【アメリカ】外国人も結婚式を挙げたがる！フェニックスの本格的な日本庭園「鷺鳳園」

鷺鳳園（ろほうえん／Ro Ho En）

• 写真：藍ai

鷺鳳園、別名、フェニックス日本親善庭園（The Japanese Friendship Garden of Phoenix）。ここは、1976年に兵庫県姫路市がフェニックス市と姉妹都市提携を結んだ後に、共同で建設された日本庭園です。場所はフェニックス市にあります。

おすすめポイント

本格的な日本庭園

広い池に、滝や石でできた小さな太鼓橋があります。

• 写真：藍ai丸い石が整然と敷き詰められています。

イベントが定期的に開催

週末にイベントが開催されているようです。筆者が訪れた時は、4人の黒ずくめの変わった音楽の演奏があったり、広場で創作ダンスの披露があったりしました。和を感じるイベントもあるようですが、この時は全く和を感じるものではなかったので、新鮮で興味深いですね。

第1金曜日は入場料が無料！

第1金曜は、入場料が無料という嬉しいサービスをやっています。筆者が訪れた日は、偶然にも5月の第1金曜日の夕方4時以降だったので無料開放されていました。

結婚式も可能

• 写真：藍ai
• 写真：藍aiこの日は2組の結婚式があったようです。

こちらの日本庭園では結婚式を挙げる事ができます。公式HPにも書かれておりますが、夕方4時以降に限っているようです。結婚式以外でも個人的なイベントが営利目的でなければ、夕方4時以降に限り、スペースをレンタルすることができます。興味のある方は直接問い合わせてみましょう。

沢山の鯉＆カモ

• 写真：藍ai

色鮮やかなオレンジ色の鯉たちが、人間を食べちゃうんじゃないかと思うくらいの勢いで口をパクパクさせて近づいてきます。餌をもらえると思っているのかわかりませんが、この鯉の行動は日本と同様のようです。日本庭園には鯉は合います。

• 写真：藍ai親と子供5羽のカモが、園内に流れる川で暮らしているようです

また、この庭園にはカモもおり、さらには赤ちゃんカモの姿も。とても可愛らしいです。

トイレも和風でオシャレ

• 写真：藍ai女子トイレの中も清潔でオシャレ。ぼんやり明かりに照らされた障子が素敵です。

窓部分がまあるい形になっており、障子で明かりの透かし具合が良い感じです。また、手を洗う蛇口部分は、こけら落としをモチーフにしているようなデザインで和を感じさせます。まさかのトイレも細かい部分まで手が込んでおり感動しますよ。

鷺鳳園が立派で本格的な日本庭園である秘密

姫路市から技術指導員派遣

• 写真：藍ai池に浮かぶ、まあるい石の上を渡る…まさに日本庭園を感じます。

もともと建設の際には、姫路市や姫路造園建設業協会から技術指導員が派遣され、全面的な協力があったそうです。実に納得です。訪れてみると、本当に「日本か！」と思うほどの、本格的な日本庭園なのです。時々海外に突っ込みたくなるような「エセ日本庭園」があったりしますが、ここは断じて違います。

鷺鳳園と好古園の姉妹庭園協定

2017年4月に姫路市にある好古園と姉妹庭園協定を結んでいます。それまでも相互に交流はあり、つながりを深めていたそうです。だからこそ、日本庭園が建設された後も、庭園のすばらしさを維持し続けていられるのだと思います。

鷺鳳園の技術スタッフが研修の為、来日

• 写真：藍ai

2018年1月23日～26日の期間、鷺鳳園のスタッフ5名の方々が、姫路市の好古園に技術を学ぶために来日されました。樹木の剪定や竹垣の作り方、錦鯉の飼育管理など、庭園管理の技術を学ばれたそうです。

基本情報（営業日、入場料）

夏はとんでもなく暑いからだれも来ないだろう、ということが理由かはわかりませんが、8月～9月は閉園となっています。最新情報は公式HPをチェックしてください。