斧を振りかざしてターゲットに向かって投げる。そんなスポーツがあるのをご存知ですか?カナダやアメリカでは専用施設も増え始め、バースデーパーティや職場の親睦会の会場として起用されるなど知名度が上がってきています。サンフランシスコ近郊にも2017年に「Bad Axe San Francisco」がオープン。ゲーム感覚でスリルが味わえ、ストレスも発散できる「斧投げ(Axe Throwing)」は旅行者にも在住者にもおすすめのアクティビティです。
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アメリカ、カナダで広がりつつある「斧投げ」
サンフランシスコ市のすぐ南、デーリーシティーにある「Bad Axe San Francisco」は、カナダのオンタリオ州で開業したBad Axe Throwingの支部の一つ。2018年5月現在はブルックリンやシカゴ、トロントなどアメリカとカナダ合わせて20都市以上で斧投げに特化した施設を運営しています。
Bad Axe San Franciscoは武術道場の奥に設けられ、外からは様子が見えなくて少し入りにくい印象。でも思い切ってドアを開けると室内は想像よりも広く、雰囲気はスポーツジムに似ています。
斧を手にする前にまずは誓約書に署名。自分のスマホ上でリンクを開き、斧投げの危険性を認識していること、事故や怪我は自己責任であることなどに同意する旨を伝え、現地のスタッフにそのページを提示する必要があります。
最初はドキドキ 的に刺さると快感に
インストラクターから注意事項の確認と投げ方の説明を受けたら、あとは投げるだけ。最初は斧を持つだけでドキドキしますが、一度投げてしまえばちょっとした快感に。それと同時にタイミングよく的に刺すことが意外と難しいことに気付きます。
斧が的に届かなかったり、刺さらずに跳ね返されたりを繰り返すうちに、何となくコツがつかめてきます。大切なのは体全体を使い、真っすぐに斧を放つよう神経を集中させること。初めて的に斧が刺さった時はうれしくて記念写真を撮りたくなるはずです。
うまく投げられるようになったら競技開始。10回投げて総合の得点で競ったり、ダーツのルールを起用して更に複雑なゲームに興じたり、楽しみ方に決まりはありません。隣りのレーンには両手に斧を持って2本同時に投げる強者もいました。
予約なしのウォークインで気軽に行けるのも魅力
料金は3種類に分かれていて、6人以上の予約なら一人44ドル25セント(約4,800円)。35人以上なら一人35ドル(約3,800円)。どちらも専用の的とインストラクター付きで2時間半遊べます。
もちろん予約なしのウォークイン(Walk-In)でもOK。この場合は1時間一人20ドル(約2,170円)で、的は共用になります。ウォークインはスケジュールが限られているので、出かける前に公式サイトで確認しましょう。
ダーツやボーリング感覚で遊べて、思った以上にいい運動になる「斧投げ」。かなりおすすめです。
- バッドアックス・サンフランシスコ
- サンフランシスコ / その他スポット
- 住所:30 Hill Street, Daly City, CA94014地図で見る
- 電話:888-435-0001
- Web:https://badaxethrowing.com/locations/axe-throwing-...