レストラン情報に対するアンテナが敏感で、おいしそうな料理の写真を撮ったり見せたりするのが大好きなサンフランシスカンたち。そんなグルメ市民に今大人気のレストランが、2017年3月にオープンした餃子専門店「Dumpling Time(ダンプリンタイム)」です。お値段が意外と手ごろで、味もインスタ映えも文句なし。しばらくはブームが続きそうなDumpling Timeをご紹介します。
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開発が進むデザインディストリクトにオープン
平日のランチでも空席待ちの列ができるDumpling Timeは、サンフランシスコ・ダウンタウンの南に位置するデザインディストリクトにあります。
インテリアショップやショールーム、倉庫などが集まっていることからこう呼ばれていますが、ゲーム開発会社のZyngaや民泊検索サイトAirbnbがオフィスを構えるなど、近年ではIT業界色も濃くなってきています。
シンプルな外観 インテリアはポップ
この地区の一角にオープンしたDumpling Timeは、うっかり前を通り過ぎてもおかしくないほどシンプルな外観。しかし毎日のように開店前から行列ができているので、実際には見逃すことはありません。
店内は白で統一された壁にポップなイラストが描かれ、アジア系のアイドルやミュージシャンのビデオが大きく映し出されるなどヒップな雰囲気。窓も大きくランチタイムはどの席も明るいので写真撮影には好都合です。
色とりどりの餃子を召し上がれ
メニューは店名からも明らかなように餃子が中心。日本式の焼き餃子から飲茶でおなじみの小龍包や蒸し餃子、そして盛りつけがカリフォルニア風な水餃子まで、各種色とりどりな餃子がそろっています。
写真映えを重視するならカラフルな水餃子やビーツを練り込んだ真っ赤な小龍包などがおすすめ。通常の小龍包の10倍はボリュームがありそうな特大小龍包も話題的には外せません。
肝心のお味の方も、アメリカにしては珍しく全体的に薄め。ガラス張りのキッチンで中国系と思われる40〜50代の女性数人が慣れた手つきで黙々と餃子を作っていて、出来立ての熱々がテーブルに運ばれてきます。
お値段は一皿6ドル(約675円)から9ドル50セント(約1,070円)と、サンフランシスコの新しいレストランにしてはお手ごろ(2017年9月現在)。これも人気の要因と言えそうです。
今後も注目のデザインディストリクト
Dumpling Timeは最近サンフランシスコで流行の「おまかせ」を提供するレストランを展開するグループが経営。同じくデザインディストリクトに焼き肉やうどんの専門店をオープンさせる計画も進んでいて、このエリアはしばらく目が離せない状態です。
- ダンプリンタイム
- サンフランシスコ / 中華料理
- 住所:11 Division Street, San Francisco, CA地図で見る
- 電話:415-525-4797
- Web:https://www.dumplingtimesf.com/