金曜日がおすすめ
• ヒースセラミックス in サンフランシスコ

ヒースセラミックスとは

• 写真：くー温かいアーストーンが素敵なヒースセラミックス

ヒースセラミックスは、アイオワ州出身の女性陶芸家イーディス・ヒース氏が、夫のブライアン・ヒース氏とともに1948年に立ち上げた陶器ブランド。サンフランシスコから車で20分ほどのサウサリートに工場を構え、1950年代に入ると、タイルの製造にも着手しました。

2003年に若いデザイナー夫妻がブランドごと買い取り、サンフランシスコのフェリービルディングやロサンゼルスにショールームを設けるなど、ヒースセラミックスの知名度拡大に成功。

小規模な工場で丁寧に商品を手作りし、「良いものを良い人々へ」という企業理念はそのままで、サンフランシスコ・ベイエリア発の有名ブランドの地位を確立しました。

土や空など自然を連想させる色遣いが大きな特徴で、お皿からボウル、カップまで同じトーンでそろえることができます。電子レンジや食洗機にも対応していて、使い勝手も抜群。タイルは、インテリアのアクセントにも使えて人気です。

サウサリートのショールームへ行こう

• 写真：くーサウサリートにあるヒースセラミックスのショールーム

ヒースセラミックス誕生の地で、工場とアウトレットショップを兼ねているのが、サウサリートのショールーム。サンフランシスコから車で20分ほどの、湾沿いの工業エリアに建っています。

• 写真：くー最新の商品から割り引きアイテムまで豊富な品ぞろえ

このショールームがヒースセラミックスの他店舗と違うのは、セカンドクオリティーと呼ばれるセール品がそろっている点。表面が少し欠けていたり、塗料がにじんでいたりしますが、使う本人が気にしなければまったく問題ない品質で、定価よりも2〜3割ほどお得な値段で購入できます。

• 写真：くー工場での品質検査を通過できず、セカンドクオリティーとして販売されることになるお皿たち

もちろん欠陥のない商品や、著名レストランで使われている特注セット、キッチンや食卓が楽しくなりそうなグッズも並んでいて、趣味のいいセレクトショップにいるような気分でショッピングを満喫できます。

工場ツアーは金曜日がおすすめ

• 写真：くーヒースセラミックスの製品は粘土を型に流し入れて作られます

工場見学ツアーは毎週金〜日曜日に行われていて、参加は無料。金曜日のツアーは、実際に作業している様子が見学できるので人気が高く、数カ月前から予約が必要な場合もあります。定員（12人）に空きがあれば、当日参加も可能です。

ツアーでは、ヒース夫妻の紹介や簡単な工場の歴史の説明の後、工場内で粘土を混ぜる設備や、その粘土を型に流し込む過程、ボウルや皿の縁に一点ずつ丸みを持たせる作業などを順番に見学していきます。

• 写真：くーカップの取っ手をまとめて8つ作り、型から外す作業を見せてくれました

製品は基本的に型を使って作られますが、例えばカップの取っ手はひとつずつ後から手で付けるなど、手作りの部分も大切にされています。通常よりも取っ手が低いカップもあり、そこに隠された秘話が披露されると参加者から笑みがこぼれました。

• 写真：くー釉薬調合の試験サンプルは見るだけで心が躍ります

ツアーの後半では、新しい色やパターンを生み出すために繰り返される釉薬の調合の試験サンプルも披露され、参加者は興味津々。工場の出口付近の棚では、イーディス・ヒース氏の初期の作品を間近で見ることができ、人気ブランドのルーツに触れながらツアーを終えることができます。

【工場ツアーの注意点】

• ツアーは英語で行われます
• 所要時間は45分ほど
• ツアーの予約は公式サイトにリンクが載っています
• サンダルなど足の指が見える靴では参加できません
• 子どもは5歳から参加可能（保護者同伴の場合のみ）

ヒースセラミックス in サンフランシスコ

• 写真：くーサンフランシスコのショールームもおしゃれで楽しい空間です

サンフランシスコでヒースセラミックスの商品を購入したい場合は、フェリービルディング内の販売店、またはミッション地区のショールームへ足を運びましょう。

ショールームはタイル工場も併設していて、第一、第三金曜日と毎週土、日曜日に見学ツアーが行われています。

ショッピングやツアーの後には、ショールームと同じビル内にあるTartine Manufactory（タルティーン・マニュファクトリー）へ。サンフランシスコで一番有名なベーカリーのメニューを、ヒースセラミックスが手がけた食器セットで味わうことができます。