写真：トラベルライターせっかくハノイまで来たから郊外にも行きたい、でも1泊しか確保できないというあなた。そんなあなたに、ハノイからバスで6時間ほどのところにある少数民族の村、サパに行くツアーをご紹介します。サパに行くツアーは2泊以上のものが大半なのですが、筆者が参加したツアーはなんと1泊2日！しかも内容も充実していてサパを十分に満喫できました！ガイドブックを読んで、ハノイの郊外まで行くならサパがいいな！ハロン湾は行ったことがあるから次はサパがいい！と思った方…でも日程的に2泊は厳しいと諦める前に、必見です。
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サパってどんなところ？
写真：トラベルライター少数民族の子どもたち。
ツアーをご紹介する前に、そもそもサパがどのような街なのかを簡単にお伝えします。
サパは、ベトナムの少数民族が暮らす山岳地帯の街です。ハノイから高速バスで約6時間の場所に位置します。高速バス以外に観光客が利用しやすい交通手段として寝台列車（ビクトリア・エクスプレス）があり、この寝台列車を利用したツアーも多く出ています。
- 写真：トラベルライター
いよいよツアーへ出発！ 旅程に沿ってご紹介
筆者が利用したのは、「EZ VIET Travel」のツアーです。
ハノイからサパまでは移動時間が長いため1泊2日だと時間が足りない…とサパに行くのを諦めかけた頃、たまたまツアー紹介ページを発見しました。筆者が行った時は、1泊2日で135ドル（約15,000円）、現地通貨で支払う場合は310万ベトナムドンとなっていました。
往復の高速バス代・高速バスで配られるミネラルウォーター（往路と復路で1本ずつ）・英語ガイド・ホテル代・食事（計4食）・ロープウェイ往復料金・ロープウェイ乗り場までの移動（車）代が含まれてこのお値段！なかなか充実していると思います！
それでは、ツアーの旅程に沿って、1泊2日のツアー内容をご紹介していきます。
1日目：ホテルを出発
朝6時過ぎ～7時前、ツアー会社のガイドがホテルまでバスで迎えにきてくれます。そのバスで高速バス乗り場に向かいます。
ツアーを申し込んだときに送られてくるバウチャーに、ピックアップ時刻が記載されているのですが、注意事項に「ピックアップ時刻を20分以上過ぎてもガイドが到着しないときはEZ VIET Travelに電話をください。日本語で対応します」と書いてあります。
筆者が行ったときには20分以上待ってもガイドが来なかったので電話したのですが、確かに日本語で「いまお客様のホテルに向かっているので少々お待ちください」と対応してもらい、すごく安心できました！
- 写真：トラベルライター高速バスの中。2段ベッドになっているのが分かりますでしょうか…。ベッド上段から撮影。
高速バスに乗ってしまえば、あとは寝るだけ。この高速バスが、日本では見たことがない2段ベッドタイプの車両です。
ハノイから3時間程度走ったところにある休憩所で、トイレ休憩の時間も確保されているので安心して乗車してください。
1日目：サパ到着！
サパ到着後、ツアー会社が入っているホテルに移動して昼食をいただきます。その後、宿泊するホテルへ移動・いよいよガイドと少数民族の村をトレッキングします。
- 写真：トラベルライターホテルの部屋。とても可愛く清潔でした。
- 写真：トラベルライターホテルの部屋のバルコニーからは絶景が広がります。
2～3時間かけて山道を歩きながら、サパの少数民族の村を訪れます。少数民族の子どもたちが水辺で遊んでいたり、女性が子どもをあやしていたりと、少数民族の人々が本当に生活している場に入って行くことができます。
民族衣装と同じ織物でつくった小物（帽子やポーチなど）を売っている土産物屋も。中には手に取ってじっくり見てみたいものもあったのですが、手にしたが最後、売り子からの買えという無言のプレッシャーに襲われるのが怖くて、筆者は結局遠巻きに眺めることしかできませんでした…。
日差しが強い中をずっと歩き続けることになるので、飲み物を持っていくことを強くおススメします。
- 写真：トラベルライタートレッキング中。ガイドが英語で説明しながら先導してくれます。
- 写真：トラベルライター棚田が広がるのどかな景色を見ながらトレッキング。
- 写真：トラベルライタートレッキング途中で訪れた、少数民族が暮らすカットカット村。
トレッキング後、ホテルに戻って夕食です。
2日目：メインイベントの登山〜ハノイに戻るまで
2日目のメインイベントは登山。ベトナム最高峰のファンシーパン山にロープウェイで登ります。
山の上は肌寒く、風・日差しが強いので、羽織るものをもっていくことをおススメします。ロープウェイを降りてからも急な階段を上って頂上まで向かうので、運動靴は必須です。
標高が高い場所で階段をのぼるので、息が切れます…。ご自身の体調と相談しながら、自分のペースで登りましょう！
- 写真：トラベルライター山頂まで、長く急な階段が続きます。
- 写真：トラベルライターファンシーパン山頂上
登山が終了したら、到着日に昼食をとったのと同じ場所でまた昼食です。その後、15:00頃に高速バスに乗ってハノイに戻ります。ハノイに到着するのは21:00頃です。
ホテルの近くで降ろしてくれたのですが、暗かったこともあって筆者はホテルまでの道が分からず…。が、ガイドさんが丁寧に教えてくれたので無事にホテルに帰ることができました。
おわりに
今回は筆者が参加した「EZ VIET Travel」のツアーを紹介しました。効率的で観光のツボを押さえたツアーを上手に活用して、滞在日数に限りがある旅行といえども思う存分満喫したいですね！
もちろん2泊以上時間がとれるという方は、もっとツアーの選択肢が広がると思います。交通手段やアクティビティを比較してみて、自分に最適なツアーを選んでくださいね。
