東京湾と太平洋に囲まれた「房総半島」。海に面した房総半島には、海の幸はもちろん、数多くの観光名所が点在しています。本記事では房総半島で訪れたい、人気観光スポットを紹介いたします。
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【1】東京湾アクアライン「海ほたる」
厳密には房総半島上にあるスポットではありませんが、房総半島を東京・神奈川方面から訪れるならぜひおすすめしたいのが、東京湾アクアラインにあるパーキングエリア「海ほたる」。東京湾アクアラインは、神奈川県の川崎と、千葉県の木更津を東京湾を横断して結ぶ約15キロのハイウェイで、川崎側は東京湾の海底を通る「東京湾アクアトンネル」を、木更津側は東京湾の上に架かる「アクアブリッジ」を走ります。
「東京湾アクアトンネル」から地上に出て、「アクアブリッジ」へと繋がる人工島にあるのが「海ほたるパーキングエリア」で、多くのドライブ客が立ち寄る人気のスポットです。
東京の街や、富士山、羽田空港を離発着する飛行機の姿などの景色を見る事ができる他、施設内には様々なフォトスポットも設けられています。食事や買い物なども楽しめるスポットです。
- 海ほたる
- 木更津市 / 道の駅・サービスエリア / 夜景 / ツーリング / 海鮮丼 / 展望台
- 住所:木更津市中島地先地図で見る
- 電話:0438-41-7401
- Web:https://www.umihotaru.com/
【2】東京湾観音
大坪山の山頂に建つ高さ56mの観音様です。昭和32年に平和祈念と戦没者の慰霊を目的に建立されました。胎内には314段の階段があり、東京湾の風景を一望することができます。
- 拝観料:500円
- 東京湾観音
- 富津市 / 展望・景観
- 住所:千葉県富津市小久保1588地図で見る
- 電話:0439-65-1222
- Web:http://www.t-kannon.jp/
【3】鋸山(のこぎりやま)
むき出しの岩肌が鋸をイメージさせる、千葉県を代表する景勝地の一つ。
麓の山麓駅と山頂駅が「鋸山ロープウェイ(往復運賃:950円)」で結ばれており、山頂付近に点在する景勝地へのアクセスも便利です。全長680mのロープウェイは15分間隔で運行されており、乗車時間4分程で山頂駅に降り立つことができます。
山頂付近は約1300年前に開かれたとされる「日本寺(拝観料:600円)」があります。境内では岩肌を掘って建立された1,553体の石仏がある「東海千五百羅漢道」や、日本一大きい磨崖の「大仏」を参拝できます。
山頂にある「瑠璃光展望台」では、垂直に切り立った断崖に突き出た岩の上から下をのぞきこむ「地獄のぞき」が人気です。
- 鋸山
- 鋸南町(安房郡) / 自然・景勝地 / 観光名所 / ハイキング / ツーリング
- 住所:千葉県安房郡鋸南町元名地図で見る
- Web:http://www.mt-nokogiri.co.jp/pc/p010000.php
【4】館山城跡(城山公園)
1580年に里見義頼によって築城され、1614年の館山藩取り潰しの際に廃城となり破却されたお城で、周辺は城山公園として整備されています。現在の天守は昭和57年に丸岡城を模して復元された模擬天守であり、築城当時の概要や外観は不明のままです。天守からは館山の町並みと、館山湾の風景を望む事ができます。
- 城山公園
- 館山市 / 公園 / 展望・景観 / つつじの名所
- 住所:千葉県館山市館山362地図で見る
- 電話:0470-22-3610
- Web:http://www.city.tateyama.chiba.jp/tosikeikaku/page...
【5】洲埼灯台
房総半島の最西端に建つ高さ14.7mの灯台。現在も東京湾を航行する船の道標として活躍する、現役の灯台です。灯台内部の見学はできませんが、小高い丘の上に建っているため、天気がよければ伊豆大島や三浦半島を望む事ができます。
【6】野島崎
房総半島の最南端が「野島崎」です。周辺はお土産店や飲食店が多くあり、散策なども楽しめます。岬の先端には、日本の灯台50選にも選ばれている高さ29mの「野島崎灯台」が建っています。灯台の内部は200円で見学でき、太平洋の雄大な景色が楽しめます。
- 野島崎
- 南房総市 / 自然・景勝地 / 穴場デートスポット / ツーリング / 岬
- 住所:千葉県南房総市地図で見る
- Web:https://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/8578
【7】鴨川シーワールド
日本で始めてシャチの飼育を手掛けた事でも知られる「鴨川シーワールド」。雄大な太平洋に面した水族館です。人気のシャチはもちろん、イルカやベルーガ、アシカのパフォーマンスも楽しめます。大人にもお子様にも人気の房総半島を代表する観光施設です。
- 入園料:大人3,000円
- 鴨川シーワールド
- 鴨川市 / 水族館 / 雨の日観光 / 観光名所 / 遊び場
- 住所:千葉県鴨川市東町1464-18地図で見る
- 電話:04-7093-4803
- Web:http://www.kamogawa-seaworld.jp/
【8】養老渓谷
海に面した景勝地に目が行きがちな房総半島ですが、少し内陸に入るとマイナスイオンたっぷりの景勝地も。養老川の上流にある養老渓谷は、いくつものハイキングコースが整備されており、都心から気軽に訪れられるハイキングスポットとして人気です。中でも見どころの多い約4kmの「滝めぐりコース」は人気が高くおすすめ。
- 養老渓谷
- 大多喜町(夷隅郡) / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / ハイキング / ツーリング
- 住所:千葉県夷隅郡大多喜町地図で見る
- Web:http://www.youroukeikoku.com/
【9】九十九里浜
全長約66kmにも及ぶ太平洋に面した海岸線です。広大な九十九里の海岸では、太平洋の大きさを肌で体感できるでしょう。海岸線沿いにはいくつもの展望台があり、高台に登って太平洋を見渡すと、その大きさを感じる事ができます。
【10】犬吠埼
房総半島を反時計回りでドライブする際に、終着地となるエリアです。周辺には約230種の海の生き物を飼育展示している「犬吠埼マリンパーク」や、「地球の丸く見える丘展望台」、関東で一番早くに日の出が見えると言われている場所に建つ、高さ32mの「犬吠埼灯台」など、見どころが多数点在します。
【おまけ】海の幸
東京湾と太平洋に囲まれた房総半島は海の幸の宝庫です。新鮮なお刺身や伊勢海老、サザエなど地元特産の磯料理をいたる所で食べる事ができます。また漁協直売の市場や干物を取り扱うお店など、お土産としても海の幸を楽しめます。
最後に
広大な房総半島は、本記事で紹介しきれなかった見どころ・おすすめスポットがまだまだ点在しています。都心からのドライブ旅にも最適な房総半島、お気に入りのスポットを探しに出かけてみてはいかがでしょうか!