長閑な風景を楽しむことのできる静岡県浜松市都田町。フィンランドのファブリックブランド「マリメッコ」とコラボレーションをしたスローライフトレインや、北欧の世界を感じることのできる「MIYAKODA駅カフェ」など、町をあげて北欧に関連する様々な取り組みを行っています。その中で今回紹介するのは、都田地区のお洒落な宿泊施設「白のMINKA」。これを読めば、今すぐにでも足を運びたくなること間違いなしです!
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都田の宿泊施設「白のMINKA」の名前の由来とコンセプト
都田にはいくつかの白ギツネ伝説の言伝えがあります。その言伝えの全てには、「日常に心の幸せをもたらす」という意味が込められているのだとか。そして、自然と地域とが共存をしながら集落を形成し、人々の暮らしの場としてかつて存在していた日本の「民家」。
そんな都田の伝説と日本の民家の成り立ちを融合させ、「心を満たす幸せへのライフスタイルを発見する場」という意味を込めて「白のMINKA」と名づけられたのです。
また、日本の文化と北欧のデザインが融合し、非日常でありながらもスローかつクリエイティブな感覚を誘う…そんな大人のための空間をコンセプトに誕生したのが「白のMINKA」です。
まずはリビングでチェックインをしよう!
まずはどのホテルでも当たり前のチェックインから行いましょう。チェックインは15時からとなっています。
チェックイン時にウェルカムドリンクが提供されます。このウェルカムドリンクがオーガニックハーブティーというこだわりっぷり。ハーブの良い香りに疲れも癒されることでしょう。
そしてリビングは、白を基調としたデザインで、シンプルながらとてもお洒落です。
チェックインだけで、既に白のMINKAの虜になってしまうのではないでしょうか。リビングにてチェックインが終わったら、鍵が渡されますので、お部屋へ向かってくださいね。
ちなみにチェックアウトは11時までとなっています。ギリギリまでお部屋でのんびり過ごすことができるでしょう。
どこに泊まるか迷っちゃう?全10室を紹介!
白のMINKAのそれぞれのお部屋は「シンプルな美とクリエイティブ」をテーマに構成され、全10室全てに自然の名前が付いています。
どのお部屋もそれぞれ特徴があり、何度泊まりに行っても楽しめるでしょう。まずは、簡単に全10室を紹介したいと思います。
- シングル…KAZE 風、KI 木、KAWA 川
- セミダブル…TANI 谷
- ダブル…SORA 空、KUSA 草、UMI 海
- スペシャルダブル…HANA 花
- トリプル…YAMA 山
- ドミトリー…TEN 天
どこに宿泊しようか迷ってしまいますよね。恋人、家族、友人などそれぞれの旅のスタイルに合わせて、お部屋を選んでみても良いかもしれません。
また、どのお部屋も築120年の古民家に使っていた丸太梁や宮大工の施工による、全て異なるロフト階段などが特徴的です。インテリアには、50年以上愛され続ける北欧名作チェアや地元の若手創作陶芸作家によるアート作品などがさりげなく飾られています。
そして、MINKA棟2階のウッドデッキテラスからは素敵な景色を見ることができます。
日中と夜とではまた違った雰囲気ですので、是非その景色も堪能してみてください。
のんびり過ごす一人旅には「KAZE 風」がおすすめ!
今回は筆者が実際に宿泊した、シングルタイプのお部屋「KAZE 風」を紹介したいと思います。
「KAZE 風」は、ウッドテラスに面した大きなお部屋です。
白と木目を基調とした空間で、ロフトの寝室とは別に北欧家具のデイベットが備わっています。
これだけ見ると洗面台やシャワールームは?と思った人も多いのではないでしょうか。実は全身鏡がドアにもなっており、その奥に洗面台、トイレ、シャワールームがあるのです!
とても綺麗で、一人には十分すぎるくらいの広さです。
また、キッチンスペースには、コーヒーや紅茶、お菓子なども用意されており、自由に飲食して良いのです。またアメニティ類も箱に入ってこのキッチンスペースに置いてあります。あぶらとり紙やコットンなども含まれており、女性には嬉しいものばかりです。
これだけでも十分ですが、更にこんな嬉しい心遣いが!
身も心もほっこりすることでしょう。