流行に敏感なユーザーたちがリアルタイムで写真や動画、コメントを発信するSNS。その筆頭でもあるインスタグラムは最新情報の宝庫です。旅先でその地域の写真を検索すれば、まだガイドブックに掲載されていないお店や撮影スポットを見つけるのも簡単。「サンフランシスコ」で検索して出てきたロケーションの中から、インスタ映えして、さらに情報通もアピールできる最新スポットをまとめてみました。
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【1】カラフルでおもしろい「Vinton Courtの階段」
全米一の規模を誇るサンフランシスコ・チャイナタウンの一角、ヴィントンコート(Vinton Court)と標識にある小道にいつの間にか現れたのがカラフルな階段。観光客向けのお土産屋さんが並ぶグラントアベニュー(Grant Avenue)を歩いていると、カメラ片手に写真を撮り合う女性グループが集まっているので場所はすぐに分かります。
階段はカラフルなだけでなく、「Mapo Tofu(麻婆豆腐)」や「Xiao Long Bao(小龍包)」など中国ゆかりの料理の名前が描かれているのも人気の一因。「Congee with 1000-year-old Egg(1000年熟成した卵入りの粥)」なんていう長い名前のメニューまであります。
【2】「Clarion Alleyの壁画」をバックにモデル気分で
サンフランシスコで壁画を見るならミッション地区のバルミーアリー(Balmy Alley)が有名ですが、同じミッション地区内でカフェや雑貨屋さんに近く、よりアクセスが簡単なクラリオンアリー(Clarion Alley)も近年は人気が高まっています。
政治色の強い作品から抽象的なものまでテーマも筆遣いも多彩な壁画が並んでいるので、美術館にいるような気分で観賞できます。もちろんポートレートの撮影場所としての可能性は無限大。その日のファッションとうまく組み合わせれば雑誌さながらの一枚が撮れるはずです。
【3】かわいらしいクマさんが迎えてくれる「Chisme」
アメリカのスーパーの蜂蜜コーナーに行くと、必ず並んでいるのがかわいいクマの形をした容器。サンフランシスコでは2018年1月に、この蜂蜜クマさん(Honey Bear)の描かれたステッカー約450枚がダウンタウンを中心にゲリラ的に貼られ話題になりました。
この一件の黒幕である地元アーティストfnnch(フィンチ)さんの作品が大きくフィーチャーされているのが、アメリカ風メキシコ料理のお店、チズメ(Chisme)。メニューは気軽につまめるタコスが中心で、サンフランシスコらしくベジタリアン向けのアイテムもそろっています。
- チズメ
- サンフランシスコ / 中南米料理
- 住所:882 Sutter Street, San Francisco, CA 94109地図で見る
- 電話:415-370-7070
- Web:https://chismesf.com/
【4】「Media Noche」はトイレが見逃せない
「店内で一番人気のあるスポットがトイレ」という、不思議なトレンドを生み出したのがミッション地区のキューバ料理店、メディアノチェ(Media Noche)。緑色のキラキラ光る壁にバナナが描かれていて、確かにインスタ映えするトイレです。
ダイニングエリアも床のタイルがキュートで、靴と一緒に写真に収める人が後を絶ちません。看板メニューはパンをカリッと焼いたキューバ式のサンドウィッチ。デザートには満月の形をしたアイスクリームのチョコがけがおすすめです。
- メディアノチェ
- サンフランシスコ / 中南米料理
- 住所:3465 19th Street, San Francisco, CA 94110地図で見る
- 電話:415-655-3904
- Web:https://www.medianochesf.com/