サンフランシスコ
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斧を投げてストレス発散? サンフランシスコの「Bad Axe」

取材・写真・文:

アメリカ在住

2018年6月4日更新

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写真:くー

斧を振りかざしてターゲットに向かって投げる。そんなスポーツがあるのをご存知ですか?カナダやアメリカでは専用施設も増え始め、バースデーパーティや職場の親睦会の会場として起用されるなど知名度が上がってきています。サンフランシスコ近郊にも2017年に「Bad Axe San Francisco」がオープン。ゲーム感覚でスリルが味わえ、ストレスも発散できる「斧投げ(Axe Throwing)」は旅行者にも在住者にもおすすめのアクティビティです。

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アメリカ、カナダで広がりつつある「斧投げ」

  • 写真:くーサンフランシスコ郊外にある「Bad Axe San Francisco」

サンフランシスコ市のすぐ南、デーリーシティーにある「Bad Axe San Francisco」は、カナダのオンタリオ州で開業したBad Axe Throwingの支部の一つ。2018年5月現在はブルックリンやシカゴ、トロントなどアメリカとカナダ合わせて20都市以上で斧投げに特化した施設を運営しています。

  • 写真:くースポーツジムのようなスペースに斧投げ用の的が8つあります

Bad Axe San Franciscoは武術道場の奥に設けられ、外からは様子が見えなくて少し入りにくい印象。でも思い切ってドアを開けると室内は想像よりも広く、雰囲気はスポーツジムに似ています。

  • 写真:くー施設を利用する前に誓約書への署名が求められます

斧を手にする前にまずは誓約書に署名。自分のスマホ上でリンクを開き、斧投げの危険性を認識していること、事故や怪我は自己責任であることなどに同意する旨を伝え、現地のスタッフにそのページを提示する必要があります。

最初はドキドキ 的に刺さると快感に

  • 写真:くー斧の種類は2つ。長いのは両手用、短いのが片手用です

インストラクターから注意事項の確認と投げ方の説明を受けたら、あとは投げるだけ。最初は斧を持つだけでドキドキしますが、一度投げてしまえばちょっとした快感に。それと同時にタイミングよく的に刺すことが意外と難しいことに気付きます。

  • 写真:くー背中からまっすぐに斧を投げるのが最初は難しいかも

斧が的に届かなかったり、刺さらずに跳ね返されたりを繰り返すうちに、何となくコツがつかめてきます。大切なのは体全体を使い、真っすぐに斧を放つよう神経を集中させること。初めて的に斧が刺さった時はうれしくて記念写真を撮りたくなるはずです。

  • 写真:くー的によっては表面がかなりボロボロなものも。これでも数日しか使っていないそうです

うまく投げられるようになったら競技開始。10回投げて総合の得点で競ったり、ダーツのルールを起用して更に複雑なゲームに興じたり、楽しみ方に決まりはありません。隣りのレーンには両手に斧を持って2本同時に投げる強者もいました。

予約なしのウォークインで気軽に行けるのも魅力

  • 写真:くー各種Tシャツも販売しています。ボーリングのように「マイ斧」を購入する人も?

料金は3種類に分かれていて、6人以上の予約なら一人44ドル25セント(約4,800円)。35人以上なら一人35ドル(約3,800円)。どちらも専用の的とインストラクター付きで2時間半遊べます。

もちろん予約なしのウォークイン(Walk-In)でもOK。この場合は1時間一人20ドル(約2,170円)で、的は共用になります。ウォークインはスケジュールが限られているので、出かける前に公式サイトで確認しましょう。

ダーツやボーリング感覚で遊べて、思った以上にいい運動になる「斧投げ」。かなりおすすめです。

バッドアックス・サンフランシスコ
サンフランシスコ / その他スポット
住所:30 Hill Street, Daly City, CA94014地図で見る
電話:888-435-0001
Web:https://badaxethrowing.com/locations/axe-throwing-...

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サンフランシスコから離れられません
大学留学で渡米し、サンフランシスコに流れ着きました。寛容でリベラルで肩の力が抜けたところがツボにはまり、格差社会が叫ばれ家賃高騰が続く今も離れられずにいます。できるだけお金をかけずに楽しいことを探すのが趣味。定番の観光スポットだけでなく、サンフランシスコの現在形が体感できる情報をお届けしたいと思っています。
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