オーストラリア
オーストラリア観光
日本の約22倍の広大な土地に広がる大自然

【オーストラリア・ブリスベン】 オーストラリア名物のパイを食べるならWorthy Pie Co.へ

取材・写真・文:

東京在住

2023年8月14日更新

82view

お気に入り

写真:Emily

オーストラリア名物の1つといえばミートパイ。今回は、ブリスベンのウエストエンドという地区にあるパイ専門店Worthy Pie Co.をご紹介します。

この記事の目次表示

Worthy Pie Co.とは

  • 写真:Emily

Worthy Pie Co.は2,022年にエイミーさんとジョッシュさんによって、ウエストエンドという地区にできたパイ専門店です。ジョッシュさんのアメリカに住んでいましたが、そこではオージーパイを手に入れるのは難しかったそうです。そこで、エイミーさんは独学でおかし作りを学び、2,016年にジョッシュさんのバーでオージーパイを提供し始めました。その後、フードトラックやイベントなどでその美味しさからとても人気店になりました。コロナ禍でロックダウンの時期がありましたが、それが終了した時に、オーストラリアへ帰国を決意。ブリスベンに移り住んだ後は、ウエストエンドにあった古いベーカリーを買い取って、パイ専門店をオープンしました。

早速オーダー

厳選された素材から作られたパイ生地と、何度も試作を重ねて丁寧に作られたフィリングが組み合わさっています。今回、筆者は店員さんのお勧めだというBrekky Pie(ブレッキーパイ(11.5AUD=約1,083円))をオーダーしてみました。オーダー後、保温庫から取り出され、わざわざ店員さんは温度計で中身が適切な温度かを確認してくれます。

  • 写真:Emily

このBrekky Pieのフィリングは、上質な放牧牛肉、ソテーした玉ねぎとガーリック、濃厚なブラウングレイビーソース。パイの上には卵が乗せられており、スモーキーなベーコン、そしてたっぷりの美味しいチーズも乗せられているとてもボリューミーなものです。

  • 写真:Emily

持ってみた瞬間の感想は、「重い!」。ずっしりと手に重さを感じます。

食べてみた瞬間、まずはパイが口の中に。サクサクで、まったく油っこさがなく、軽い生地です。底生地はギュっと密度がありますが、それでも脂っこさを感じず、サクサク。そして、半分に割ってみると…

  • 写真:Emily

牛肉がゴロっと何個も入っています。食べてみると柔らかい!そしてソテーされたオニオンとグレービーソースがとても濃厚です。そして、ベーコンとチーズのちょっとしたしょっぱさもアクセント。食感的には上に乗せられた卵もとてもアクセントになっていました。「脂っこくてお腹がいっぱい」ではなく、「美味しく食べられて、ボリューミーでお腹がいっぱい」になる一品でした。

他にも種類はたくさん!

  • 写真:Emily

常時約10種類のパイがあります。カウンターには実際のパイがそれぞれ置かれており、大きさが一目でわかるようになっています。また、店員さんに「どれがいいだろう」と相談すると、丁寧にお勧めも教えてくれました。

Brekky Pieの他の人気パイ2種

1)High-Steaks (11.5AUD=約1,083円)

  • 写真:Emily

上質なオージー放牧牛肉の塊、ソテーした玉ねぎとニンニク、濃厚で香ばしいグレービーソースが中身のパイ。

2)The Joe Burls (11.5AUD=約1,083円)

  • 写真:Emily

上質な放牧牛肉の塊、ソテーした玉ねぎとニンニク、スモーキーなベーコン、とろけたモッツァレラチーズ、濃厚で香ばしいグレービーソースが中身のパイ。

全てのパイはホームページに出ており、アレルギー情報もきちんと示してくれているところが嬉しいところです。パイの中身はビーフだけではなく、チキンやベジタブルもあるとのこと。

  • 写真:Emilyお店にあるトマトソースやBBQソースをかけて食べるのも美味しいのだとか。

お店は朝早くから空いていますが、閉店が2時半で、1時すぎには売り切れが出て来てしまうとのこと。朝早めに行って、コーヒーとともに朝食で食べる、もしくはお昼前に行って店先にあるテーブル(2卓ありました)や20分くらい歩いた先にあるサウスバンクで食べるのもお勧めです。

  • 写真:Emilyコーヒーはメルボルンやシドニーでもカフェ展開しているインダストリアルビーンズという焙煎所のものを使用しているそうです

最後に

  • 写真:Emily

オーストラリア名物のビーフパイの専門店、Worthy Pie Co.を紹介しました。このお店があるウエストエンド地区は、オシャレなカフェやお店がたくさんある地区として最近話題になっています。お散歩がてらパイも楽しんでみてください。

※記事中の内容、日本円への換算レートは2,023年8月現在のものです。(1AUD=94.2円)

オーストラリアの旅行予約はこちら


オーストラリアのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

オーストラリアのホテルを探す

オーストラリアの航空券を探す

オーストラリアの現地アクティビティを探す

オーストラリアのWi-Fiレンタルを探す

オーストラリアのレンタカーを探す

あなたにオススメの記事

最近人気の記事


在住者厳選!スーパーで買うオーストラリア土産15選

オーストラリアNo.1を誇る最大手のスーパーのWoolworth(ウールワース)。今回はアクセス抜群のシドニー・シティの中心にあるタウン・ホール店で購入できる、...


冬に行きたい暖かい国13選!12月・1月・2月の海外旅行におすすめ

寒〜い冬の日本を脱出して暖かい国へ!日本の真冬に当たる12月・1月・2月にベストシーズンを迎える、冬の海外旅行におすすめの暖かい国をご紹介します。

【2024】世界の人気美術館TOP26!旅行好きが行っている美術館ランキング

パリ・ルーブル美術館、ニューヨーク・メトロポリタン美術館など各国を代表する美術館の数々を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在...

在住者オススメ!女子ウケもするオーストラリアのカワイイお土産8選

オーストラリアのお土産と言えば、ティムタムやひっつきコアラが有名。またお土産屋さんには、コアラやカンガルーやアボリジニーアートをモチーフにしたキーホルダーやTシ...

【オーストラリア】ジブリだらけ!モデルスポットをめぐる最強の聖地巡礼リスト

オーストラリアはジブリファンにとって生唾モノのモデルスポットがいくつも点在しています!ジブリファンでなくても行きたくなってしまう、フォトジェニックなジブリの世界...

この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

【台湾・台北】人気スーパーで買うお土産にぴったりな台湾の味

みなさんは台湾に行ったらお土産に何を買いますか? 今回は、帰国してもいつでも台湾の味を楽しみたい!という方々のために、「食材系お土産」をご紹介します。観光客にと...


【フランス・トゥールーズ】「バラ色の街」の観光必須スポット11選

フランスというと多くの人はその首都「パリ」を思い浮かべますが、ワインで有名なボルドーやバカンスの地として人気があるニース、食の街リヨンなど、個性豊かな都市がいく...


【ミャンマー】絶景!!落ちそうで落ちない不思議なゴールデンロック

東南アジア最後のフロンティアとして昨今注目を集めているミャンマー。国民の90%以上が仏教徒と言われています。パゴダという仏塔を配した寺院に行くと人々が熱心に信仰...

【オーストリア・ウィーン】宮殿の味!ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」

オーストリア料理の名物と言えば、薄くて大きい「ウィーン風カツレツ」でしょうか。しかし、「ターフェルシュピッツ」という料理も名物中の名物!日本ではなじみのない名前...

【山形・鶴岡】 山形のお土産がたくさん!日本一癒されるトイレも名物!?「HOUSE 清川屋」

旅のお土産に、その土地の特産品は必須ですよね。今回は山形の特産品を使った商品をたくさん取りそろえたお土産やさん「HOUSE 清川屋」をご紹介します。実はこの「H...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります