サンフランシスコで一番有名なベーカリーといえば「Tartine Bakery(タルティーン・ベーカリー)」。その最新店舗が2019年7月、市内のインナーサンセット地区にオープンしました。
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サンフランシスコ・ベイエリアでは4軒目
2002年にサンフランシスコのミッション地区に開業したタルティーンは、天然酵母を使ったパンや質の高いクロワッサン、ケーキなどが人気を呼び、ゲレロ・ストリートの本店はいつも長蛇の列。同じくミッション地区で営業する二号店「Tartine Manufactory(タルティーン・マニュファクトリー)」もオープン当初から話題になっています。
日本への上陸は延期になったものの、ロサンゼルスで2店舗、韓国・ソウルで3店舗を展開し、サンフランシスコ・ベイエリアではサンフランシスコ国際空港のターミナル内の店舗に次いで、今回の「Tartine Inner Sunset」が4軒目としてオープンしました。
- タルティーン・ベーカリー
- サンフランシスコ / パン・サンドイッチ / カフェ・喫茶店
- 住所:600 Guerrero Street, San Francisco, CA地図で見る
- 電話:1-415-487-2600
- Web:http://www.tartinebakery.com/
- タルティーン・マニュファクトリー
- サンフランシスコ / パン・サンドイッチ / カフェ・喫茶店
- 住所:595 Alabama Street, San Francisco, CA地図で見る
- Web:http://www.tartinemanufactory.com/
「Tartine Inner Sunset」の特徴は?
ゴールデンゲートパークから半ブロックも歩かない場所に店を構えるインナーサンセット店。外装もインテリアも白を基調にしていて、とてもシンプルです。奥に細長く広がる店内はテーブルもたくさんあり、週末やピーク時を避ければ比較的簡単に席を見つけることができます。
ダウンタウンから少し離れているため、訪れるのは周辺に住む市民とゴールデンゲートパークから足を伸ばす観光客が中心で、ほかの店舗に比べて客の年齢層が広いのも特徴。半径2ブロック内に趣味のいいブティックや雑貨屋が集まっているので、来店のついでにショッピングも楽しめるエリアです。
パン以外の朝食メニューも充実
2019年8月現在、毎日午前7時から午後3時までの営業となっているインナーサンセット店は、ほかの店舗よりもショーケースに並べられたアイテムが少ないので要注意。クロワッサンは常に数種類そろっていますが、ケーキやパイといった甘いデザート系はまだお目見えしていません。
そのかわり午前11時までの朝食メニューに力を入れていて、焼きたてパンとバター(4ドル50セント/約480円)や卵焼きのサンドウィッチ(12ドル/約1,270円)といった、パンのおいしさが決め手の定番メニューから、お粥(14ドル50セント/約1,540円)や半熟卵プレート(15ドル/約1,590円)など、ベーカリーとは思えないラインナップまで、お値段は高めですがこだわりの朝食を味わうことができます。
店内で食事をすると、ベイエリア発祥の人気陶器ブランド「Heath Ceramics(ヒースセラミックス)」の食器でサーブされるのもポイント。やさしい色づかいの食器たちがオープンキッチンに積み重ねられているのを見るだけでも心が癒されます。
今後は営業時間を延長し、ディナーメニューを提供する計画も進んでいるそう。インナーサンセットは市営バスやメトロも頻繁に通っていてアクセスが簡単なので、ぜひ出かけてみてください。
- タルティーン・インナーサンセット
- サンフランシスコ / パン・サンドイッチ / カフェ・喫茶店
- 住所:1226 9th Avenue, San Francisco, CA 94122地図で見る
- 電話:415-742-5005
- Web:https://www.tartinebakery.com/san-francisco/inner-...