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7. 国分寺楼門
写真：Noz国分寺楼門。江戸時代の建築様式をよくとどめている、重要な建物です。市重要有形文化財に指定されています。
国分寺の門前にある楼門(ろうもん)です。明治28年に現在の東京都東久留米市にあった米津寺から移築されました。2階には十六羅漢像のうち13体が安置されています。
- 国分寺楼門
- 立川・八王子・日野 / 建造物
- 住所：東京都国分寺市西元町1－13－16地図で見る
- 電話：042-325-2211
- Web：http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/...
8. 国分寺
- 写真：Noz国分寺
医王山最勝院国分寺は、真言宗豊山派の寺院です。武蔵国分寺は分倍河原の戦いで焼失するも、その後に薬師寺の再建や寺社の保護などによって再建し、1733年に本堂が再建されました。現在の本堂は、昭和62年（1987年）に改築されたものです。
また、国分寺の境内には万葉植物園があります。前の住職が万葉集に歌われた約160種類の植物を例歌とともに展示したもので、現在は市重要天然記念物に指定されています。
- 写真：Noz国分寺の本堂を横からパシャリ。
- 国分寺
- 立川・八王子・日野 / 寺
- 住所：東京都国分寺市西元町1－13－16地図で見る
- 電話：042-325-2211
- Web：http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/...
9. 武蔵国分僧寺跡（僧寺伽藍中枢部）
- 写真：Noz武蔵国分僧寺跡（僧寺伽藍中枢部）
天平13年（741年）、鎮護国家を願った聖武天皇が諸国に国分寺の建立を命じます。現在の東京・府中市に国府を置いた武蔵国では、国府へと通じる東山道武蔵路沿いに広がる平野と豊かな湧水群がある国分寺崖線の麓一帯に、国分寺を建立しました。
中枢部にあたるこの跡には本尊仏を安置する金堂が建ち、東西には僧侶の生活スペースだった僧坊、経典の教義を行う講堂、鐘をついた鐘楼、経典を保管する経堂などが周囲に立っていました。東西約1.56km、南北約1.32kmという規模の壮大な寺だったことが明らかになっています。
- 写真：Noz武蔵国分僧寺跡（僧寺伽藍中枢部）
- 写真：Noz武蔵国分僧寺跡（僧寺伽藍中枢部）。現在でも多くの礎石が残されています。
- 武蔵国分僧寺跡
- 立川・八王子・日野 / 遺跡・史跡
- 住所：東京都国分寺市西元町1丁目から4丁目付近地図で見る
- 電話：042-300-0073
- Web：http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/...
10. 文化財資料展示室
- 写真：Noz文化財資料展示室の外観。気にして歩いていないと見過ごしてしまうかも！
武蔵国分寺の修繕をする施設と考えられている跡地で発掘された瓦や土器、鉄製品などの資料を展示しています。規模は小さいながら、常駐するボランティアさんの興味深いお話や、国分寺尼寺跡の発掘・整備の工程を紹介する映像の放映などが見られる、大変内容の濃い歴史散策スポットです。
- 文化財資料展示室
- 立川・八王子・日野 / 博物館
- 住所：東京都国分寺市西元町3-10-7地図で見る
- Web：https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen...
11. 市立歴史公園 武蔵国分尼寺跡
- 写真：Noz武蔵国分尼寺跡。
官道「東山道武蔵路」の西側に建立され、現在では金堂や講堂、中門、尼坊などがあったことが確認されています。講堂の土台にあたる基壇が再現され、今後は中門などの復元・整備が進められる予定です。
- 写真：Noz武蔵国分尼寺跡。
- 市立歴史公園 武蔵国分尼寺跡
- 立川・八王子・日野 / 遺跡・史跡
- 住所：東京都国分寺市西元町4－1ほか地図で見る
- 電話：042-300-0073
- Web：http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/...
12. 伝鎌倉街道
- 写真：Noz伝鎌倉街道
武蔵国分尼寺跡からJR中央線・西国分寺駅方面にあります。鎌倉道の「上道」と呼ばれたこの道は、現在の群馬県や長野県方面と鎌倉を結ぶ主要道路の一つでした。武蔵国分尼寺の北側にある国分寺崖線を切り通してつくられた約120mの道が、鎌倉上道の名残として市重要史跡に指定され、保存されています。
伝鎌倉街道は、遠目に眺めることの多い国分寺崖線の幅や高さを身近に体感できる貴重な場所でもあります。近辺には中世の寺院と塚が発掘されていて、古代の東京の雰囲気を感じさせる歴史散策のハイライトともいえるスポットです。
- 伝鎌倉街道
- 立川・八王子・日野 / 遺跡・史跡
- 住所：東京都国分寺市西元町4丁目（武蔵国分尼寺跡北）地図で見る
- 電話：042-300-0073
- Web：http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/...
おまけ：10万年以上かけて多摩川が形成した！？「国分寺崖線」とは
国分寺崖線とは河川の流れによって形成された階段状の地形のことで、昔に多摩川が10万年以上かけて形成したといわれています。崖線は「ハケ」とも呼ばれ、標高差が約15mほどで遠目に見ると崖のように見えるこの段差を国分寺崖線と呼びます。調布や田園調布でも確認することができ、また、世田谷区にある等々力渓谷は、国分寺崖線の一部です。
- 写真：Noz国分寺駅近くにある「English garden cafe」は崖線の上にあるカフェで、富士山も望める見晴らしの良い立地にあります。
こうした段丘崖の下には湧水が出ていることが多くみられるそうです。そのため、国分寺市内には湧水群やその清流があちらこちらに見られ、それらは付近の自然環境と共に大切に保存・管理されています。
- 写真：Noz民家の間を流れる湧水の清流
- 写真：Noz
- イングリッシュガーデン ローズカフェ
- 立川・八王子・日野 / カフェ・喫茶店
- 住所：東京都国分寺市南町2-3-23地図で見る
- 電話：042-304-2887
- Web：http://rose.cafe.coocan.jp/sirase.htm
