東京の密かなホットスポット、巣鴨の美味しいお店をご紹介します。巣鴨は古き良き昭和の香りと近代的な雰囲気が融合した町であり、知る人ぞ知る名店がいくつも存在しています。休日はちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
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1.巣鴨名物元祖塩大福「みずの」
巣鴨の名物といえば「塩大福」ということをご存知でしょうか。地蔵商店街だけでも塩大福が売られている店は数軒あり、なぜか惹かれてしまう輝かしい存在です。中でも塩大福の元祖と言われている「みずの」は、昭和12年の創業以来長く愛され続けている名店であり、塩大福を求めて行列ができることも珍しくありません。
みずのの塩大福は甘さ控えめの上品な味わいであり、モッチモチのみたらし団子やきび団子なども人気です。昔ながらの和菓子というのは美味しいだけでなく、心がほっこり和んでしまう満足感がありますね。喫茶スペースもあるので、休憩がてらゆっくり楽しんでみるのもいいでしょう。
- 元祖塩大福みずの
- 巣鴨・大塚・駒込 / スイーツ / 和菓子 / 和菓子店
- 住所:〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目33−3地図で見る
- 電話:03-3910-4652
- Web:https://shiodaifuku.co.jp
2.日本一のあんぱん「喜福堂」
「喜福堂」は大正五年(1916年)に創業以来、なんと100年以上も続く老舗のパン屋さん。店内には、ひとつひとつ丁寧に手作りされた真心こもったパンが並んでいます。テーブル席も用意されているので、購入したパンをその場ですぐに楽しむことができます。
こだわりの餡が決め手の手作りあんぱん
喜福堂の看板商品である、あんぱん。つぶあんとこしあんの両方作られているのが嬉しいところです。あんは北海道産の小豆と氷砂糖を使ってまろやかな味わいに練り上げられていて、パン生地はモチモチであんぱん好きにはたまりません。サイズは小さめですがずっしりしていて、なかなか食べ応えのある一品です。
とろとろカスタードのクリームパン
あんぱんに続いて人気なのが、とろとろカスタードのクリームパンです。ひと口食べると濃厚な甘さが口いっぱいに広がり、どんな名店にも負けない美味しさを保っています。昔ながらの雰囲気を残しながら、現代にもマッチしている新感覚の商品かもしれません。一度食べたらファンになること間違いなしです。
- 喜福堂
- 巣鴨・大塚・駒込 / パン・サンドイッチ / パン屋
- 住所:〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目17−16地図で見る
- 電話:0339174938
- Web:https://www.kifukudo.com
3.鶏煮干しらぁめんの「いま村」
巣鴨駅南口から徒歩1分の所にある「いま村」は、一見ラーメン店には見えない品のいい店構えで、濃厚鶏白湯スープに煮干しの旨味と風味をきかせた「鶏煮干しらぁめん」が話題になっています。店内も落ち着いた雰囲気のきれいな内装にまとまっていて、和食屋さんにでも来たかのような上質な空間となっています。
気になるラーメンは「美味しい!」「素晴らしい!」のひと言ですね。メニューは醤油味と塩味のラーメンのほかにご飯ものも用意されていて、カウンターの中で焼いている鶏チャーシューはこれまた絶品です。濃厚スープに香ばしい鶏チャーシューが相性バッチリで、一度訪れてみる価値ありのラーメン店だと思います。
4.真心こもったこだわりの定食「ときわ食堂」
巣鴨のおすすめ店といえば「ときわ食堂」が有名であり、巣鴨周辺だけで5店舗も構える人気店です。特に本店は週末になると行列ができるほどです。平日であっても満席になることが多く、巣鴨へ来たらときわ食堂に寄らずには帰れません。
メニューは揚げ物や刺身などお馴染みの定食が数多く揃っていて、季節ごとに旬のおすすめも登場します。素材は毎朝市場で新鮮なものを仕入れており、コロッケやサラダもすべて自家製で冷凍を使うことはないそうです。
さらにお味噌汁は作り置きはせずに、一人分ずつ作って出来立てを提供するというこだわりよう。美味しい食事をいただけるのは本当に幸せなことですね。メニューの種類が豊富なので、軽くビールを飲みながら楽しむのもいいでしょう。