【山梨】絶景登山にでかけよう！日本百名山の「大菩薩嶺」

この記事の目次表示

• 大菩薩嶺の基本情報
• 大菩薩嶺の魅力
•    登山道からの絶景
•    様々な自然景観に出会える
•    設備が充実している
• 大菩薩嶺の登山コース
•    登山口の日川峠と「ロッヂ長兵衛」
•    ちょっと休憩「福ちゃん荘」
•    最後のひと踏ん張り
•    景色抜群の「雷岩」
•    眺望のない頂上
•    下山は「大菩薩峠」経由がおすすめ
•    賽の河原
•    大菩薩峠の「介山荘」
• 大菩薩嶺のアクセス
• 近くの日帰り温泉
•    やまと天目山温泉
•    ぶどうの丘「天空の湯」
• おわりに

大菩薩嶺の基本情報

山梨県の山「大菩薩嶺（だいぼさつれい）」は秩父多摩甲斐国立公園の中にあり、日本百名山の一つでアクセスもしやすいことから登山客にとても人気があります。標高は2,057mありますが、登山口の標高は1,600mで標高差が小さく、比較的なだらかな山容のため登山初心者にもおすすめの山です。

• 写真：トラベルライターこれから歩く尾根道を見下ろす

初心者向きの山ではありますが、装備はしっかりとした登山用のものを用意しましょう。トレッキングシューズ、レインウェアは必須です。

大菩薩嶺の魅力

登山道からの絶景

登山コースからの富士山や八ヶ岳、大菩薩湖などを眼下に望むことができる眺望の良さが最大の魅力です。

• 雷岩からの景色

様々な自然景観に出会える

登り始めは樹林帯なので森の中を歩きますが、標高が上がるにつれ樹木が少なくなり開けた尾根道になるので、様々な自然景観に出会えます。

• 写真：トラベルライター樹林帯
• 写真：トラベルライター尾根道

設備が充実している

今回ご紹介するコース中には、山小屋とトイレが3か所あります。登山というとトイレの心配をする方が多いですが、大菩薩嶺ではそういった心配も少なく、安心して登山を楽しむことができます。

• 写真：トラベルライター介山荘まであと少し

大菩薩嶺の登山コース

今回ご紹介するコースは登山初心者や家族連れにもおすすめの、所要時間は登り約1時間45分、下り約1時間50分のコースです。

• 写真：トラベルライター「福ちゃん荘」近くの案内図

登山口の日川峠と「ロッヂ長兵衛」

登山口の日川峠にはトイレと山小屋の「ロッヂ長兵衛」があります。宿泊もできるので、前日に泊まって朝早く登山を開始することもできますね。宿泊は要予約です。

• 写真：トラベルライター登山口にある「ロッヂ長兵衛」

ちょっと休憩「福ちゃん荘」

登山口から30分ほど登ると山小屋「福ちゃん荘」に着きます。ここにもトイレがあるので安心です。

• 写真：トラベルライター福ちゃん荘

福ちゃん荘でも、宿泊や食事ができます。7月は旬の桃（150円）が売られていました。平日は不定休なのでご注意。また、宿泊は要予約です。

• 写真：トラベルライター旬の桃が売られていました

ここからルートが二つに分かれます。どちらから登ってもぐるっと一周して「福ちゃん荘」に戻ってくるので、お昼ご飯をどこで食べたいかなど希望に合わせてコースを選ぶことができますよ。今回は雷岩方面へ登りました。

最後のひと踏ん張り

福ちゃん荘から1時間ほど登ると、最後の急登が現れます。後ろを振り返れば富士山が見えるかも！？

• 写真：トラベルライター雷岩まであと少し

景色抜群の「雷岩」

急登を登り切れば頂上手前の「雷岩」に到着です！ここまでくれば頂上まではあと少し！頂上のような貫禄の「雷岩」は周囲が開けて展望がよく、絶好の休憩ポイントです。

• 写真：トラベルライター雷岩周辺からの富士山と大菩薩湖

眺望のない頂上

雷岩から10分ほどで大菩薩嶺の頂上です！おもしろいことに頂上は周囲を木々に囲まれ景色は見ることができません。記念撮影をしたら雷岩まで戻りましょう。

• 写真：トラベルライター山頂は展望なし

下山は「大菩薩峠」経由がおすすめ

下山は眺望のよい尾根道を大菩薩峠に向かって降りていきましょう。右手に富士山、八ヶ岳、大菩薩湖を眺めながら歩くことのできる気持ちのいい登山道です。

• 登山道からの景色

途中に標高2,000mの標識があります。

• 写真：トラベルライター2,000mの標識

賽の河原

雷岩から30分ほど下ってくると「賽の河原」という開けた場所に着きます。避難小屋もありますよ。

• 写真：トラベルライター賽の河原と避難小屋

大菩薩峠の「介山荘」

下山途中にも山小屋「介山荘」があり、お土産を買ったり食事をすることができます。トイレもあります。

• 写真：トラベルライター登山道から見下ろした介山荘

ここでも道が二つに分かれます。少しわかりづらいですが、小屋の壁に標識が書かれているので見落とさないでくださいね。ここから「福ちゃん荘」を経由して、登山口の「ロッヂ長兵衛」まで1時間弱です。最後まで気を付けて歩きましょう。

• 写真：トラベルライター山小屋の壁の標識

大菩薩嶺のアクセス

JR中央線の甲斐大和駅から登山口まではバスで向かいます。新宿から甲斐大和駅までは2時間ほどです。朝の中央線は登山客でにぎわいます。

• 写真：トラベルライターJR甲斐大和駅のバス停

バスの本数は限られています。時間に余裕を持って駅に着くように予定を立てましょう。バスがいっぱいになると次のバスを待たなければならないことも。

• 写真：トラベルライター甲斐大和駅のバス時刻表

近くの日帰り温泉

やまと天目山温泉

上日川峠からバスで甲斐大和駅へ戻る途中にあるので、とてもアクセスしやすくおすすめの温泉です。お湯はとろっとした感触で、露天風呂もあります。

• 写真：トラベルライターやまと天目山温泉
• 写真：トラベルライターやまと天目山温泉の中

利用料は、市外の人は800円、3時間以内の利用は510円です。お食事処や休憩スペースも充実しています。バスの時間に合わせてゆっくり休憩できますよ。

ぶどうの丘「天空の湯」

甲州大和駅の隣駅「勝沼ぶどう郷」駅の高台にある日帰り温泉です。ぶどう郷というだけあって、お食事処ではワインを扱っています。

• 写真：トラベルライター天空の湯

露天風呂からは眼下に広がる甲府盆地を眺めることができ、天空の湯という名前にふさわしい温泉です。

• 写真：トラベルライター甲府盆地を見渡せます

おわりに

アクセス良好な日本百名山の一つ「大菩薩嶺」。今回ご紹介したコース以外にもバリエーションがあります。ぜひ安全登山で、絶景に会いに出かけてみてください。