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【5】移民都市ならではの雰囲気を味わう!中東料理/Soufi‘s
移民で人口を増やしてきた歴史を持つカナダ、特にトロントでは、世界各国からの移民やその2世が、それぞれの文化を尊重し合いながら暮らしています。そのためレストランやカフェも、各国の本格的なものが充実しています。ギリシャやポルトガルなど、日本ではあまりメジャーではない地域のものも定番のひとつで、トロントではぜひ試してほしいジャンルです。
カフェタイムのおすすめは、Soufi’sというシリアの家庭料理のお店。食事をするなら、ピザのような食べ物Manaeeshがありますが、おすすめはKanafeh(カナフェ)。極細麺のような小麦粉の生地に、チーズやナッツなどを重ねてオーブンで焼いた中東地方のおやつです。
このお店のKanafehはチーズ入りでオレンジ風味のものと、バナナとココナッツ入りのものがあります。こぢんまりした見た目もとってもかわいい!トップにはピスタチオがかかっています。
注文してからオーブンでつくってくれるのでアツアツ、日本ではあまり出会ったことのない不思議な甘さです。コーヒーだけでなく紅茶の種類が豊富というのも、合わせておすすめしたいポイント。Kanafehが甘いので、できれば濃いめのものを。
各文化の本格的な味が共存するトロントなら、エスニックカフェは必見です。
- Soufi’s
- カナダ / カフェ・喫茶店
- 住所:676 Queen St W, Toronto地図で見る
- Web:https://www.soufis.ca/
【6】100%オーガニックにこだわる/Sunshine Wholesome Market
カナダは、アメリカンなジャンクフードが日本より豊富な一方、健康志向もとても高い国。オーガニック先進国でもあり、無農薬、グルテンフリー、ベジタリアンなどにこだわる人が多くいます。
このお店は扱う全てのものをオーガニックで揃え、かつグルテンフリーのおやつ、ノンデイリーミルクのシェイク、ビーガン向けのランチなど、健康志向の人にとっては夢のようなラインナップです(※各用語の詳細は下記参照)。それでいて味も見た目も◎なので、ヘルシーカフェとしてもオシャレなカフェとしても申し分ないお店です。
コーヒーなどカフェドリンクもありますが、おすすめはスムージー。野菜系から甘い系まで幅広くあり、特に甘い系は、全て植物性とは思えないほどお腹も心も満たされます。オーガニックビーフのサンドイッチやビーガンのブリトーなどフードも豊富で、どれもボリューム満点!
本場のヘルシーフードを、オシャレにおいしくエンジョイしましょう!
◆グルテンフリー:小麦が持つグルテンを避け、キヌアなど他の穀物で生地を作るもの。
◆ノンデイリーミルク:動物由来ではなく、ココナッツや大豆など植物由来のミルク。
◆ビーガン:一番厳しいベジタリアンで、肉はもちろん卵やマヨネーズもNG。
- Sunshine Wholesome Market
- カナダ / カフェ・喫茶店
- 住所:141 Berkeley St地図で見る
- Web:http://sunshinewholesomemarket.ca/
【7】下北沢風ジャンクテイストで流行を感じる/Dark Horse espresso bar
若者の流行を感じるならSpadinaへ。東京・下北沢のような、ちょっとエッジの効いたオシャレなショップが並びます。このカフェも大きなレコード店の隣にあって若者に人気で、ショッピングついでに立ち寄るのにぴったりです。
中は広くて天井も高く、ぱっと見の印象よりもかなり大きなお店。お客の絶えない一階席を、まるで広場の一角にいるように見下ろせる中二階席も特徴的です。
店内のBGMもやや賑やかめで、このエリアらしい雰囲気を感じられます。トロントの流行の先端でカフェタイムを過ごすのも、地元民気分で楽しいですよ!
- Dark Horse Espresso Bar
- カナダ / カフェ・喫茶店
- 住所:215 Spadina Ave, Toronto地図で見る
- Web:http://www.darkhorseespresso.com/
【まとめ】
どれも雰囲気の良い素敵なカフェですが、少しずつテイストが違い、異なる魅力があります。過ごし方に合わせたベストなお店を見つけるのも、旅の楽しみのひとつだと思うので、ぜひトライしてみてください。
※値段はすべて記事執筆時点のレート(1カナダドル=81.3円)で計算しています