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【閉店】【サンフランシスコ】エコでグルメで写真映え抜群!ソノマ郡のSHED

取材・写真・文:

アメリカ在住

2019年3月12日更新

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写真:くー

※こちらの記事で紹介している「SHED」は2018年12月末をもって閉店しました※ カリフォルニアワインの産地として有名なソノマバレー。その中で高速道路からのアクセスが簡単でおしゃれなダウンタウンがあるヒールズバーグの街に、グルメ市民に人気のマーケット「SHED(シェッド)」があります。カフェやレストランも併設していてワイナリー巡りの際にはぜひ立ち寄りたいスポット。お土産探しができて写真映えも抜群のSHEDを紹介します。

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2013年オープンの食の発信地

  • 写真:くー店内だけでなくドアもフォトジェニック

大きな倉庫のような外観のSHEDは、ソノマバレーの新しい食の発信地として2013年にオープン。開放感あふれる設計とこだわりの品ぞろえがメディアなどに取り上げられ一躍有名になりました。

  • 写真:くー明るく広々とした店内。右のカウンターはカフェになっています

近郊の農場や牧場と提携し安全な農産物を消費者に届けると同時に、コミュニティーの繋がりも強化させるというコンセプトの基で始まったプロジェクトで、スローライフ、食育、共生といったエコロジカルなライフスタイルを垣間見ることができます。

こだわりの品ぞろえ お土産選びにもぴったり

  • 写真:くー食器やキッチン用品がすっきりと見やすく並んでいます

SHEDのフロアの大部分は食品またはキッチン用品を並べた販売スペースになっています。野菜やチーズ、パンなどをはじめ、調味料や乾物、チョコレートなどのラインナップも充実。パッケージもおしゃれなものが多いのでお土産にも喜ばれそうです。

  • 写真:くー日本の食文化にも焦点を当てています

フロアの真ん中には日本からの輸入品や和風なアイテムが集められたテーブルもあって、日本の食文化への関心の高さがうかがえます。2階のワークショップスペースでは過去にラーメン作りや味噌作りの教室が開かれたことも。日本人にはうれしいエピソードです。

地産地消をレストランで体験

  • 写真:くーデリのコーナーは華やかさよりも質で勝負

SHED内にあるレストラン「SHED Café」では近郊で生産された野菜や乳製品を使ったカリフォルニア料理を味わうことができます。食材のほとんどはSHEDの10マイル圏内から届いたもの。平日のディナータイムにはシェフおまかせの日替わりコースが用意され、料理に合わせたワインのペアリングも勉強になると評判です。

  • 写真:くーケーキとアイスコーヒーでひと休み。店頭のテーブルは居心地満点です

レストランで食事をする予算や時間がない場合は、サラダや魚の薫製を量り売りしているデリをチェック。チーズやパンも一緒に購入して、店頭のテーブルでピクニック気分で食べるのも旅の思い出になりそうです。

【閉店】シェッド カフェ
サンフランシスコ / カフェ・喫茶店 / 洋食・西洋料理
住所:25 North Street, Healdsburg, CA地図で見る
Web:https://healdsburgshed.com/

街歩きも楽しいヒールズバーグ

  • 写真:くー緑が多く歩くのも楽しいヒールズバーグ・アベニュー

ヒールズバーグの人口は約1万1000人。あまり大きな町ではありませんが、ソノマワインの産地であるロシアンリバー、ドライクリーク、アレキサンダーバレーに囲まれているため、ワイナリー巡りの一環として訪れる人が多く、観光地らしい雰囲気があります。

  • 写真:くー手作り感あふれるファーマーズマーケット

メインストリートのヒールズバーグ・アベニューはおしゃれなブティックやレストラン、ワイナリーの直売店などが並び、買い物をする人々もどこか上品。

夏期の水曜日と土曜日にはファーマーズマーケットも開かれるのでワイナリー、SHED、そして青空市の3本立てでソノマ郡の農業文化にどっぷり浸かるのもおすすめです。

ヒールズバーグ ファーマーズ マーケット
サンフランシスコ / 市場・朝市
住所:W Matheson St Healdsburg, CA 95448 アメリカ合衆国地図で見る
Web:http://www.healdsburgfarmersmarket.org

ヒールズバーグへのアクセス

  • 写真:くー倉庫のような外観のSHED。ヒールズバーグのダウンタウンでもひと際目立ちます

サンフランシスコからの距離は約65マイル(約105キロ)。ゴールデンゲートブリッジを渡り、そのまま101号線を1時間ほど北上すると「Healdsburg」の標識が出ます。公共交通機関で行く場合はGolden Gate Transitでサンタローザ(Santa Rosa)まで行き、Sonoma County Transitに乗り換える必要があります。

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この記事を書いたトラベルライター

サンフランシスコから離れられません
大学留学で渡米し、サンフランシスコに流れ着きました。寛容でリベラルで肩の力が抜けたところがツボにはまり、格差社会が叫ばれ家賃高騰が続く今も離れられずにいます。できるだけお金をかけずに楽しいことを探すのが趣味。定番の観光スポットだけでなく、サンフランシスコの現在形が体感できる情報をお届けしたいと思っています。
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